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加減なしらしい
エミルの冗談とも本気ともつかない一言で、いくらか和んだ雰囲気になった蓮弥の乗る戦車の車内であったのだが、外の状況は何一つとして好転していない。
相変わらず降り注ぐ丸太の中を突っ切ろうとする戦車の群れに、群がる触手の姿といった状況が続いているのだ。
外から聞こえてくるのは、降り注いだ丸太が大地や戦車にぶち当たる音と、それにより破損し、走れなくなった戦車がスリップしたり、破壊され爆発したりする音。
そして戦車の履帯に触手が轢き潰されていく音に混じって聞こえる、不幸な兵士達の叫び声ばかりだ。
耳を覆いたくなるようなそれらに耐えながら、蓮弥は打開策を探す。
このままでは自分達はともかくとして、他の兵士達が被るであろう被害は、相当なものに上るはずであり、折角魔王を倒して生き延びたというのに、こんなところで正体の分からない触手の餌食として人生を終えるのは、あんまりな話だろうと蓮弥は思う。
「冷気は駄目として、熱の方はどうなんだ?」
「冷凍されるか蒸し焼きにされるかの違いだねぇ! 防熱処理なんてしてる暇がなかったし、そんな資材もなかったからねぇ」
「意外と使えないなこれ!」
「あの短期間でこれだけの数を揃えたところを褒めてくれやしないかねぇ!?」
それもそうだと納得しかけて、蓮弥は激しく頭を振る。
思考がそこで停止しかけたせいなのだが、他に何かこの状況を打開できる方法はないものかと考えて、再度蓮弥はエミルへ尋ねた。
「空調の方はどうなんだ? 外気を取り込まない状態の気密性はどの程度保たれる?」
「そっちはばっちり! 下手に隙間なんかあると、砂埃やら煙やらが車内に充満して酷いことになるからねぇ……って、何をする気なのかねぇレンヤ?」
状況はともかくとして、どこか自慢げにそんな説明をしたエミルはそれを聞いた蓮弥が何か納得したような顔になるのに、嫌な予感を覚えた。
だがそんなエミルに応えることなく、蓮弥はクロワールへと指示を出す。
「クロワール、信号弾」
「は、はい! 内容は?」
「全車停止から空調を遮断して気密。竜騎兵達は上空へ退避しろ。急げ」
「はいっ! えーと気密指示って何色でしたでしょうか……」
目の前の操作盤を慌てて操作し始めるクロワールから、蓮弥は視線を操縦席のシオンへと向ける。
それを事前に予測していたのか、シオンは操縦桿から手を離し、アクセルペダルから足を離してブレーキを踏み、戦車を急停止させた。
「シオン、フラウ、どっちでもいい。奴らに効きそうな……」
「浸透性の高い毒だよね。あれが呼吸してるかどうかは微妙だけれど、全く効かないというわけじゃないと思うんだけども」
「なんでもいい。魔術で使える奴だ」
「私が行使するのでマスターは魔力を担当して欲しいの。具体的にはお手を拝借」
操縦席からシオンが伸ばしてきた手を、蓮弥は即座に握る。
ひんやりとした柔らかか感触が掌に感じられると同時に、体の中から魔力が抜き出されていく感覚が蓮弥を襲い、脱力感にも似たその感触に蓮弥は顔を顰めた。
「選択がちょっと難しいの。無機物にまで効果があるタイプだと戦車の方がもたない可能性が出てくるから……生物的にどぎつい奴を」
「それ、この辺りの生態系に問題が出たりしないのかねぇ」
おそらくはフラウの部分なのであろうが、それがどぎついと形容するような毒の魔術を、蓮弥から抽出した魔力で行使すればどのようなことになるのか。
一時的に危機を脱出できたとしても、後々にとんでもない傷跡を残すことになるのではないかと危惧するエミルは、何か他の方法はないものかと頭を働かせる。
「やっぱり勇者達辺りに任せた方がいいんじゃないかねぇ? どの車に乗ってるか分からないけれども」
