モバP「アメトリンを君に」
- 2018/04/24
- 04:24
どうも。初めまして。
いわゆるSSって言われてるやつですね。
注意事項。公表するのは初めてなので読みにくいのと、あとメタネタと重度のキャラ崩壊(主に口調)があるので苦手な方はブラウザバックどうぞ。
――撮影現場
スタッフ1「これにて本日の撮影は終わりです。島村さん、お疲れ様でーす。」
卯月「お疲れ様でした!」
スタッフ1「そういえば今日は島村さん誕生日でしたよね、おめでとうございます。」
スタッフ2「そっか卯月ちゃんもう誕生日か~。初めて会った時から成長したよねえ、そりゃシンデレラガールもとるわけだ」
卯月「ありがとうございます……って恥ずかしいですよ!シンデレラガールに選んでいただいたのも最近の話じゃないですし…」
「でも、嬉しいです。ありがとうございますっ!事務所でみんながお祝いしてくれるそうなので失礼します!」
――現場建物の外
モバP「お疲れ様、卯月。」
卯月「あっ、プロデューサーさん、お疲れ様です!」
モバP「事務所まで車で送ってくように皆に言われてな… ってわけで車乗ってくれ」
卯月「はーい。私プロデューサーさんの車に乗るのすごい久しぶりなんです!懐かしいなあ」
モバP「懐かしいって程じゃないだろ。そもそも車で送迎しなくてもいいって言ったのは卯月じゃないか。」
卯月「だって申し訳ないですし…… それに私だって社会人なんですから!」フフーン
モバP「はいはい、確かにアイドルは社会人だな。じゃあ行くぞ」
――事務所前
モバP「卯月は扉の前でちょっと待っててくれ。最後の準備があるんだ」ガチャ
卯月「わかりましたっ!」
卯月(最近みんなと会ってなかったし楽しみだなあ。私のために集まってくれた……なんて考えるのはちょっと傲慢かな。それでも……)
ガチャ
モバP「よし準備できたぞ。さあ行こう、みんなが待ってるぞ」
卯月(私をこうやって見つけて、手を差し伸べて、導いてくれるプロデューサーさんがいる。だから私は…)
卯月「はいっ!」ガチャ
――事務所内
パーン パーン パーン
みんな「卯月ちゃん、誕生日おめでとう~!」
卯月「わぁああ!ありがとうございますっ」
未央「しまむー、誕生日おめでとっ!まずは駆けつけ一杯どうかね?」
凛「こーら未央、おっさんくさいよ。酔っ払ってるの? 卯月、誕生日おめでとう。久しぶりだね。」
卯月「未央ちゃん、凜ちゃん… お久しぶりです!会いたかったです!」
未央「おうおう場に酔ってますよ。やっぱりしまむーは素直でかわいいなあ~ それに比べてしぶりんは…。未央ちゃんはかなしいぞっ」
凛「未央とは最近テレビ番組で一緒になったし、それ以外にも何回か会ってるでしょ。」
未央「むぅ、別に最近会ったからって冷たくする理由にはならないじゃないかあ」
凛「今日の主役は卯月なんだから、あんまり出しゃばらないの」
未央「まあそれはそっか!それでは本日の主役様、どうぞ楽しんで頂けると幸いで候…なんちて」
卯月「別にでゃばってるとか思ってないですし、そんなふうに言われると恥ずかしいですよもう! でも、いつもと変わらない未央ちゃんが見れて懐かしいなって」
カタポンポン
???「卯月ちゃん誕生日おめでとう!」
卯月「あっ、美穂ちゃん!ありがとうございます!」
美穂「ピンチェのお仕事でも会ったし久しぶり…ってほどでもないかな まだ敬語癖治ってないんだね」
卯月「敬語使ってるつもりはなかったです…… 気になるんなら私、タメ語頑張ります!…じゃなくて頑張るよっ!」
美穂「いやいや、卯月ちゃんだなあって安心するからやめないでほしいな だってあの大アイドル島村卯月ちゃんだし…」
卯月「も~!その言い方はやめてくださいって~!」
美穂「あはは、やっぱり卯月ちゃんだね。本当に安心した」
響子「私もいますよ!卯月ちゃんおめでとう!」
卯月「わあ!響子ちゃん!ありがとうございます!」
響子「今日の料理の一部をお手伝いしたんですっ!楽しみにしててくださいね♡」
卯月「嬉しいですっ!楽しみだな♪」
モバP「よーし、そろそろ雑談やめてくれ~ 誕生会を始めるぞ」
みんな「はーい」
モバP「じゃあ始めるぞ」
モバP「本日はお日柄もよく……なんてよくある挨拶は要らないな。もう行っちゃおう。
それでは、島村卯月さんの24歳の誕生日を祝って……乾杯!」
皆「かんぱーい!」
――数時間後
モバP「宴もたけなわだけど、そろそろ締めるぞ というわけで凛。頼んでおいた花束の贈呈、お願いな。」
凛「わかった。」トコトコ
凛「卯月、今日は本当におめでとう。これからもよろしく」
卯月「ありがとうございますっ♪こちらこそよろしくです!」
