2018/04/23 Mon 19:33更新
オウム真理教 対策会議
オウム真理教の一連の裁判が終結し刑の執行が焦点となっています。こうした中、金沢市内にある後継団体は依然、活動を活発化させていて住民から不安の声があがっています。オウム真理教の流れを組む「山田らの集団」は金沢と都内に拠点となる施設があり、約30人が活動しています。こうした中、住民の代表や自治体、それに警察などの担当者が出席した対策会議が開かれました。会議では、金沢公安調査事務所の清水所長が7人の死刑囚が全国の拘置所に移送されたことについて報告しました。一方、金沢施設への信者の出入りが活発化していて出席した住民の代表者からは不安の声が上がりました。これまでオウム真理教の後継団体は信者を集めて修行する「セミナー」を定期的に開いています。このため金沢の施設でも連休中にセミナーが開かれるおそれがあり、周辺の住民は警戒を強めています。