蓮弥ですら外に出るのを躊躇うような状況で、それより劣る戦力に期待を寄せるということは愚かな話だというのは分かった上で、エミルはいちおう次善策としてそんな話を提案してみる。
それに対してシオンは、何故か仕方がないというような表情で首を振ってから、まじまじとエミルと見ながら答えた。
「クルツ君の触手プレイが見たいとか、相棒なかなかいい趣味してるね」
「ち、違っ!? 私にそっちのケはないからねぇ!?」
「なるほど、レパードさんの筋肉と触手の戯れが好み……」
「相棒!?」
「まさか、グリューンさんとアルベルトさんの耽美系!?」
「相棒ぅっ!? 違うからねぇ!? 絶対に違うからねぇっ!」
おそらくは茶化しているのであろうシオンの台詞なのだが、何故だか車後部の兵士やローナから生温かな視線が集中してくるのを感じ取ってエミルは半ば本気で否定する。
そうしなければ不名誉な噂を立てられかねないと慌てたのであるが、そんなエミルとシオンのやり取りを見ていた蓮弥は、そろそろいいかとばかりに口を挟んだ。
「エミル、そのくらいにしておけ。この状況じゃ誰が出ても解決するのは無理だろうさ」
「ギリエルでも無理かねぇ?」
諦めきれないようなエミルに、蓮弥は以前にギリエルから聞いた情報を伝える。
「ここじゃない世界でスライムが大量発生したとこがあるそうなんだが。そこに落とされたギリエルの同類は、結構早い段階で金髪巨乳の粘液プレイ状態になったらしいぞ」
「諦めるしかないのかねぇ」
生態系が破壊されるよりは、ギリエルに触手プレイをしてもらった方がとも思うエミルなのだが、そのプレイの結果現状が何らかの改善を見せるのであれば検討に値するとしても、ただただ触手に弄ばれて終わる結末しか見えず、それ以上食い下がることを断念した。
「それでは、全員の同意を得られたということで」
他に選択肢のない状況だとしても、エミル以外には意見を述べる者はいなかった。
ならばそれは消極的かもしれないが同意したことと同義であろうと考えて、シオンは蓮弥から引き出した魔力で魔術を行使し始める。
実のところエミルとのやりとりは、茶化したりすることなく切上げることが今のシオンには可能ではあったのだが、それにわざわざ乗ってみせたのは他の戦車達が気密を確保する時間が必要だろうと考えてのことだったのだ、十分時間はあっただろうと考えればシオンに手加減の三文字はなかった。
下手に弱い毒を使い、触手の群れを排除するのに時間がかかれば車内の空気が淀み、乗員の生命維持に支障が出る可能性もありえるとなれば。強力な毒を撒き散らすことが結果として多数の兵士を救うことになるはずである。
無論、戦車を破壊されるなどして既に車外にいるかもしれない兵士達に関しては、見殺すことになるということも承知の上で、シオンは毒のイメージを決めた。
「いきますよ。呼吸してなくとも皮膚から浸透。触れたが最後の神経ガス! あまりに毒性が強すぎて、後で化学的に洗浄しないととんでもないことになる最悪の毒! その名もブ……」
「ストップ、やめろ。名称はどうでもいい。というか聞きたくない。それ戦車の表面について大丈夫な代物なのか?」
「中和するときも魔力を貸してね蓮弥。そうでないと味方の被害がとんでもないことに」
しれっと語るシオンに、任せたのは間違いだっただろうかと蓮弥は困った顔になる。
だが他に方法はなかったのだと自分に言い聞かせることで気持ちを切り替え、外を見る気も起きないままに車長席にぐったりと体を預けた。
シオンも操縦席から外を見る気はないらしく、疲れたような蓮弥の姿をじっと眺め、クロワールは自分にできるようなことは現状何かないのだろうかと落ち着かない様子できょろきょろと車内に視線を走らせる。
車の後部に座っているローナや兵士達は最初から外を見る方法がなかったのだが、一人エミルだけが砲手席から外を見ており、そこに繰り広げられている光景に言葉を失っていた。
