映画『プール』では、姉妹が閉館間際になってもプールにもぐって泳いでいたら、館長が帰ったものと思って、シャッターを閉めてしまいます。姉妹がいくら叫んでも館長は帰った後なので、二人は地獄を見る事になるので、詳しく紹介しましょう。
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『プール』のキャスト
アメリカのミステリー映画『プール』は、2016年に製作されました。そして、DVDの収録時間は86分になります。
監督&脚本
姉妹だけが閉じ込められてしまう映画『プール』を製作したのは、マット・エスカンダリ監督になります。
- 監督:マット・エスカンダリ
- 脚本:マット・エスカンダリ&マイケル・ハルトクイスト
登場人物
映画『プール』に出演していた役者さんは、若くて美しい姉妹役を演じる女優さんもいれば、少し意地悪そうな館員を演じる方までいます。
- アレクサンドラ・パーク
- ノラ=ジェーン・ヌーン
- ダイアン・ファール
- トビン・ベル
『プール』のストーリー
若くて美しい女性ブリーが、ケテア市民プールで泳いでいたら、そこへ機嫌の悪そうなジョナもプールへやってきます。所が、その市民プールでは館員がお客の財布から金を抜き取ろうとしていました。それを見た館長は「それは落し物だろ」と言って、さりげなく辞めさせました。実は、この女性が、後にある姉妹を苦しめる事になるのです。
婚約指輪がプールの底に(起)
ジョナがプールに着いたら、そこで姉のブリーが競泳を持ちかけます。所が、そこへ館長がやってきて「あがってくれ時間だ」と言いますが、ジョナは「7時まででしょ?」と聞き返します。所が、祝日の週末だったので、閉館時間が早かったのです。
姉妹はプールから上がりますが、ジョナはバックの中に婚約指輪を入れていたのだが、見つかりませんでした。ジョナは「家に忘れてきたんじゃない?」と言いますが「絶対に持ってきた」と諦めようとしません。
そうしたら、ジョナが渋い顔をして「姉さん、プールの底に何か落ちているんじゃない」と指をさします。何とプールの排水溝に指輪が落ちていたのです。そこでブリーが取ろうとするので、ジョナも一緒に飛び込んで取ろうとします。しかし、ジョナの長い髪が排水溝に吸い取られそうになって、簡単には指輪が取れません。
シャッターで閉められ流姉妹(承)
館長がプールをのぞいたら、姉妹がもぐっていので、もう帰ったものと勘違いをしてしまいました。そこで、館長はボタンを押してプールのシャッターを閉じます。そのころ、姉妹たちは水上で異変が起きている事に気づいて、すぐに戻ろうとします。しかし、水上に出た時には、すでにシャッターはすでに閉じていました。
姉妹はどうしたら良いのか、パニックになります。そして、ジョナは「あの館長、ワザと閉めたんじゃないだろうな」と怒りますが、ブリーはなんとか妹を落ち着かせようとします。それから、姉妹たちはシャッターを押しますが、全くビクともしません。
性格の悪い館員が登場(転)
姉妹たちがシャッターを色々と調べていたら、ある一部の所だけに穴が空いていました。そこで姉妹たちは、プールに貼り付けられていた番号のふだをはぎとって、シャッターを叩きますが、フダは柔らかい素材なので、全く穴が広がりませんでした。
しかし、ブリーは「デヴィットがプロポーズしてくれたから、そのうち助けにきてくれるはず」と言います。所が、それを聞いたジョナは「1時間以上経っている。それじゃ白馬の騎士が助けにきてくれる」と冷やかします。それを聞いたブリーは怒ってしまい口論してしまいます。
それでもブリーは、何とか指輪を排水溝から取ります。所が、夜になったら、あの手癖の悪い女性館員が歩いてきたのです。姉妹たちは、これで助かると思って、シャッターを叩いて呼びかけます。所が、女性館員は姉妹のスマホや財布を抜き取って、「助けて欲しいなら、キャッシュカードの暗証番号を言いなさい」と言ってきたのです。
ジョナが改心(結)
ジョナは「この女は信用できない」と言いますが、ブリーは助かりたくて、暗証番号を教えます。しかし、一向に助ける気配がないので、ジョナは女性館員の耳を近づけるようにある事を打ち明けようとします。そうしたら、今までの恨みを晴らすために、尖った物で、女性館員の耳を突き刺したのです。
これに女性館員は、怒って機械を作動させて、プールの水中から塩素が吹き出して姉妹を苦しめます。そして、今度は婚約指輪まで要求してきて、ジョナは助かるために、涙を流して穴から婚約指輪を渡すのです。そしてブリーは命が尽きようとしていた所で、今まで黙っていた事をジョナに打ち明けます。
それを聞いたブリーは、ついに心を改めて、水中に潜っていき排水溝の扉をこじ開けたのです。その重い排水溝の扉で、何度もシャッターを叩き始めます。はたして、姉妹たちは、このプールから脱出する事はできるのでしょうか?
『プール』の豆知識
映画『プール』では、姉妹がシャッターに閉じ込められてしまいますが、意外にもプールでは事故が起こりやすいのです。そこで、プールに関係する豆知識を紹介するので、良かったら、ご覧になってみて下さい。
プールの事故
暑い夏場の季節になったら、プールで泳ぐ方たちが増えます。しかし、日本のプールでは、排水溝を開いたままにして、運営していた場所があったのです。このようなケースは少ないかもしれませんが、小さな子供が吸い込まれたら危険なので、親子連れで遊ぶ場合いは、子供から目を離さないほうが良いです。
プールに長くつかった場合
プールの水に、長くつかっていたら、肌がふやけてしまいます。そのため、危険はないように感じるかもしれませんが、この映画のように夜の時間まで長くつかっていたら、体温が低下していくので、かなり危険な状態に陥ってしまうのは間違いありません。
そのため、プールや海で遊ぶ場合では、定期的に水から上がって休憩を取ったほうが良いです。
『プール』の感想
姉妹がプールに閉じ込められてしまう映画を見た感想を紹介するので、この作品を詳しく知りたい方は参考にしてみて下さい。
『プール』の残念な所
性格が穏やかなブリーに比べて、とにかくジョナの性格が悪すぎたので、そこまで性格を悪くする設定があるのだろうかと思ってしまいました。しかも、ストーリーが進行していくにつれて、妹の性格がよくなっていくのですが、そんな短時間で人は変わらないだろうと思ってしまう辺りが少し残念な所ですね。
そして、女性館員は刑務所から出所したばかりで、ロクな人生を味わってこなかったと語りかけますが、その内容を詳しく教えてくれません。そのため、そこは詳しく説明しくれても良かったのではないかなと思うのも残念でした。
『プール』の見所
水に関連する映画で、スリルがあるものと言えば、ジョーズが定番ですが、今回は意外にもプールに閉じ込められる設定でした。そのような映画は、あまり見た事がなかったので、斬新なストーリーで見応えがありましたね。
さらに、性格の悪い女性館員がやってきて、少しずつ姉妹を追い詰めていくのも、怖さを助長するので、この映画の大きな見所になっています。