Negiccoがダブルカルテット編成の“ネギストリングス”と鍵盤奏者のsugarbeansを従えて行った今回の公演。総勢8名のネギストリングスが荘厳な旋律を奏でたあと、「Make Up Prelude」に乗って登場したNao☆、Megu、Kaedeは「ネガティヴ・ガールズ!」で勢いよくコンサートをスタートさせた。続けて「RELISH」を歌った3人は本日の特別な編成について改めて説明しつつ、この日のために用意された新衣装を紹介。メンバーカラーの淡い色彩がフレッシュでキュートなこの衣装は小学生から募ったアイデアをもとに作られたもので、Nao☆が「この衣装……」と言うと同時にファンはNao☆お得意のダジャレ「いーっしょ!」を即座に返した。
- タイトル未定(初回限定盤)
- タイトル未定(通常盤)
その後「パーティについて。」「サンシャイン日本海」「カリプソ娘に花束を」の3曲を披露した彼女たちは、それぞれの近況について報告。Nao☆はこの4月で30歳になったこと、Kaedeは地元新潟で行われたプロ野球公式戦で始球式を行ったこと、MeguはFM新潟でレギュラー番組を新たに始めることを話した。そして「江南宵唄」「土曜の夜は」をクールに歌い上げたNegiccoは一旦観客に着席を促し、「Falling Stars」のバラードアレンジと「矛盾、はじめました。」の2曲を生演奏のみでじっくりと聴かせる。ここでネギストリングスとsugarbeansは一時退場し、3人は思い出野郎Aチーム作・編曲の「スマホに写らない」、磐越道全通20周年記念ソングとして制作された「グッデイ・ユア・ライフ」と新曲を2曲披露してファンを喜ばせた。
再び訪れたMCコーナーでは、春からの新生活について観客を交えながらトーク。Nao☆が高校で友達ができるかどうか中学の保健の先生に心配されたという思い出話で沸かせる中、場内には突然、謎の着信音が鳴り響く。突然の電話の相手はなんと埼玉・大宮ソニックシティでライブを行っているはずの
沸き起こった「アンコール、ネギ!」の声を受け、ホールの照明が再度点灯すると、ピアノの前に座っていたのはsugarbeansではなくKaede。この日のために耳コピで練習したという彼女の伴奏による「愛は光」で、3人は息の合った美しいハーモニーを聴かせた。大きな拍手と歓声に包まれる中、Negiccoは7月10日にニューアルバム(タイトル未定)をリリースすると発表し、再びネギストリングスとsugarbeansを迎え入れて代表曲「圧倒的なスタイル」を披露。恒例のラインダンスで会場を盛り上げ、ラストは「トリプル!WONDERLAND」でファンと一緒に「N.E.G.I.C.C.O!」の声をホールに響かせた。
なお昨日のエビ中との電話によるやりとりは、“エビネギ”の告知ムービーとして即日映像化され、イベントの特設サイトもオープンした。このコンサートの詳細は後日発表。同じく昨日のステージで発表された4thアルバムに関する詳細情報も後日改めてアナウンスされるので、ファンは楽しみにしておこう。