2018年4月24日 06:00
Flashを利用したウェブサイトの割合がようやく5%を切ったことが、W3Techsの調査によって明らかになった。
これはW3Techsが4月23日に行った調査報告で明らかになったもので、昨年4月の段階では6.8%あったFlash利用サイトの割合が5%を切り、4.8%となったことが記されている。2011年時点では28.5%もあったことからするとかなり急激な減少で、約4年で半減という現状のペースがそのまま維持されれば、AdobeがFlash Playerの廃止を明言している2020年ごろには、割合は2~3%を切るものとみられる。日本国内ではかつての面白Flashを保管しているサイトが少なくないが、Flash Playerの配布終了により、近い将来にそれ自体が見られなくなる可能性も濃厚だ。ちなみに「いまだFlashを使っているサイト」としてレポートの中で槍玉に挙げられているのは意外なことにGoogleで、日本のGoogle.co.jpもリストに名前を連ねているが、どの部分に使われているのかはサイトを見る限りでは不明だ。
- Usage Statistics of Flash for Websites, April 2018(W3Tech)
https://w3techs.com/technologies/details/cp-flash/all/all - Flash Used on 5% of All Websites, Down From 28.5% Seven Years Ago(BleepingComputer)
https://www.bleepingcomputer.com/news/software/flash-used-on-5-percent-of-all-websites-down-from-285-percent-seven-years-ago/