「note」をご存じだろうか?
SNSをやっている方なら、聞いたことくらいはある、という方がほとんどなのではないだろうか。わたしはブログ以外ではTwitterをしているが、noteというワードを見ない日はない。
こんなツイート
や、こんなツイート
が頻繁にされている。
一方で、(有料)noteに若干否定的なツイート
も目にする。
ただ、いずれにせよ、note(有料note)のSNSユーザーへの影響力はなかなかに大きい。ブログというお堅さがなく、「つくる、つなげる、とどける」というキャッチフレーズとともに、とっつきやすいイメージのあることもあって、若い世代を中心に人気がある。
わたし自身、情報弱者卒業を目指していることを先日投稿した記事で宣言したが、その宣言通り、早速アカウント登録を済ませ、3,000円の有料noteを購入してみた。
詳しくは以下書いていくが、そのnote記事の感想は、「こんなもん?これで3,000円は、ぼったくりとまではいかないまでも、ずいぶん高くないか?」というものだった。
確かに新しい発見があり、勉強になった内容もあったが、この内容で3,000円と知っていたら買わないレベルの記事であった。少し期待していただけに残念。
この記事では、勢いに任せて有料noteを購入したわたしの体験談と、買おうという方が是非気をつた方がいいことについてまとめたいと思う。
- そもそもnote、有料noteとは
- 有料noteを買ってみて、「こんなのなら買わなくてよかった」と思った
- 有料noteには有益なところもある
- 有料noteを買う前にネットや書籍で調べた方がいい
- まとめ
そもそもnote、有料noteとは
この記事↓
がとても詳しく、かつ、わかりやすくnoteとは何かを説明してくれている。
ざっくり言うと、2014年以降に開始されたサービス(意外に古いな)で、「文章、写真、音楽、動画などを投稿できるプラットフォーム」というもので、ブログとの違いは、「文章以外も投稿、受信できること」と「それぞれのコンテンツ(投降したもの)に値段がつけられることや各クリエイター(記事などの作者)に寄付できる仕組みがある」ことだ。
ブログ、インスタ、YouTubeから顧客を吸収しようということだろうか(そこまでうまくはいっていないようですが)。
また、投稿したコンテンツに値段をつけたり、クリエイターに寄付できるところも魅力的なのだろう(これについてわたしが考えることは、また別の記事に書きたいと思います)
有料noteを買ってみて、「こんなのなら買わなくてよかった」と思った
上で説明した有料noteを買ってみた。
どんなもんかなという好奇心があったのと、「一週間で〇〇万円売れた、なんとこの記事〇万字でわたしの経験をすべて詰め込んだ大作、これを読めば・・・」という触れ込みが魅力的でもあった。
購入はとても簡単で、「値札ボタン」をクリックし、決済方法を決めていくだけだ。書籍を購入するときのような「お金を使っている感覚」もなかった。
早速読んでみて、
書いてあることは、すでに知っていることが多く、また、新しく知ったことですら、有料noteを購入するまでもなく調べられることじゃないか・・・。この内容だとしっていれば買わなかったな。
という感想を抱いた。
3,000円、とは本の購入にしてはなかなかの大金である。中には10,000もの有料設定(限度額10,000円)をしているコンテンツもある。
「こんなのなら買わなくてもよかった」となりたくないものである。
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有料noteには有益なところもある
ただし、有料noteには、ブログや書籍にはない有益なところもある。
それは、有料だけに、優良な・・・クリエイターが読者のためになることに知恵を絞って記事を書いてくれている場合がほとんどだということだ。
ブログの場合は、その書き手によっては書きたいことを書いてあるだけのことも多い(それでいいとも思うけど)。ただ、売りたいという気持ちがある以上は程度の差こそあれ、読者のためになる記事を本気で書いていることがほとんどなのである。それに、プロやそれほどの能力のある方がコンテンツを公開してくれている場合もある。
また、有料noteは、追記などで記事が更新された場合、購入者は追加料金等を払うことなくその更新版を読むことができるし、記事内でクリエイターに質問することもできる。こういった「可能性」や「かゆいところに手の届いたサービス」も魅力の一つだろう。
有料noteを買う前にネットや書籍で調べた方がいい
わたしが買ったものがたまたまそうだったのかもしれないが、有料noteを買う前に、ネットや書籍(図書館ならタダ!)で調べた方がいい。特にネット。
noteが登場するまでは、各分野に詳しいクリエイターがサイトや記事で有益な情報を発信してくれていた。ネット上には、その蓄積がいたるところに存在するはずである。
これらは、場合によっては無料で読むことのできる内容である。有料noteを買う前には、キャッチフレーズに熱中することなく、調べつくすか、コンテンツのクリエイターが信頼できるかどうかをよく検討した方がいい。
まとめ
今話題の(有料)note。実際に買った感想と、気を付けた方がいいことをまとめた。
全体的に有料noteに対して否定的な内容に映るかもしれないが、結局大切なのは、お金を払う価値があるかどうかの見極めだ。調べてから買うにしても、買わないにしても、はたまた調べずに買うにしても、払った金額以上の納得が得られればいいわけである。
これまでしてきた普通の買い物と同じで、買った後に納得できるように見極めることが必要なのではないだろうか。
有料noteは、目新しく、本の作者などより身近な一般の人が公開していることもあって購入のハードルが低い。だからこそ見極めの重要度も増してくる。購入ボタンを押す前に、一歩立ち止まって考えることをおすすめしたい。
※有料noteについては、いろいろと思うところがあります。ここで書ききれなかったことについて、今後別の記事に買いたいと思ってます。