2018/04/14
【仕事に行きたくない気持ちを、ワークライフバランスの視点で考える】
明日仕事に行きたくない人に捧げる物語 (癒しのベストセラーシリーズ)
【サザエさん症候群とは】
日曜日にサザエさんの歌が始まると、「あ~明日から仕事だ、仕事に行きたくない」と憂鬱になってしまうことを、「サザエさん症候群」と言います。
「ブルーマンデー症候群」とも呼ばれ、また「ちびまる子ちゃん症候群」とも呼ばれています。
全て「月曜日からの仕事に行きたくない!」と感じ、憂鬱になる日曜日の夜の現象のことです。
【私のブルーマンデー】
実は私も、このような偉そうなブログを書きながらも、同じような症候群に陥るときがあります。
私の場合は、日曜日の夜には憂鬱にはならないのですが、月曜日の朝、体調にきます。
何故か吐き気のする月曜日の朝を、時々迎えるのです。
まさに「ブルーマンデー」です。
そしてこういう症状が起きる月曜日の前の休日は、心身ともに全く仕事から離れている状態なのです。
つまり仕事を完全に忘れて、楽しく遊んだり、趣味をしたりしている休日を過ごしたときの後の、月曜日に起きる症状なのです。
おそらく完全に仕事から離れた私の心身は、その完全に仕事から離れた状態から、仕事モードに戻すのに、相当な苦労をしているのだと思います。
ということで、仕事から完全に離れてしまった休日を過ごすのは、確かに気分転換になり、楽しくもありますが、その仕事から完全に離れた自分を、仕事モードに戻すのに、私の場合は時間と労力を必要としているということなのです。
これは仕事が好きとか嫌いとかそういう問題ではなく、仕事とプライベートを完全に切り離してしまうことに問題があるように思うのです。
そして私のこの症候群の解消方法は、実は休みの日でも少しは仕事をすることなのです。
少しでも仕事に関わった休日の後の月曜日は、不思議とブルーマンデーにはならないのです。
会社・仕事・人間関係 「もう、何もかもしんどい…」と疲れ果てたときに読む本
【ワークライフバランスとは】
「ワークライフバランス」という言葉を、ここ数年でよく聞くようになりました。
「ワークライフバランス」と聞くと、仕事とプライベートはきっちり分けて、人生を充実させるというように捉えがちです。
しかし、本来の「ワークライフバランス」の意味は、生活を充実させることで仕事のパフォーマンスを高め、そして仕事は短時間で成果を出し、更にプライベートの時間も確保するという循環のことです。
具体的な事例で考えると、「ワークライフバランス」とは、以下のような好循環を指すのです。
・仕事で成果を出すために、仕事を定時で切り上げて、夜の勉強会に参加する
・そのために、仕事を定時で切り上げられる生産性の向上が実現する
・夜の勉強会で学んだことは仕事に活かして、更に生産性が向上する
・そして人生そのものが充実したものとなり、より成長につながる
つまり仕事と生活は切り離して考えるものではなく、仕事と生活を調和させて、より相乗効果を生み出すような好循環がワークライフバランスなのです。
【仕事に行きたくない気持ちから解放する】
仕事に行きたくないという気持ちは、私がそうであるように、仕事と生活を切り離してしまっているからではないかと思います。
しかし、「ワークライフバランス」での説明のように、仕事と生活は密接に絡み合っているのです。
生活から仕事に活かせることも、仕事から生活に活かせることも沢山あります。
また生活が仕事を支え、仕事が生活を支えてもいるのです。
生活の時にも仕事を切り離して考えない、逆に仕事の時にも生活を切り離して考えない、仕事も生活も全てが自分の人生であるという意識が生まれ、仕事と生活の相乗効果を考えられるようになったとしたら、おそらく仕事に行きたくないという症候群からは解消されるのではないかと思います。
生活と仕事を調和して考えることが出来たとしたら、仕事に行きたくないという嫌な気持ちから、解放してくれるのだと思います。
そう考えられるように、私も更に成長していきたいと思います。
一緒に頑張りましょう!