挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
黒の召喚士 ~戦闘狂の成り上がり~ 作者:迷井豆腐

最終章 黒女神編

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
528/528

第514話 竜王乱舞

 ―――中央海域

 海面から飛び出す数多の水燕すいえんの艦隊。船に搭載している機能の1つ、青魔法を利用して水中でも一時的に甲板に出られるようなった為、戦闘員は既にそこにて待機中だ。詰まり、即刻戦闘可能状態にある。

「第一波組、頼んだぞっ!」

 最初は時間との戦いだ。気配を消しつつ浮上かつ、不意を打つ為の速攻攻撃。敵戦艦の位置は事前に把握済み、このエルピスを囲うように配置した各船が、八芒星を描くが如く空へと突き抜ける。更にそこから天高く飛び立つは、8体の竜王達だ。

「おう! 神の方舟だか何だか知らねぇが、んなもん俺達が撃ち落としてやるよ!」
「何だい何だい。馬鹿息子がいつの間にやら偉くなったもんだねぇ。息吹ブレスの吐き方、覚えてるのかい?」
「それは私も不安。基本、いつもダハクは女の尻しか追い掛けていない」
「ハハッ! おでもそう思うぜ! ダハクはどこに行ってもそればっかだ!」
「ぐう~、親がいるとやりづれぇ……!」
「あらあら、男の子はそれくらい貪欲であるべきだと思うわよ? 私のアズちゃんなんて、違う方向に欲求が偏っちゃってるし」
「おい! 何の話をしてんだよ! 無駄話なんかしてねぇで、さっさと風の障壁を壊すぞ!」
「風といったら僕でしょ! フロムがその道の玄人として、上手い具合に中和してやる!」
「ねーねー。水ちゃん黙っちゃってどうしたの? 気分悪いの? 風邪? ねーねー、雷ちゃんにも教えてー」
「………」
「ま、纏まんねぇ…… ったく、んな事してるうちに予定地点に到達だ! 兎も角、思いっ切りぶっ放せ! 俺の『竜絆』で地力を底上げする!」

 好き勝手に振舞う竜王達を窘め、紙一重の協調性で力を結集させるアズグラッド。サラフィアの背に騎乗する彼は、自身の固有スキルである『竜絆』を発動。パーティを組む竜種のステータスと集中力を高め、普段行動を共にしない者同士であろうとある程度の連携を可能とさせる。この力により、絶対に団結できないだろうと思われていた竜王達の全力息吹ブレスは、奇跡的に同じタイミングで一斉放射させられた。

 ダハクの全ての物質を溶かす腐敗の息ケロウブレス、ムドファラクの全属性を注ぎ込んだ竜咆超圧縮弾サジタリア、竜化して強気になったボガの活火山創造の息ラーバクレータブレスといった、ケルヴィン達にとっては見慣れた息吹ブレスに加えて、今回は更に他の竜王達の息吹ブレスも増し増しだ。

 サラフィアが亜熱帯の気候をも一瞬で極寒の凍土に変貌させる純白の息吹ブレス、そのママ友であるかーちゃんが有を無に帰す漆黒の息吹ブレス、フロムや虎次郎、雷竜王の国を滅ぼす超ド級な息吹ブレス群が、四方八方から戦艦エルピスへと放たれた。

 ―――ッッッ!

 エルピスが周囲一帯に噴出した風の障壁に、それら八竜王の威光が衝突する。その際の鳴動は筆舌に尽くしがたいものであり、ただただ凄まじい衝撃の余波が波紋となって拡がっていた。

「ぬうぅーーー……!」
「馬鹿でかい戦艦を介しているとはいえ、全ての竜王の力と拮抗させるとは……! 裏の姫様の魔力は侮れんわい! じゃが!」
「ああ、道は開かれたっ!」

 ボガに騎乗するジェラール、サラフィアのアズグラッドが声を合わせながら前を見据える。その視線の先にあるのは、強力な風を出していたエルピス各部の噴出口が、モクモクとした黒煙を出している光景だった。竜王の息吹ブレスに対抗する為、エルピスの限界を超えて解き放った暴風の代償。それが正に、エルピスの異常を知らせるあの黒煙だったのだ。

「障壁がなくなったぞ! 全速前進! あのどでけぇ方舟を攻撃だ!」

 28艦の水燕すいえんは最高速でエルピスへと接近。この間にも各艦・各人による砲撃は開始され、障壁がなくなって露呈されたエルピスの装甲にヒット。攻撃が通じた事実はより各員の士気を高める要因となって、その働きに拍車をかけた。

 だが、敵側の戦艦もただ黙って攻撃を受け止めるだけではなかった。大小様々な砲台が装甲部から出現し、スコールの如く弾幕を展開。更には破壊された筈の噴出口から、天使型のモンスターを解き放ち始めたのだ。砲撃やモンスターによる攻撃は水燕すいえんに飛来し、かなりの精度でこれを命中させていた。

