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2018年4月24日火曜日

男「お前のことが好きだ」女「私はその2倍すき」男「じゃ、俺はその3倍すきだ」の解3種類

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検索する限りでは、2011年10月17日前後のClockTowerEX氏のツイートが元だと思うのが、そのパクりツイートが人気になっていた。男「お前のことが好きだ」女「私はその2倍すき」男「じゃ、俺はその3倍すきだ」と言う会話から想定される、好きの度合いの解を求める問題に関するものだ。何年にもわたってパクられ続けているのだが、多少は亜種が発生していて、だいたい3種類の解が考えられている。

  1. オリジナルのもので、「これ男の好きな度合をX、女の好きな度合をYと置くと、2X=Y,3Y=Xとなる。これを連立で解くとX=Y=0となる。つまりどっちも全く好きじゃない。リア充ざまあw」と言うものである。小学生級。しかし、0をもって好きと言ってよいのか難がつく。

  2. 次に時間概念を表す変数tを加え拡張したもので、「最初の発言時の男の好きな度合をX1、女の好きな度合をY1と置くと、{Xn}と{Yn}はYn=2Xn,Xn=3Yn-1という漸化式になる。解いてn→∞とするとX→∞,Y→∞。リア充は発散して爆発しろ」と言うものである。中学生級。無限に応答が続くのか難がある。

  3. 次に好きの度合いを有限群と考えて、0以外の解を与える方法がある。「男の好きな度合をX、女の好きな度合をYと置くと、2X=Y,3Y=X.この連立を解くと5X=0.つまり考えている標数は5」と言うものである。大学生級。しかし[1 2 3 4 5]のどの元をXとしてとっても、3(2X) mod 5 = X mod 5が成立するので、好きの度合いが決定できない。

どうも数学で恋は解けないようだ。

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