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みなさんは髪を乾かす時の方法は自然乾燥派ですか?ドライヤー派ですか?
ドライヤーがめんどくさかったり、熱によって髪が傷んでしまうのではないかと心配し自然乾燥やタオルドライにしている方は多いのではないでしょうか?
先に結論から申し上げておくと確かにドライヤーはめんどくさいですが、実はドライヤーよりも自然乾燥の方が髪に及ぼすデメリットが多いのです!
今回はそれぞれのメリット・デメリットをみながら正しいドライヤーの使い方をご紹介いたします。
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自然乾燥・タオルドライのメリット
自然乾燥の大きなメリットは
時間を取られない
経済的
ということです。
自然乾燥をする方に挙げられる1番の理由が「ドライヤーがめんどくさい」ということです。
ドライヤーをすると髪がショートの方でも5分、ロングの方だと10分〜20分も時間がかかってしまいますよね。
そんな時間があれば他事をしたいという意見の方も多く、また電気代を節約したいという方にとっては自然乾燥は経済的です。
自然乾燥・タオルドライのデメリット
自然乾燥のデメリットは
髪が傷みやすい
パーマやカラーの持ちが悪い
寝癖がつきやすい
髪が臭う
フケや薄毛の原因になる
などなど、自然乾燥はメリットよりもデメリットの方が圧倒的に多くあります。
髪が傷みやすい
自然乾燥をしてしまうと髪のキューティクルが壊れてしまいます。
キューティクルはシャンプーなどのCMでよく観る根もとから毛先に向かってウロコ状に重なり合っている組織のことで、髪の表面をおおっていて外部の刺激から髪内部を守りタンパク質や水分が失われないように働き髪にツヤを与えてくれる役割があります。
キューティクルは髪が濡れている時は開いた状態になっています。
開いた状態のキューティクルはダメージを受けやすく、自然乾燥のようにずっと濡れたままにしておくとパサつきや枝毛の原因になります。
また朝シャンをしてドライヤーをせずそのまま出掛けてしまったり、生乾きのまま寝てしまったりという方もいますが、これは要注意です。
紫外線はキューティクルの大敵。ドライヤーの熱よりもさらに大きなダメージを受けているのです。
生乾きのまま寝てしまうと、キューティクルが開いた状態で、寝相による枕の刺激を受けてしまいこちらも大きなダメージを受けてしまいます。
パーマやカラーの持ちが悪い
おしゃれでしているカラーやパーマも、せっかくだったら長持ちさせたいですよね。
ドライヤーの熱によってもカラーやパーマは落ちてしまうことがありますが、自然乾燥も同様です。
ずっと開いたままのキューティクルがダメージを受けはがれてしまうと、乾燥の原因となりカラーやパーマの持ちが悪くなってしまうのです。
寝癖がつきやすい
髪は濡れた状態から乾いたときにそのままの形でクセがつくタンパク質の水素結合というものがあります。
なので生乾きのままで寝てしまうと変な方向に髪がクセついてしまい、朝の髪のセットに余計な時間を取られてしまいます。
これではお風呂上がりにドライヤーの時間を省いた意味がなくなってしまいますね。
髪が臭う
「ちゃんと頭を洗ったのになぜか臭う」なんて経験があると思いますが、これは頭皮や髪が湿気により雑菌が繁殖しやすくなっていることにより起こります。
雑菌の繁殖により頭皮が蒸れて臭いを生み出しているのです。
フケや薄毛の原因になる
生乾きの頭皮で雑菌が繁殖するとにおいだけでなくフケやかゆみ、吹き出物などの頭皮トラブルも引き起こしてしまいます。
こういった原因により髪の健康が損なわれると、髪の成長にも影響が及ぼされます。
頭皮が濡れままだと頭皮の温度も下がり、血行が悪くなります。これにより髪の栄養がきちんと行き届かず髪が生えにくくなることがあるのです。
ドライヤーのメリット
ドライヤーは上記でお伝えした自然乾燥のデメリットの
- 髪が傷みやすい
- パーマやカラーの持ちが悪い
- 寝癖がつきやすい
- 髪が臭う
- フケや薄毛の原因になる
を全て予防してくれます!
そしてこれらにプラスして
キューティクルを整える
雑菌の繁殖を防ぐ
ことができます。
キューティクルを整える
キューティクルが開いたままの状態となりダメージを与えてしまう自然乾燥に対し、ドライヤーはすぐにキューティクルを正常な状態に戻すことができます。
ドライヤーの熱により髪に含まれるタンパク質や水分、油分をすぐに閉じ込めてくれるので摩擦や静電気、紫外線などから受ける外部刺激を最小限に抑えることができます。
キューティクルが守られることによりツヤのある髪をキープできます。
雑菌の繁殖を防ぐ
髪をしっかり乾かすことによって生乾きによる雑菌の繁殖を防ぐことができます。
ドライヤーで乾かしている方も、半乾きであれば根元から雑菌が繁殖し頭皮トラブルをおこしてしまいます。
根元までしっかり乾かすことがポイントです。
ドライヤーのデメリット
ドライヤーのデメリットは熱によるダメージとなります。
しかしこちらはあることを守れば自然乾燥よりもダメージを最小限に抑えることができます。
ではどうすればダメージを最小限に抑えることができるのかというと、それは時間をかけず素早く乾かすということになります!
