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アイスクリームって、甘くて冷たいんだなあ。
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★3FRANK フランク(2014/英=アイルランド)精神医学的見地にも目を配った『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』シリアス風リメイク。というのはもちろん嘘八百だが、実際共通/類似点もある。鬼面人を驚かす奇抜なコスチューム。真剣かつギャグ的な演奏。音楽的成功を企んだアメリカ合衆国進出。彼の地で見舞われるバンド内トラブル。 [review][投票]
★4祖谷物語 おくのひと(2013/日)これにしてもかつかつの予算を何とか遣り繰りして撮り上げられたに違いないが、この恰幅のよさは貧乏臭い日本映画と一線を画す。ウェブ上で閲覧できる監督のインタヴューを何件か瞥見した限りでは影響源としてその名が挙げられているのを確認できなかったが、黒沢清的不穏が至るところに渦巻いてもいる。 [review][投票(1)]
★4劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス(2014/フィンランド=仏)真顔のままギャグをぶち込むことにかけて、さすがにこのキャラクタたちは年季の入りが違う。その泰然たるギャグ者の風情はムーミン谷の住民でない客演キャラクタにまで波及し、殊にモンガガ侯爵による「私は象しか彫りません」宣言には抱腹を強いられる。その理由不詳の当然ぶりが一級の喜劇の徴である。[投票(1)]
★3西遊記2 妖怪の逆襲(2017/中国=香港)料簡が狭いことを云うようだが、(そう云えば『モンキー・マジック 孫悟空誕生』の牛魔王アーロン・クォックが続篇『西遊記 孫悟空vs白骨夫人』で孫悟空を演じていたのにも呆れたけど)前作『西遊記 はじまりのはじまり』の配役を軒並み替えてしまうというのはどういう料簡なのか。舐めてんのかしら。 [review][投票]
★4ミッドナイト・バス(2017/日)作中人物の過去に重きが置かれた物語でありながら、過去の象徴(山本未來の前姑、小西真奈美の前夫、七瀬公の前職、など)を周到に画面から排除することで、現在形の語りを貫いて長尺を乗り切っている。原田泰造には役者としての徳があり、「質問を許可しない」葵わかなが笑わせるなど小さな美点も多い。[投票(2)]
★4グレイテスト・ショーマン(2017/米)物語は「サーカス」の語が喚起する一般的なイメージであるところの巡業をほとんど等閑視し、もっぱら常設劇場を興行の前提としている。いわゆる「サーカス列車」で知られるP・T・バーナムを主人公に戴いているにもかかわらずである(むろんサーカス列車の創始は彼の後半生に属する出来事ではあるが)。 [review][投票(3)]
★3世界で一番いとしい君へ(2014/韓国)少年が患う難病は、作劇的には「身体機能が著しく低下し、余命が短い」だけで事足り、それが「若くして老いる」でなければならない必然性が薄弱だ。とは云え悪辣な映画ではまるでない。このところ珍しいカン・ドンウォンの朗らかな造型が好もしく、隣家の小父さんのような好人物の配置も心得者の仕事だ。[投票]
★4ブランカとギター弾き(2015/伊)ペーパー・ムーン』『都会のアリス』『グロリア』『パーフェクト ワールド』『セントラル・ステーション』など、私が「ふとしたことから見ず知らずの大人と子供が同道し、紆余曲折を経て情を通わせ合うに至る」説話を偏好していることは白状するが、これは大人と子供の反発が小さい点でむしろ珍かだ。 [review][投票(1)]
★4ディス/コネクト(2012/米)一見いかにも今様の話題を俎上に載せて頻りに映画の外側に目配せを送っているように思われ、ひょっと「脚本賞にふさわしい映画である」などと毀誉のいずれを企んでいるのかも不分明な評言を口走りそうになるけれども、実のところ演出家/脚本家は伝統的な「映画」の思考法でプロットの整理を図っている。 [review][投票]
★3マンハント(2017/中国)ジョン・ウーである。しかし、なんぼなんでもジョン・ウーすぎる。渡米後のジョン・ウー監督作では最もジョン・ウーではないか。生涯においてジョン・ウーのよき観客であった時間が一秒もない私にとっては苦笑いの固着も避けがたい作だが、ジョン・ウーがジョン・ウーの映画を撮れる世界は祝福に価する。[投票(1)]