ギザ クフ王のピラミッドの南側「太陽の(船)博物館」の観光です。この場で発掘されました木造船「クフ王の船」通称「太陽の船」が復元され、展示されています。
マップ
「船孔」と記載されている場所から発見されました。
by ja.wikipedia.org
東側の建物が、第一の船が発掘され、修復され、展示されている博物館、西側のテントが、第二の船の発掘中の現場です。
入り口
すぐ隣がクフ王のピラミッド、ピラミッド側にチケット売り場、入り口があります。
鉄格子のチケット売り場、個別のチケットだと
- 大人80£E
- 学生40£E
館内の写真撮影には、別に50£Eの購入が必要です。
ここでは、王家の谷の時のように、撮影していても、全然、チケットチェックはありませんでした。
靴カバー
床を傷めないためか、入り口で靴カバーを装着しなければならないです。
まとめてゴソッと置いてあるだけなので、(大きさが整理されていないので)、合うサイズを探すのが大変でした。
近場にあるのを、手にとって、小さかったけど、無理やり靴に装着です。
小さいのしか見つからず、スリッパのように履いて動かれていた方が多かったです。歩きずらそうでした。(床が滑るので、注意です。)
1階 発掘現場
1階の入り口付近に、発掘時の模様の写真が展示されています。 長くて、写真に全体がおさまらなかったです。
木造船が、入っていました石室です。1.80m X 85cmの大きさの石灰石のブロック、41個で覆われていたそうです。
入っていた木片の数は、1224ピース、13年かけて、組み立て、復元したそうです。
1階 展示品
釘類は、いっさいなく、ロープ等が使われていたようです。
出土したロープが展示されていました。数千年も前のものです。ちゃんと残っていたのですね。
船の模型が、いくつか展示されていました。
2、3階 復元された「太陽の船」
全長42.32m、全幅5.66mの「太陽の船」が、2階から上の吹き抜けで展示されています。2階へ上がっていくと、最初に目にするのは、船底です。
船の周囲に、ぐるっと廊下があり、回って、鑑賞できるようになっています。
船の素材は、主にレバノン杉です。
だんだんと、上がっていきます。
最後は、上からです。
船首からから全容を撮影です。
こちらは、船尾です。
用途
「クフ王の船(太陽の船)」は、何に使用されたのかは、わかっていません。
太陽の神ラーの元、復活する王を運ぶ儀式の船に似ていたため「太陽の船」と呼ばれている。
しかし、実際は水で使用されたと見られる跡があった。現在の研究では、クフ王が死んだ際、メンフィスからギーザまで王の防腐処置を施した死体を運ぶために使用されたか、クフ王自身が巡礼地を訪問するのに「巡礼の旅船」として使用されたのではないかとされている。また、クフ王が来世で使用するために埋められたのではないかという説もある。
by ja.wikipedia.org
王家の谷の太陽の船に乗る神々の壁画です。形が似ています。
この後は、大スフィンクス観光へ向かいます。外の大混雑を考慮して、女性用の個室は一部屋でしたが、ここの化粧室を利用でした。チップが必要でした。