モバP「ではここで!本日の主役の島村卯月さんからのスピーチです!」ワーワーパチパチパチ
卯月「えええっ、聞いてませんよそんなの!」
モバP「まあ言ってないからな。」
卯月「そういうことは言ってくださいよ~……」
モバP「ごめんごめん」
「でも、お前なら…卯月なら大丈夫だよ」
卯月「もう。。。」
「でもあなたが…プロデューサーさんがそういってくれるなら頑張ります!」マイクウケトリ
卯月「えーと、今日24歳を迎えた島村卯月です。何を話しましょうか…… こんなふうに皆の前で話すとか本当に何も考えてきてないので頭真っ白です……
そうですね…まず、みなさん本当にありがとうございますっ!アイドルからタレントになった未央ちゃん、女優になった凜ちゃんをはじめ、久しぶりに会えた人が多くてうれしかったです♪」
「こっちこそお久しぶりですっ」「私も会えてうれしいですよ~!!嬉しくて走りたくなってきましたっ!!!」
卯月「うーん、そうですね…私がプロデューサーさんに見つけてもらって……デビューして……それから7回目の誕生日を、こうしてここで迎えることができた。
それは皆さんのおかげというより、キラキラ輝くダイヤモンドのようなみなさんを追いかけてきたからこそなんだと思います。みなさんの存在自体が私の夢なんです。」
「なんか聞いてるこっちが恥ずかしくなってきたよ」「卯月ちゃんも輝いてたよ!」「卯月さんは……ずっと……眩しい人でしたけど…」
卯月「というのも、私のアイドルになるきっかけになってそして今でも持っている夢は、みんなを笑顔にすることですっ。
そしてアイドルになってからできたもう一つの夢は、憧れのみなさんに追い付くことでした。少しでも追い付けているでしょうか。
私にそれはわからないし、きっとまだまだなんだと思います。私はやっぱり普通の人ですから。」
卯月「でも、私という人間は普通でちっぽけだけれど、だからこそ私を満たす夢への想いはきっと何よりも強いとおもうんです。私はその想いをずっと歌っていきます。島村卯月、頑張ります!」
シーン
卯月「あはは…変なこと言っちゃってすみまs「パチパチパチパチパチパチ」「頑張ってー!」「応援するよ!」「私も負けないよっ」「スピーチ、とてもすぴーちゅあるでしたよ うふふ…」
卯月「みなさん…本当にありがとうございます!」ナミダメ
モバP「スピーチ考えてきてないって嘘だろうお前……。というわけで、これにて解散!お疲れ様!」
「えー」「まだきたばっかりだぞ!」「夜通し飲もうよ~」「帰り…たく……ない」
モバP「今日はまだ週のど真ん中だし明日も仕事あるやついっぱいいるだろ!ほら帰った帰った!あ、卯月はちょっと待っててくれ。」
「はーい」「じゃあね~」「今度また飲もうね!」「残念ですねえ」「卯月ちゃんだけずーるーいー!」「ほら莉嘉ワガママ言ってないで帰るよ!」
――みんな帰ってから
卯月「プロデューサーさん、今日はありがとうございました!」
モバP「どういたしてまして、つっても企画したのは俺じゃなくてみんなだけどな」
卯月「そうなんですか!ふふっ嬉しいな♪」
モバP「ところで、あー、その、なんだ。p……ゼン…が……んだ」
卯月「えっ?すみませんっちょっと聞こえなかったです…」
モバP「だからその…プr…ン…が…」
卯月「あ、プリン用意してくれたんですか?ありがとうございます♪でもちょっとお腹いっぱいかなって……」
モバP「違う!!プレゼントが!!あるの!!!誕生会だとみんなに冷やかされるのが嫌だったんだよ!!!!」
「これ、受け取ってくれ」
卯月「え!本当ですか!?嬉しいなっ♪開けてもいいですか?」
モバP「勿論。」
卯月「よいしょ… わあ!ブレスレットですね!紫と黄色に分かれてて、しかも透き通っててきれい…」
モバP「なんでも4月24日の誕生石のアメトリンってやつらしい。綺麗だよな。割と探すのに苦労したんだぞ」
卯月「そうなんですね…… 自分の誕生日のなのに初めて知りました!」
モバP「ちなみにその石言葉って知ってるか? って初めて知ったのに知るわけないか」
卯月「知らないです…なんでしょう頑張る!とかですかね?」
モバP「そんなのねーよ!」
モバP「それな、『ベストパートナー』って石言葉らしいぞ。これからもずっとよろしくな、卯月。」
卯月「っ…………!」
卯月(そう。こうやって導いてくれるプロデューサーさんがいたから、そしてこれからもいるから、普通な私でもずっと歌っていける!アイドルとしてみんなを笑顔にしていける!)
卯月「よろしくお願いします!プロデューサーさん!島村卯月、これからも頑張りますっ!」
終わり