米民主党、トランプ陣営とロシア、ウィキリークスを提訴 選挙介入で共謀と主張

2018.04.21 Sat posted at 13:21 JST

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(CNN) 米民主党全国委員会(DNC)は20日、2016年米大統領選への介入で共謀したとして、トランプ陣営とロシア、内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者ジュリアン・アサンジュ氏、トランプ氏の親族や側近らを提訴した。大統領選期間中にウィキリークスを通じて党の内部メールを公表し、民主党に損害を与えたと主張している。

米マンハッタンの連邦地裁に訴状を提出した。訴状では、トランプ氏一族がどのようにして家族の事業を通じてロシアに取り入り、ロシア側がこうしたつながりを利用してDNCへのサイバー攻撃で取得した情報を拡散させたかを記述している。

DNCはまた、「ロシア側はトランプ陣営の中に、こうした試みに積極的に協力するパートナーを見つけた」とも指摘した。

一方、トランプ陣営は訴訟を「考慮に値しない」と形容。「根拠のないロシアとの共謀疑惑を裏付けようとする」民主党の苦し紛れの試みだとし、民主党はいまだに大統領選で示された民意にあらがおうとしていると主張した。

トランプ陣営の現在の選対責任者、ブラッド・パースケール氏は、でっちあげのロシア共謀疑惑に関して民主党が提起したいんちきの訴訟だとしている。

裁判を担当するのはクリントン元政権時代に指名されたジョン・G・コエルトル判事。

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