「ぐっ、そう簡単に事は運ばないか……!」
「も、問題ありません! この程度であれば、耐えさせて見せます!」

 全てのトラージ船には、コレットによる巫女の秘術が施されている。これらはケルヴィンの大風魔神鎌ボレアスデスサイズや、刹那の斬鉄権でもない限りは破壊されない、世界最硬の護り手。だがしかし、船は数は全部で28隻にも及ぶ。障壁の欠損よりも心配するべきはむしろ、コレットの魔力残量が不足して、秘術の維持が困難になる事だ。

 この決戦の日の為に、残ったスキルポイントを『大食い』のスキルに全振りし、大量のMP回復薬を用意したコレット。吐いてでも飲み、飲んでは魔力を回復させるという意気込みは本物で、今も巫女の秘術は正常に機能している。それでも、限りなくこの状況が続くなんて事はありはしない。コレットの鋼の意志が続くまでが、ケルヴィンらに課せられたタイムリミットだった。

「コレット、これから俺達はエルピスの内部に潜入する。その間、頑張ってくれるか?」
「巫女として、私の土壇場という訳ですね? メルフィーナ様とケルヴィン様の為となれば、このコレット・デラミリウス! 巫女として、歴代最高の働きっぷりをお見せしましょうとも!」
「ありがとな、コレット。これ、メルフィーナが姿を消す前に作っていた特製の回復薬だ。この戦場の要はお前だと言っても過言ではないんだ。辛いと思うけど、これで根性を見せてくれ。じゃ、行ってくる!」
「僕もあの方舟の中で頑張ってくるから、コレットも一緒に頑張ろうね!」

 コレットはケルヴィンから瓶詰された輝く液体を手渡される。もう純白の方舟は間近、ケルヴィン達は船の甲板から飛び立ち、敵陣へと向かって行った。

「ふ、ふふっ…… 信仰すべきケルヴィン様とリオン様に信頼され、メルフィーナ様お手製のお薬まで頂いてしまいました……! これで無理をするなというのが、無理というものですっ!」

 コレットが昂ると同時に、水燕すいえんの各艦表面が淡く輝き出す。1層だった障壁が2層、3層と枚数を増やし、その厚みさえも増していく。その強固さは以前とは比較にならず、喩え敵艦エルピスの砲撃が直撃しようとも、水燕すいえん本体には何の衝撃も伝わらないほどの護りと化していた。

「うおっ、凄いな」

 その光景を横目に見ていたケルヴィンは、安心するかのように口元を緩ませる。と、その直後にシュトラからの念話が送られてきた。

『ケルヴィンお兄ちゃん、アズグラッドお兄様からの伝言よ』
『どうした?』
『さっきの息吹ブレスの一斉掃射で、竜王さん達が疲れちゃったみたい。少し時間を置けば復帰できるけど、直ぐには大技とかは使えないらしいわ』
『クロメルの魔力とエルピスを相手取ってだったからな……』
『でも、あの方舟から出てくるモンスターの相手くらいはできるって。私も精一杯フォローするから、お兄ちゃんは自分の戦いに集中してね!』
『ああ、頼んだ――― ん?』

 ケルヴィンとシュトラがそう念話していた最中、戦艦エルピスの真下部分のハッチが開かれ、そこから巨大な何かが投下された。

「さあ、ジルドラさん! 我々の出番ですよ!」

評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。 ⇒評価システムについて

文法・文章評価


物語(ストーリー)評価
※評価するにはログインしてください。
感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む

魔王を倒し、世界を救えと勇者として召喚され、必死に救った主人公、宇景海人。 彼は魔王を倒し、世界を救ったが、仲間と信じていたモノたちにことごとく裏切られ、剣に貫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全145部分)
  • 24046 user
  • 最終掲載日:2018/04/16 07:55
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )

◆カドカワBOOKSより、書籍版13巻+EX巻、コミカライズ版6巻発売中! 現在アニメ版が放送中です。【【【アニメ版の感想は活動報告の方にお願いします!】】】 //

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全575部分)
  • 33686 user
  • 最終掲載日:2018/04/22 18:00
進化の実~知らないうちに勝ち組人生~

柊誠一は、不細工・気持ち悪い・汚い・臭い・デブといった、罵倒する言葉が次々と浮かんでくるほどの容姿の持ち主だった。そんな誠一が何時も通りに学校で虐められ、何とか//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全119部分)
  • 23806 user
  • 最終掲載日:2018/04/09 18:15
レジェンド

東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1709部分)
  • 28435 user
  • 最終掲載日:2018/04/22 18:00
異世界迷宮で奴隷ハーレムを

ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全221部分)
  • 24373 user
  • 最終掲載日:2017/11/30 20:07
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全303部分)
  • 27814 user
  • 最終掲載日:2016/01/01 00:00
ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-

世界最強のエージェントと呼ばれた男は、引退を機に後進を育てる教育者となった。 弟子を育て、六十を過ぎた頃、上の陰謀により受けた作戦によって命を落とすが、記憶を持//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全180部分)
  • 26135 user
  • 最終掲載日:2018/03/17 16:22
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部分)
  • 27568 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00
魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~

