大学職員へ転職したい人向けに、現役大学職員がナマの情報をご提供中。
中の人にしか知らない情報を提供していますので、大学職員に転職したい人のお役に立てれば幸いです。
と言いながら、結構新卒での大学職員を目指している方も見て頂いている様子。
新卒・中途採用問わず、大学職員への入職や転職を考えている方、どうぞ。
M気味なので罵詈雑言でもいいですよw
さて、本日は、私立大学職員VS国立大学職員の年収を比較してみました。
私立大学職員に転職して年収が350万円アップした同僚もいます。
全体的に、私立大学職員の方が国立大学よりも年収高めなのですが、実際はどれくらい違うのでしょうか。
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私立大学職員と国立大学職員どっちが給料高い?
いきなり、本題。
結論から言うと、圧倒的に私立大学職員のほうが給料高いです。
どれくらい圧倒的か調べてみました。
最も参考とさせて頂いたのは、国立大学職員日記です。以下、そのサイトより引用させて頂いている部分もあります。執筆者の方、ありがとうございます。
このサイトは、2006年に開設され2014年まで更新されていました。現在はもう更新されていないようですが、国立大学職員の給与を1円単位まで公開されているので参考となります。
今回は、そのブログを参考をさせて頂きながら、私立大学職員との年収差を調べてみました。
想像以上に、私立大学職員>>国立大学職員の年収格差があることが判明。
社会人3年目の国立大学職員の基本給は17万円
「国立大学職員日記」を参考にさせて頂くと、社会人3年目の国立大学職員の基本給は170,200円のようです。
社会人3年目で、180,600円。
正直、想像以上に安いことに驚きました。当然、国立大学と一口に言っても独立行政法人なので各法人で給与の差があると思います。
執筆者の方の大学規模が分からないのですが、大卒1年目で基本給17万円という求人を都市圏では見たことなかったので驚きました。
では、この公開頂いている数値を私立大学職員と比較させて頂きます。
社会人3年目の国立大学職員の年収は397万円
国立大学職員の社会人3年目の年収は、3,972,554円。残業代を抜くと、3,617,893円です。
リクナビNEXTの新規登録者のうち、25歳の平均年収は299.3万円です。
とリクナビNEXTには記載されていました
そう考えると、平均よりは高そうです。
では、私立大学職員と比較するとどうでしょう。
3年目になると私立大学職員と国立大学職員で124万円の年収差!
私立大学職員の年収は、14大学分を以下の記事に公開しています。
最高値は、同志社大学職員の年収538万円(残業代は含まない)。
大手大学に限って集計すると、
大学名 | 25歳時年収 |
---|---|
関西 | 468万円 |
関西学院 | 479万円 |
同志社 | 538万円 |
立命館 | 455万円 |
関関同立の大学職員の平均は、25歳で年収485万円(残業代は含まない)でした。
関関同立の大学職員の年収平均(25歳)
485万円
国立大学職員の年収(25歳)
361万円
と25歳の私立大学職員の年収対決だと、私立大学職員の方が124万円年収が高いとなっています。
ちなみに、この数値に残業代(25歳だと残業代単価2500円ぐらい)が乗ってくるため、残業代を入れると年収差はもっと広がります。
年齢が上がれば上がるほど、私立大学職員の方が高給
また別記事でまとめようと思いますが、30歳の私立大学職員と国立大学職員の年収差も調べてみました。
簡単に情報だけお伝えすると、30歳私立大学職員の方が313万円年収が高い結果になります。
私立大学職員って新卒→35歳までの賃金上昇カーブが凄いんです。
東京の方の大手大学だと、残業をある程度すれば、35歳で年収1,000万円に近くなることも可能です。
キャリアでない国家公務員や県庁職員の親友と年収の話をすると、私立大学職員の方が250万円ぐらい高給というのが事実としてあります。
私立大学職員になるには
私立大学と国立大学の大学職員の年収比較をしましたが、正直、同じフィールドで話すことは最適でないかもしれません。なぜなら、
・国立大学職員になるには、統一試験がある(たまに大学独自採用を転職サイトで募集して実施してたりしますが。)
という大きな違いがあるからです。
私立大学職員の採用は各大学で実施の為、試験の点数が●●点以上じゃないと足切り、みたいな基準はありません。
なので、公務員試験対策のような勉強をしなくても、私立大学職員になることができます。
事実、私も民間企業からの転職組なのですが、試験勉強は一切していません。(試験勉強に時間を取れなかった&そもそも頭が悪い。)
完全に面接勝負と割り切り、その対策をしたお陰で転職に成功しています。
転職するときの志望動機のテンプレは以下に書きました。
どうやって私立大学職員の求人を探すのか
最近ではネットが発達したせいで、神待遇の大学職員が人気過ぎる為、普通に応募したら1名〜3名の募集に1700人集まったりします。
そんな人数きたら、人事部だけじゃ捌けないんですよね。
そもそも、私が勤務している大手と言われる大学規模でも、人事部の採用担当者は2名程度です。
民間企業のように、数万のエントリーをさばく為に人事部に多くの人員が配置されている、という事はありません。
じゃあ、どうするか。
こっそり、知っている人だけを対象に「非公開求人」で募集し、転職エージェントにある程度の選考を依頼するのです。
大学職員への転職の成功は、いかに「非公開」求人をキャッチするか。
私が大学職員になれたのは、「非公開求人」のお陰です。
ひたすらに、「非公開」の求人を探しました。
なぜなら、人事部で採用をしている友人が、転職エージェントを経由した「非公開求人」にシフトしていることを教えてくれたからなんですよね。
非公開求人は、当然、公開されていないので、チャンスを逃すと気付いたら知らぬ間に大学職員の転職枠を他人に取られちゃいます。
早めに登録して情報をキャッチするのが大切です。
本学も公開求人で2,000件超えるエントリーがあったことがトラウマで、最近は転職エージェントの『非公開求人』を活用させて頂いております。
実際、大学職員への転職に成功した私は、以下のサイトを使っていました。
■私が実際に使った、20代で大学職員に転職したい人向けのサイト
●首都圏/関西/東海在住の方対象(20代対象)
●首都圏/関西/東海以外にお住まいの方対象(20代対象)
■30代以上の方向けで、大学職員への転職はここも強いです。
【大学職員】の転職はDODA | DODAは大学職員の転職に強い
読んで頂き、ありがとうございました!