ドライヤーが髪に良くないと言われる1番の理由が熱によるダメージと言われていますが、それは髪が熱に弱く長時間ドライヤーで乾かすことにより水分が抜けすぎてしまい乾燥しパサつき、切れ毛や枝毛の原因になってしまうからです。
なので短時間でドライヤーを使い熱を与えすぎないように素早く乾かすと、キューティクルを正常に守ることができます。
正しいドライヤーの使い方
髪のキューティクルを守りながら素早く乾かすためにはどうすればいいのかをご紹介いたします。
ドライヤーの前にまず大切なことはタオルドライをきちんと行うということです!
タオルドライをきちんと行う
髪を洗った後にまずしっかりタオルドライを行ってください。
タオルドライ時に行ってはいけないことはゴシゴシと拭くということと長時間タオルドライすることです!
何度もお伝えしていますが髪が濡れている間はキューティクルが開いている状態です。
その状態でゴシゴシ拭いてしまうと摩擦が起こりキューティクルが剥がれてしまいます。
長時間タオルドライしてしまうのも、キューティクルに良くないのでやめましょう。
タオルドライを行う時はまず、根元からゴシゴシではなく優しく揉み込むような感覚で髪と髪の間に空気を含ませるように拭いていきます。
そして毛先をタオルで挟みポンポンと、こちらも優しく叩くような感覚で行います。
そうすることにより素早く余分な水分を取り除くことができます。
タオルも吸収性が良いものを選ぶことがポイントです。
吸収性の高いマイクロファイバー素材のタオルや、綿100%のものは髪への摩擦も少なく水分を取り除くことができます。
ドライヤーの正しい使い方6ステップ
ドライヤーの正しい使い方は全部で6ステップございます。
ドライヤーの正しい使い方
- ブラッシングをおこなう
- ヘアオイルを使用する
- 髪上部の根元から乾かす
- 髪上部の次は真ん中当たりを乾かす
- 真ん中当たりの次は毛先を乾かす
- 冷風を髪全体に当てる
正しいステップの前に、ドライヤーを行う時に注意しておいてほしいポイントがございます。
そのポイントとは【一定の距離を保ってあてる】【長時間あてすぎない】【根元から乾かす】となります。
では詳しいステップの解説をしていきます。
1.ブラッシングをおこなう
ドライヤーを髪全体に効率的に当てる為に、まず粗めのブラシや手ぐしで髪の毛をといておきましょう。
ブラッシングや手ぐしを行うことで全体にドライヤーの熱風が当たりやすくなるだけでなく、日中溜まった汚れやホコリも一緒に落とすことができます。
2.ヘアオイルを使用する
ブラッシングを行った次は、ドライヤーの熱によるダメージをより軽減させるためにヘアオイルを使用しましょう。
ヘアオイルの中でも椿やあんず油、アルガンオイルなどはキューティクルが開いて髪が傷むのを防ぐのに効果的です。
もしお手元にない場合はそのままステップ3に進んでください。
■ ヘアオイル人気おすすめブランド5選-パサつく髪を改善する
3.髪上部の根元から乾かす
髪とドライヤーの距離を15cm~20cm程に保ち、髪上部の根元から乾かしていきましょう。
この時に髪の毛を3つにブロッキングして乾かすとより効果的となります。
4.髪上部の次は真ん中当たりを乾かす
髪上部が乾いてきたら次は真ん中辺りの髪を乾かしていきましょう。
上から順番に乾かすことによって水分が上から下へいくのを防いでいます。
5.真ん中当たりの次は毛先を乾かす
最後に毛先を乾かしましょう。
ただここで注意点があって毛先はダメージを受けやすいので、乾かしすぎには十分注意してください。
6.冷風を髪全体に軽く当てる
髪上部から毛先まで全体をドライヤーで乾かし終わった後は、最後に冷風を髪全体へ軽く当てましょう。
髪全体に冷風を送ることで、よりしっかりキューティクルを閉じることができます。
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まとめ
正しく髪を乾かすためのドライヤーの使い方を理解できましたでしょうか。
『髪は女の命』
めんどくさいからといって自然乾燥やタオルドライをしていては髪はどんどん傷んできてしまいます。
正しいドライヤーの使い方をマスターして、ツヤのある美しい髪を保ってくださいね。
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