 書籍化決定しました。GAノベル様から三巻まで発売中!  魔王は自らが生み出した迷宮に人を誘い込みその絶望を食らい糧とする  だが、創造の魔王プロケルは絶望では//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全223部分)
  • 24224 user
  • 最終掲載日:2018/03/30 19:25
異世界転移で女神様から祝福を! ~いえ、手持ちの異能があるので結構です~

 放課後の学校に残っていた人がまとめて異世界に転移することになった。  呼び出されたのは王宮で、魔王を倒してほしいと言われる。転移の際に1人1つギフトを貰い勇者//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全202部分)
  • 28413 user
  • 最終掲載日:2018/04/20 00:00
奪う者 奪われる者

佐藤 優(サトウ ユウ)12歳  義父に日々、虐待される毎日、ある日 借金返済の為に保険金を掛けられ殺される。 死んだはずなのに気付くとそこは異世界。 これは異//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全247部分)
  • 22165 user
  • 最終掲載日:2018/04/22 18:00
失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~

とある世界に魔法戦闘を極め、『賢者』とまで呼ばれた者がいた。 彼は最強の戦術を求め、世界に存在するあらゆる魔法、戦術を研究し尽くした。  そうして導き出された//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全190部分)
  • 24902 user
  • 最終掲載日:2018/04/18 01:33
異世界はスマートフォンとともに。

 神様の手違いで死んでしまった主人公は、異世界で第二の人生をスタートさせる。彼にあるのは神様から底上げしてもらった身体と、異世界でも使用可能にしてもらったスマー//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全467部分)
  • 21572 user
  • 最終掲載日:2018/04/21 11:10
とんでもスキルで異世界放浪メシ

※タイトルが変更になります。 「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」 異世界召喚に巻き込まれた俺、向//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全413部分)
  • 30376 user
  • 最終掲載日:2018/04/16 23:49
再召喚された勇者は一般人として生きていく?

異世界へと召喚され世界を平和に導いた勇者「ソータ=コノエ」当時中学三年生。 だが魔王を討伐した瞬間彼は送還魔法をかけられ、何もわからず地球へと戻されてしまった//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全413部分)
  • 22158 user
  • 最終掲載日:2018/04/15 11:00
二度目の人生を異世界で

唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。 「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」 これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全401部分)
  • 27604 user
  • 最終掲載日:2018/04/16 12:00
LV999の村人

 この世界には、レベルという概念が存在する。  モンスター討伐を生業としている者達以外、そのほとんどがLV1から5の間程度でしかない。  また、誰もがモンス//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全369部分)
  • 21867 user
  • 最終掲載日:2018/04/18 21:00
成長チートでなんでもできるようになったが、無職だけは辞められないようです

 俺、一之丞は就職100連敗、さらに記録更新中の無職だった。  面接に向かう途中、トラック事故に巻き込まれ、あえなく死亡。  そして、女神から常人よりも400倍//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全223部分)
  • 22225 user
  • 最終掲載日:2018/04/08 11:14
マギクラフト・マイスター

 世界でただ一人のマギクラフト・マイスター。その後継者に選ばれた主人公。現代地球から異世界に召喚された主人公が趣味の工作工芸に明け暮れる話、の筈なのですがやはり//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1860部分)
  • 21735 user
  • 最終掲載日:2018/04/22 12:00
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全314部分)
  • 34353 user
  • 最終掲載日:2018/04/21 18:00
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -

34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全286部分)
  • 25143 user
  • 最終掲載日:2015/04/03 23:00
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~

地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。 運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。 その凡庸な魂//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全363部分)
  • 25807 user
  • 最終掲載日:2018/01/07 20:00
盾の勇者の成り上がり

盾の勇者として異世界に召還された岩谷尚文。冒険三日目にして仲間に裏切られ、信頼と金銭を一度に失ってしまう。他者を信じられなくなった尚文が取った行動は……。サブタ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全875部分)
  • 20734 user
  • 最終掲載日:2018/04/17 10:00
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全537部分)
  • 24536 user
  • 最終掲載日:2018/02/03 23:34
金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~

『金色の文字使い』は「コンジキのワードマスター」と読んで下さい。 あらすじ  ある日、主人公である丘村日色は異世界へと飛ばされた。四人の勇者に巻き込まれて召喚//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全824部分)
  • 25642 user
  • 最終掲載日:2017/12/24 00:00
賢者の孫

 あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。  世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全129部分)
  • 28341 user
  • 最終掲載日:2018/04/02 22:06
境界迷宮と異界の魔術師

 主人公テオドールが異母兄弟によって水路に突き落されて目を覚ました時、唐突に前世の記憶が蘇る。しかしその前世の記憶とは日本人、霧島景久の物であり、しかも「テオド//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1450部分)
  • 25375 user
  • 最終掲載日:2018/04/22 00:00
ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた

 ◆書籍⑨巻5月25日発売! コミックヴァルキリーにて漫画版連載中です◆ ニートの山野マサル(23)は、ハロワに行って面白そうな求人を見つける。【剣と魔法のファ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全196部分)
  • 21328 user
  • 最終掲載日:2018/04/09 21:00