2018年04月24日

ヤマトシロアリの群飛

Swarming of Reticulitermes speratus

毎年,この時期は羽アリが飛ぶ時期なので,屋上に上るたびに探していたのだが見つける事が出来ていなかった.

今日,外出しようと外に出ると,ヤマトシロアリの羽アリを発見.

飛んでる!
と思ったが,時間もなくそのまま外出.

途中,S川君に,屋上に翅を落としたニンフがいるはずだから採集するように伝えた.

P4240112.JPG

帰社後,成果を聞くと見事20匹ほど採集していた.
さすが.

P4240115.JPG

P4240116.JPG

小カップに小分けした.
累代閉所飛翔させたネバダオオシロアリの羽アリと違い,十分飛んでいるだろうから,ペアリングもうまくいくと期待したい.

2018年04月23日

17回目の脱皮

The Python regius shed off the skin for the 17th

P4190101.JPG

今回の脱皮は,今までに無いくらい剥けなかった.

P4200102.JPG

いつものように温水で流しながら試みたが剥けづらい.

P4200105.JPG

仕方なく,数分温浴させ再チャレンジした.

P4200106.JPG

P4200107.JPG

効果覿面.

P4200109.JPG

気持ち良く剥けていきあっという間に完了.

P4200110.JPG

最近,脱皮のときしか濃厚な接触をしていない.
蛇にしてみればそれが良いのかもしれないが,爬虫類中にはイヌやネコのように,人との接触を好む個体もいるのだろうか?

2018年04月20日

Polyphaga saussurei 2色の卵鞘

2 color ootheca of Polyphaga saussurei

P4090053.JPG

成虫の飼育環境化では,卵鞘が孵化してこない.
そこで,卵鞘がまた,たまって来たので,色違いでまとめ管理する.
黄色い方は,最近生まれたものだと思う.
金色に見えますね.
きれいな卵鞘です.
茶色は古いもの.

黄色が孵化するのは,8月ころの予定.

2018年04月19日

オガサワラウスヒラタゴキブリ激減

Megamareta pallidiola boninensis drop sharply

P4090054.JPG

メインケージだが,動くものが見当たらない.

以前,もう1ケージ分けた方を確認すると成虫が3匹確認できた.
少しほっとするが,2008年より累代をはじめて,こんな状態になったのは初めて.

P4090056.JPG

ケース下面を見ると,成虫の死骸が転がっているが,幼虫の死骸はない.
卵鞘が孵化していないようだ.

P4090058.JPG

よく調べると,成虫が6匹.
1齢幼虫が7匹ほど確認できた.

P4090060.JPG

卵鞘は孵化しており,ほかにも良さそうな卵鞘はあるので,生き虫と卵鞘を分け管理する.
これで,合計3ケージになった.
ひとつでもよいので復活するとよいのだが.
だめなら採りに行けばよいが,ここ数年採っていないので採れる保証もない.
まあ,何とかなると思うのだが.
ほんと,いろいろ想定外の事が起こる.

2018年04月18日

Diploptera punctataの好み

Selection of food of the Diploptera punctata

P4080023.JPG

MFより食べると思いZFを与えていたが,最近,Oxyhaloa deustaやPhoetalia pallidaに比べ,食べ残しが多いことに気がついた.
そこで,2種を入れ比較した.

結果は

P4080027.JPG

前.

P4190138.JPG

約10日後.
お!MFの方が減っている.
しかし,ZFも食べている.
普通のゴキブリは,ZFを全く食べないので嫌いではないのだろう.
今後,混ぜて与えるべきか,MFだけにすべきか迷うところ.

2018年04月17日

シロアリ翌日

Next day

P4090048.JPG

P4090051.JPG

すでに蟻道が完成され,シャーレ内にはシロアリが活動していました.
さすがイエシロアリ.
恐ろしい早さです.

2018年04月16日

シロアリ給水塔

Water tower for termites

hkfikuy%20%281%29.JPG

H瀬さんの飼育法を参考に作ってみました.
木に樹脂のL材をタッカーで貼り付け,その上に底面に3個穴を開けたシャーレをビス止め.

hkfikuy%20%283%29.JPG

ミズゴケを入れて,蓋をした.

今後,シャーレ内のミズゴケが乾かないように管理してみる.

2018年04月13日

カベアナタカラダニ2018年の初見日

First seeing date of the Balaustium murorum 2018

P4120066.JPG

知り合いからたまたまタカラダニの話題をもらい,早々屋上を調査したらもう出ていました.

昨年は,5/8に気がついたので,今年はだいぶ早いですね.

P4140099.JPG

室内の爬虫類水槽のランプフードの上にも徘徊していました.

