無事に入籍を済ませて、大好きな人と晴れて夫婦になったふたり。でも実際に新しい生活をスタートしてみると、楽しいことやワクワクすることがあるものの、ささいなことで喧嘩になってしまったり、「思っていた結婚生活と違った」「こんなはずではなかったのに…」と悲しいことがおこってきます。このような小さなことが積み重なって、別居や離婚といった取返しがつかないような事態になることも…。両親はもちろんのこと、子供を持ってからでは子供も悲しませることにもなります。あらかじめお互いの間で確認すべき5つをご紹介します。
お金や仕事の話はなかなか切り出しにくいですが、結婚した後にもめることが多くみられます。さらに結婚後の安定した生活を過ごすためには、非常に重要となります。お互いがどうなっているのか腹を割って話し合いましょう。仕事をしている女性は、家庭に入り専業主婦になるのか、しばらくは共働きにするか、どうするかも相談しましょう。好きな仕事で働き続けたくても、彼の方は専業主婦を望んでいることもあります。食い違って険悪な関係になりかねませんので、とことん話し合いましょう。
お互いの家族に関することも、喧嘩の原因になりやすいひとつ。これについては事前に「うちの親はこんな仕事をしていてね」なんて、さまざま情報交換することでトラブルを回避することができます。それぞれの家庭は異なって当たり前。好きな彼と結婚する=家族を受け入れる腹積もりが必要ですし、彼にも受け入れてもらわねばなりません。素直に打ち明け、お互いが広い心で理解しあいましょう。
甘い新婚生活から、先延ばしにしがちなのが将来の住居です。一軒家を購入する、賃貸で過ごすなど、お互いがどのような場所で住みたいと思っているのか前もって話し合いましょう。漠然でも相互の考えを知っておくだけで安心ですし、トラブルを避けることができます。頻繁に転勤が多い企業に勤めている場合は、一緒に行ついていくのか、結婚をきっかけに転職するのかなども考えることをおすすめします。
子供に関することもそれぞれ考え方が違うので、はっきり決めておくといいでしょう。お互いの両親の思いもあり、子供をもつかもたないかは重要なことになります。さらにそれによりそれぞれメリット・デメリットが生じてきます。また一方は子供をもちたい、他方は子供が欲しくないと意見が異なるケースも多々。なぜそうなのか理解するためにも納得のいくまで話し合いましょう。持つなら何人くらいにするか?さらに大学に行かせる、子供の自由にさせるなどの教育方針の食い違いで喧嘩になることもあるので、確認しておきましょう。
居住にまつわることで確認すべきことが、親の介護でしょう。実際に親を介護することになったら、一緒に住んで介護するか、施設に入れるかなど、相談しておくといいでしょう。さらにお互いの両親にも事前にどうしたいか意向を聞いておき、相互で話し合いましょう。介護するとなると、居住や子供にも絡んできますので、慎重に進めましょう。
信仰は個人の自由。ところが結婚後に「先方の両親に思想を押し付けられた」「入信を迫られた」というケースが多いようです。このようなことですれ違い、離婚につながることもありますので、お互いに信仰しているかなどは、必ず押さえておきましょう。
お互いのプライバシーにかかわることだけに避けてしまいがちになりますが、結婚をして同じ空間でずっと生活することを決めたのですから、重要となります。しかも両家の家族とも親子関係になり、これまでとは状況が大きく変化します。でも夫婦といえどもあくまで他人同士。好きで一緒になるのですが、かた時には妥協しないと絶対に長続きはしませんし、寛大な心を持つことが必要になります。お互いを深く理解しあいながら5つをクリアして、結婚のさまざまな準備に入りましょう。
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