最近、たくさんの中野区 を良くするアイデアをいただきます。 みなさん、中野区 を愛していらっしゃるのだなと、嬉しくなります。 一方、同じことに賛成する方もいれば、反対する方もいて、本当に多様性を感じています。できれば、みなさんの意見を取り入れていきたいのですが、賛成と反対の意見を同時に取り入れることは、難しいことが多いです。
リーダーの役割は、「方向性を決めること」と言われます。 まさに、このような状況で、どのような方向性にするかを決めるのは、リーダーの仕事です。 私、酒井直人は、「対話と説明」を通じて、意思決定をしていきます。 賛成派も反対派も一緒になって、対話をして理解を深めます。 その上で、最適な答えを見つけ出します。
このとき大切なのは、「客観的事実(エビデンス)」に基づいて、説明を行うということです。 感情論、印象論では、みんなが納得がいく話ができません。 みんなで同じ土俵に立って、話し合うことが必要です。
もうひとつ忘れてはいけないのが、「経営感覚」です。 施策を実行しようと思ったら、人手やお金といったコストがかかります。 中野区 の経営資源は、無限ではありません。 限られた人員と税収の中で、やりくりしていかなければなりません。 借金をすることも可能ですが、それは将来の子どもたちの負担になってしまいます。 今のことだけでなく、将来のことも考えて、方向性を決めなければなりません。 中野区 を良くするために、「やったほうが良いこと」ではなく、「やるべきこと」に集中していきます。
このようなプロセスを経て、私、酒井直人として、納得ができたものを政策として発表していきます。 今後の中野区 の未来を左右する重大な決断です。 優柔不断と思われるかもしれませんが、熟考の上で決断したいということを、ご理解いただければ幸いです。