弁護士ママ出てきて専門用語を交わしながら、ほぼ「相棒」みたいなストーリー展開をかましてて
見てる途中で「これは…子供ついてこれるのだろうか…」と心配になった。
しかもわりと鬱でハードボイルドで「テレ朝制作なのだろうか…」「探偵はBARにいるアニメ化したのか…」みたいな空気を出してきて
なんかもうコナン連載当初からついてるファンの年代も抜かして50代男性も狙ってるのだろうか?と
面白いんだけど…なんか…なんか足りない…このまま終わったら本当にコナン映画!?ってなってしまう…
まさかそんな、急激な作風の変化が…?もしかして歴史的な一ページを見ているのか?と変なテンションになってドキドキしてきたところで
爆発
しかし、いつも通りではなかった。アクションの勢いが全然違う。
ここまで押し込めてきたいつものテンションを、終盤に向けて全て解放する勢いで、
頭がイッてる登場キャラがワイルドスピードの映画と勘違いしたかのごとく無茶苦茶なことをはじめやがる。
もはやコナン含めあんな無茶苦茶なアクション容認してるやつ馬鹿ばっかである。前半大人しくしやがって。騙されてた。
ヒャッハー的アクションと爆発。見ろ、これがエンタメだと言わんばかりの特効。
そしてよかったのがラスト。ここに向けて描かれた作品だったのかと納得する。
今作は今までの原作コナンが蓄えてきた設定や面白さを、いかんなく発揮している。
コナンという作品に理解が無ければ車会社のスポンサーも降りていただろう破壊っぷりだ。
途中で「歴史的な一ページ」と思ったけれど、終わってみると確かにコナン史上に残る傑作ぶり。個人的には最高傑作である。
なおそんなことを言うと揉めるので、各々の最高傑作は各自決めてほしい。
とりあえずここに、最高傑作だと言う増田が居るという事実だけ知ってもらえればいいのだ。
てなわけで、風見って誰なのか原作コナンを見て来ようと思う。原作多いなぁ…。