小奇麗にまとまって疲れたオッサンの娯楽になりきってしまう前の、ドラマとアニメの中間ぐらいのカルトなナニカが好きだった。
オッサンが見るにはジュブナイル過ぎて、子供が見るには小難しい、アンバランスで、本棚のどこにも正しい居場所のないような作品群が好きだったんだ。
暗くて救いようがないような、明るすぎないからこそ救われているような、結論が視聴者に委ねられすぎるような危うさに魅せられた。
ドラマでやれば非現実さに画面が耐えられなくなるような内容を、やたらと薄暗い明度と目の大きすぎないキャラクターで描く世界に惹かれてた。
どれも萌えや燃えを上手に使って、ネットでバズらせたがっている。
それで正解なんだ。
迷走していただけなんだ。
でも、迷走していた頃のフラフラと当て所なくさまようなあの頃の深夜アニメを愛していたんだ。
WIXOSSや魔法少女サイトもあるけど、あれは少し別の血が混じりすぎているような気がする。
画面が、映えていすぎるんだ。
それだと、話の湿り気が目立ちすぎて、なんだか悪趣味なだけに見えてしまうんだよ。
ソルティレイとか好き?
OPの歌詞とか冷静に聞いてみるとめっちゃ良く出来てるよね。 一つのラブソングとしても聞けるし、あの作品にピッタリな歌としても聞ける。 ねぇこの先はどこまでも不安と隣合わせ ...
ゴミを引用するな