「冒険したかった」12歳少年、親と口論して1人バリ島へ 豪州
オーストラリアに住む12歳の少年が、両親と口論した後、親のクレジットカードを使って1人でインドネシアのバリ島へ渡った。少年は3月17日、警察に発見された。豪警察はどのようにして旅行したのか調べるとしている。
家族は地元メディアのナインネットワークに、シドニー在住の少年は、両親がバリ島への休暇旅行を中止したため、自分でインターネットを使って飛行機と宿を予約したと話した。
少年は飛行機で豪州西部のパースを経由して、バリ島に到着した。パスポートと学生証を見せるだけで済んだという。
豪連邦警察は、3月17日にバリ島で見つかった少年が、9日前に家からいなくなり学校にも姿を見せなくなったと報じられていた人物だと認めた。同警察は少年がバリ島に何日間いたのかは明らかにしなかった。
ナインネットワークによると、少年はシドニーの空港ターミナルで自動チェックイン機を利用してパース行きの航空便に搭乗したあと、バリ島に乗り継いだ。パースで航空会社の職員に1度質問されたという。
ナインネットワークは、少年の本名を公表せず、仮名で呼んでいる。
「空港では、学生証とパスポートを要求されただけだった。僕が12歳以上で中学校の生徒だと証明すれば、それでよかった」と少年はナインネットワークのテレビ番組「ア・アカレント・アフェアー」で語った。
「最高だった。冒険したいと思ってたから」
少年はバリ島のホテルで、姉の到着を待っていると従業員に話して部屋にチェックインしたという。
豪警察は、少年がバリにいるとの情報を3月17日に得たと明らかにした。少年は両親と再会するまで保護監督下に置かれた。
少年の母親は番組「ア・カレント・アフェアー」に対し、「息子が海外にいると知った時の気持ちといったら、言葉では言い表せない感情だった」と受けた「衝撃」を語った。
豪警察は同じような出来事が起こらないようにするため、今回の件について状況を調査する方針を示した。
報道官は「この少年の海外渡航を阻止するための勧告が出ていなかった」と説明した。
航空運航の専門家で豪スウィンバーン工科大学のクリスタル・ジャン博士によると、どの航空会社にも、未成年者の単独旅行を認める手続きはあるものの、要件は会社によって異なるという。
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(英語記事 Australian boy flies solo to Bali 'after row over holiday')