本の街の新名所!「神保町ブックセンター」は都会のオアシスだ(2018.04.22)

書店の本をお茶しながら読める神保町ブックセンター。
TEL:03・6268・9064(書店/喫茶室)
あれは一昨年の11月。東京・神田神保町の交差点近くで、長年、本好きに親しまれてきた「岩波ブックセンター 信山社」が惜しまれながら閉店した。本の街・神保町の中でも屈指の好立地にあるだけに、現代の書店経営の厳しさをひしひし感じさせる出来事だった。
その跡地に4月11日、「神保町ブックセンターwith Iwanami Books」がオープンした。書店と喫茶店とコワーキングスペースが入った複合施設だ。名前は似ているが「岩波ブックセンター 信山社」のリニューアルオープンではない。ただし、書店に並んでいるのはすべて岩波書店の本。約9000冊、ズラリと揃えた。
■知のインフラを目指して
運営するのはUDS株式会社。これまでに「キッザニア東京」「代々木VILLAGE」「ホテルカンラ京都」などの商業施設やホテルなどの企画や運営、広くはまちづくりにつながる事業を行ってきた会社だが、書店を手がけるのは初めてだ。
「神保町は世界的に見ても類を見ない本の街。そのポテンシャルを活かしたい」とUDSの中川敬文社長。岩波書店のトレードマーク「種をまく人」と歩を合わせるように「未来の自分の種をまく」をコンセプトにあげ、「本をきっかけに人が集まれる場所。本と人の交流点になることを目指したい」と語る。
近年ブックカフェが人気を呼んでいるが、その立役者の1人、内沼晋太郎氏をアドバイザーに迎えた。内沼氏は下北沢のブックカフェ「本屋B&B」などを運営するブック・コーディネーターだ。
神保町ブックセンターのブック・コーディネートについては、「幅広い出版社の本を取り揃えるより、岩波書店の刊行中の本のほとんどがそろっているほうがユニーク」と語る。
刊行中の本が1万点近くもあるのも創業百年を超える岩波書店ならではだが、そのほとんどが揃っていることに価値があるという。
イベントも楽しみだ。新刊の発売に合わせ著者を招いてのトークイベントや、各分野の人を招いて「私の岩波書店3冊」を紹介してもらうイベントなどを検討中。スケジュールはゴールデンウィーク前後に出る予定だ。
「岩波ブックセンター信山社」時代の書棚がレイアウトを変えながら活用されている。
-
- ロンドンのレインダンス映画祭で話題を集めた、新宿二丁目で働く人々の差…
- ■連載/Londonトレンド通信 この9月にロンドンで開催された第25回レインダンス映画祭で、東京・新宿二丁目の“売り専”と呼ばれる男娼を撮ったドキュメンタリー映画『売買ボーイズ』が上映された。上...(10.28)続きを読む
-
- ツアーと個人旅行のいいとこ取り!あいのりで移動する「シェアトラベル」…
- 旅には様々なスタイルがある。中でも、いちばん手間がかからず、効率的にその土地の名所を巡り、名産品を食したり、土産として手に入れたりできるのがツアー旅行だ。最近では格安のバスツアーなども組まれているので...(11.04)続きを読む
-
- 仕事に疲れたら立ち寄りたい〝猫呑み〟ができる都内の居酒屋4選
- 猫カフェブームが一段落して、今はお店の看板猫が注目の的だ。特に居酒屋・バーは、来店者が長時間座る場とあって猫たちと交流しやすく、それを目当てに訪れる常連客がいるほど。 お酒が呑めて猫もいる店で、...(01.29)続きを読む
-
- オフロードレースのスリルと興奮を味わえる「SSV」が北米で人気の理由
- アメリカの最新レジャートレンドであるSSV、そしてオフロードレースが大人気だ。その理由についてデザート・オフロード・アースベンチャーズのケビン・カーティス社長へインタビューした。 劉:オフロー...(03.31)続きを読む