乱高下する取引を疑似体験!仮想通貨を学べるボードゲーム「THE仮想通貨」(2018.04.22)

ドルや円を含めた世界の通貨は、どれも不換紙幣である。
だがニクソンショック以前の米ドルは兌換紙幣だった。「いくら持ってくれば一定量の金と交換できる通貨」ということだ。それが当時のニクソン大統領の決定を境に、世界のトレーダーから得る信用が通貨の価値を決めるようになった。
仮想通貨は、それを徹底させたものである。評価の基軸が「国家の信用」ではなく「仮想通貨そのものの信用」だから、仕組みは自ずと超国家的になる。代わりに、いざという時に市場介入できる中央銀行が存在しないため、相場の変動が極めて激しい。英ポンドは乱高下が激しい通貨といわれているが、それでも1日に10%も価値が下落したら、大騒ぎするだろう。
そのような仮想通貨の特徴を学べるボードゲームがある。
■「億り人」を目指すゲーム
クラウドファンディング『Makuake』に登場した『THE仮想通貨』。
仮想通貨投資を再現するゲーム、ということだけは事前に聞いていた。数種類の銘柄を買い込み、相場を読んで売買するというルールだ。
このゲームには、仮想通貨のプロフェッショナルが開発に携わっている。
ゲームに登場する仮想通貨の銘柄は6種類。いずれも架空のものではあるが、大手取引所提供のものとベンチャー取引所提供のものに3つずつ分かれている。後者のほうがイベントが多く、故に値も変動しやすいとのこと。
全12ターンのうちにひたすら資金を稼ぐのだが、ターン毎にイベントが発生する。その際、次ターンのイベントも公開される。
たとえば、以下の写真。
このターンでは、取引所がハッカーに狙われるということが起こる。サイコロを振って、どの銘柄がやられるのかを決める。そして次のターンはモナロというベンチャー取引所提供の仮想通貨が日本で取引禁止になるのではという噂が立つ。それが現実になるか否かも、やはりサイコロの判断だ。
また、誰かが仮想通貨を売買することで、その銘柄の相場が上下する。これにも気を払わなければならない。さらに各プレイヤーはアクションカードというものを所持していて、自分が持っている銘柄の価格を操作したり、ライバルを陥れることもできる。
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