前回の告知通り、AMDの第2世代Ryzenが4月19日22時から販売解禁となった。税込み価格や性能は以下の通り。いずれもCPUクーラーを付属しており、Socket AM4環境で動作する。
モデル名 | コア・スレッド | クロック | TDP | 実売価格s |
---|---|---|---|---|
Ryzen 7 2700X | 8コア・16スレッド | ベース3.7GHz/ブースト4.35GHz | TDP 105W | 4万1000円強 |
Ryzen 7 2700 | 8コア/16スレッド | ベース3.2GHz/ブースト4.1GHz | TDP 65W | 3万9000円前後 |
Ryzen 5 2600X | 6コア/12スレッド | ベース3.6GHz/ブースト4.25GHz | TDP 95W | 2万8000円前後 |
Ryzen 5 2600 | 6コア/12スレッド | ベース3.4GHz/ブースト3.9GHz | TDP 65W | 2万5000円前後 |
売れ行きは多くのショップで順調だ。深夜販売で100人以上のユーザーを集めたTSUKUMO eX.は「最上位でもクーラー付きで1800Xより安いくらいですから、お得感がありますよね。Intelの同価格帯と比べてもひけをとりませんし、シェア争い的に脅威になるんじゃないかと思います」と満足している様子だった。
4モデルのうち、一番人気となっているのは最上位の2700Xだ。パソコンSHOPアークは「最初はハイエンドが売れやすいというところはありますが、第1世代と比べると値段差も少ないですし、このままいく可能性もあります」と先々まで予想する。
なお、次項で紹介するX470マザーと同時発売となったが、CPU単体で購入する人も多いそうだ。某ショップは「前世代のX370やB350マザーとのセット購入は案外少ないですね。すでにマザーは持っていて、ご自身でBIOSアップデートしてCPUを載せ替えるというパターンは多いんじゃないかと思います。好みのマザー待ちということかもしれません」と話していた。
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