・・・という内容の書き込みを最近見かけた。私が思うにそれは、発達障害者は「非言語情報を読み取る力」が足りないからだと思う。定型の場合は、相手の表情(の微妙な変化)とか空気とか力関係(の微妙な変化)といった、非言語的ななにかを全身で感じ取りながら、あたりさわりのない言葉で予定調和的なキャッチボールをする能力が特に訓練しなくても先天的に備わっている。
しかし発達障害者の場合は、そういう「非言語情報読み取り能力」が無いので自然なキャッチボールがしにくい・・という話ではないかと思う。対話していても相手の顔を見ないし、死ぬ思いをこらえて相手の目を見たとしても、大した情報を読み取ることができない。「非言語的情報」を読み取れないから、別の情報開示能力(自分が発する言葉の詳細性)を過剰に発達させてコミュニケーション能力の凸凹をおぎなおうとするのだが、それは定型発達者にとって不快で過剰な部分なのである。