そこに見える風景に、シオンが使った魔術の痕跡は何も見えない。
煙があがることも、何かしら妙な光が走るようなことも何もなかった。
だが戦車の周囲に蠢き、その車体に絡みつき、隙あらば内部に侵入しようとしていた無数の触手達は、シオンが魔術を行使した途端にその動きを止めたかと思うと、それぞれの触手がでたらめな動きをし始め、やがてその動きすら止まり、痙攣するような様子を見せたかと思うとそれっきり、動きを止めてしまったのである。
そのあまりに速やかな効果に、エミルは背筋が寒くなるのを感じていた。
様々な毒にも詳しいつもりでいるエミルなのだが、これほど静かで速やかに生物の命を奪い去る毒をエミルは知らない。
おそらくは蓮弥からフラウ経由でもたらされた何らかの知識なのであろうが、そんな毒を生み出すような蓮弥が元々いた世界というのは、どれだけ危険な世界なのだろうかとこの世界で極度に危険な存在の一つである魔族の身でありながら、恐怖にも似た感情を抱いてしまったのだ。
「レンヤの世界って怖いんだねぇ……」
「まぁな。ちょっとばかり記憶が戻ってる程度の俺が言うのもなんなんだが、あの世界が未だに滅んでないっていうのがあの世界の最大の不思議だろうと思ってる」
見渡すかぎりを埋め尽くしていた触手の群れから、動くものがなくなるまでにそれほど時間は必要とされなかった。
ただ地面に落ちて糸くずのようになっている触手達が、動き出さないことを確認するためなのか、そんな状況になってからもシオンはしばらく何もしようとはせず、蓮弥もじっと車内で沈黙を保つ。
やがてもう十分だろうとシオンが考えたのか、やおら空が曇りだすとすぐにしとしとと細かな雨が降り出し、動くもののない戦場をゆっくりと濡らし始めた。
「この雨も相棒が?」
「いちいち洗浄するのは面倒だからね。しばらくこの雨に打たれていれば、撒き散らした毒の毒性は中和されて無害になる、と思う」
少しばかり心配になるシオンの物言いではあったが、任せるしかないだろうと蓮弥は考え、深く息を吐き出してから様子を窺っているクロワールへ指示を出す。
「しばらく待機だ。間違っても気密を解かないよう指示を」
「はい」
「竜騎兵達にもしばらく近寄らないように指示を出してくれ。できるならこの雨にも濡れない方がいい。可能な限り大きく離れるように」
「あまり詳細に指示はできないんですけども」
そう言いながらクロワールが信号弾の準備をしている間、蓮弥は意見を求めるようにエミルの方を見た。
とはいえ、何に関する意見を求められているのか分からないエミルは首を傾げ、蓮弥は聞きたい意見を伝える。
「これでいくらか楽になると思うか?」
「触手に知能があるなら。これだけ派手に殺されれば下手に近寄ろうとは思わないかもしれないねぇ。もしくはさっきの毒に対する抵抗力を手に入れるまでは。大規模な攻勢はまとめて処理されかねないからねぇ」
「毒の中和が終わったら、被害をまとめて魔石を補充して、か……ゲームのように魔王を倒したらスタッフロールでめでたしめでたしなら、こんな面倒なことをしなくても良かったのにな」
「よく分からないけれど、家に帰るまでが戦争だからねぇ」
遠足と似たようなものだろうかと思う蓮弥ではあるのだが、その危険度や物騒さは遠足とは比べものになるわけもない。
あとどれだけこんなことを繰り返せばクリンゲに到着できるのだろうかと暗い気持ちになる蓮弥だったのだが、この時の被害が触手達に与えた衝撃が大きすぎたのか、以降人族領側の瘴気の森を進む蓮弥達へは、触手の攻撃がぴたりと止んだのである。
これをいい兆しと捉え、家路を急いだ蓮弥達であったのだが、そんな蓮弥達を待っていたクリンゲの状況は、とてもよいものだとは言えない状態であった。
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