P4140102.JPG

窓辺からここまでの距離は1mほどあります.
黒くて暖かいからでしょうが,結構奥まで入り込むのでいます.
水槽内で産卵したら,来年ここから発生するかもしれません.

注:あくまで小松がはじめて見た日であって,毎日観察した上での初見とは異なります.来年は早めに観察してみたいと思います.

2018年04月12日

Corydidarum属の脱皮殻の雌雄

Differentiation of sex by molting shell of Corydidarum genus

P4070038_edited-1.jpg

たぶん左が♂.右が♀.

う~ん.
わかり難いかな.

2018年04月11日

トコジラミ

Cimex lectularius

P40900451.jpg

たまたま,撮影しやすそうな個体が入手できた.
私としては,今まで撮影した中でもよい出来だと思う.

P4140087.JPG

だいぶ暖かくなり,トコジラミの繁殖が活発になります.
ご注意してください.

遠目では,こんな感じに見えます.

2018年04月10日

オガサワラゴキブリウイルス

Pycnoscelus indicus death virus

大東島のオガサワラゴキブリがやばい.

P4070026.JPG

幼虫が死亡している.

P4070028.JPG

ただ事ではないので,中を探すと死んだ幼虫の外骨格がいくつか見つかる.

P4070030.JPG

生存は2匹.
オガサワラゴキブリで,幼虫が死亡する例は初めて.
これはかなりやばい.

2018年04月09日

オオムカデ死亡

Centipede death

P4070021.JPG

昨年の6月にこちらに着てから,1年もたなかった.
残念.
大きいと思っていたが,実測すると20cm超えていなかった.

P4070025.JPG

こんなことなら,1回くらいはピンクを与えればよかった.
最近の気持ちとして,ペルビアンを考えていたが,しばらくムカデはやめておこうと思う.

2018年04月06日

チャオビゴキブリ卵鞘孵化せず

Supella longipalpa ootheca did not hatching

昨年の秋に北海道で採集された♀成虫.

P4070033.JPG

飼育していると,産卵開始したので,孵化するものと疑わなかった.

P4070034.JPG

しかし,今日ですでに2ヶ月以上がたち,卵鞘も黒化してきたのでさすがに諦めた.
卵鞘を割ると,成長しておらず,この雌は未交尾だったようだ.
2系統目を入手できたと思ったが・・残念.

2018年04月05日

コマダラゴキブリ♂飛翔

Rhabdoblatta formosana ♂ Flight

P4040034.JPG

♂です.

結構簡単に飛んだので驚きました.

P4040035.JPG

瞬間(何も写っていないとこが飛んでるっぽい).

P4040040.JPG

着地.

2018年04月04日

弱肉強食


Survival of the fittest

新人研修で研修所に行ってきました.
気温も上がり,シロアリ群飛のシーズンです.

P4040031.JPG

そんなわけで,いかにもいそうな木片をひっくり返すと.
予想通りシロアリがいました.

P4040023.JPG

ヤマトシロアリです.
しかも,ニンフが混ざっています.

P4040027.JPG

とよく見ると,アリがニンフを引きずって持ち帰ろうとしています.
さすがに,シロアリも抵抗して一歩も引かず.

P4040028.JPG

そこに,なぞのカメムシ出現.
しかし,ただの通りすがり.

講義が始まるので状態元に戻し撤収.
自然界は厳しい.

2018年04月03日

ネバダオオシロアリそろそろ床換え

Exchange the breeding cage of the Zootermopsis nevadensis soon

P4040042.JPG

P4040043.JPG

糞が下の方に大量にたまってきた.
翅アリも出すぎることだし,次回ケージの交換を予定することにする.

2018年04月02日

共食い

Cannibalism

P3260008%EF%BC%91.JPG

その後,♀も来たので♂と同居させたが,食べられた.

良く考えればわかる事であった.
♂♀だから何となく容認していた.
今は♂のみ.

2018年03月30日

ヨロイモグラゴキブリ菌床その後

After the Mycelium block

P3040036.JPG

齧って角が丸くなっています.

P3040037.JPG

しかし,乾燥すると興味なさそう.
ユウカリは殆ど消滅.
やはり,ユウカリが優れている.

もう4月です.
桜もきれいに咲いています.
ゴキブリシーズン到来ですよ~.

2018年03月29日

Corydidarum magnifica 日光浴

Corydidarum magnifica sunbathing

ytjo.JPG

日光浴をするというが,するのはこの1匹のみ.

2018年03月28日

リュウキュウクチキゴキブリ床換え後

After cleaning of the breeding case of the Salganea taiwanensis ryukyuanus

P3190372.JPG

これがいつの間にか観察できなくなる.
最初だけだが飼育している実感がつかめる時.

Copyright©2007 CIC Inc All Right Reserved.