やどかり(宿借り)マネー

思うところあってブログ名元に戻しました。またそのうち変更するかもしれませんがどうぞよろしくお願いします。

発達障害 を含む記事

発達障害者の「言葉の辛辣さ」は何に起因しているのか?


発達障害の人は「言葉がキツい」というか、すごく辛辣な物言い(文章表現)をするが、それはなぜなのか?一部の発達障害者が毒舌というか、話言葉にもトゲがあるのはなぜか?なぜああいう感じの悪い不自然な物言いをするのか?

 

 

 

・・・という内容の書き込みを最近見かけた。私が思うにそれは、発達障害者は「非言語情報を読み取る力」が足りないからだと思う。定型の場合は、相手の表情(の微妙な変化)とか空気とか力関係(の微妙な変化)といった、非言語的ななにかを全身で感じ取りながら、あたりさわりのない言葉で予定調和的なキャッチボールをする能力が特に訓練しなくても先天的に備わっている。

 

 

 

しかし発達障害者の場合は、そういう「非言語情報読み取り能力」が無いので自然なキャッチボールがしにくい・・という話ではないかと思う。対話していても相手の顔を見ないし、死ぬ思いをこらえて相手の目を見たとしても、大した情報を読み取ることができない。「非言語的情報」を読み取れないから、別の情報開示能力(自分が発する言葉の詳細性)を過剰に発達させてコミュニケーション能力の凸凹をおぎなおうとするのだが、それは定型発達者にとって不快で過剰な部分なのである。


[節約]ネタというと主婦のようだが、独身おひとりさまでもかなりの関心事である。


このブログもこのさきどんな感じになっていくのか?予想がつかない。「節約」ネタなんてダサイじゃん・・・と男性諸氏からはそっぽを向かれそうだが、女性的には切実な関心事。「おひとりさま発達障害者のファイナンシャル・プラニング研究」。

 

 

 

2月の経済ノートは昨日で締め切ったので、今日はお金遣わないようにしてさっさと外出先から帰ってきた。2月はがんばりましたよ~~ん。1月は新しい年まで買うのを待っていた商品をどん!と買ってしまったことで支出が増えたけど、正式に「障害者のための就労移行支援センター」に通い始めて、結局お金を遣うことが少なくなり、支出減と分析。その「就労移行支援センター」がこれでもかっというほどイナカにあるので、周囲にお金を使うところが少ないのが勝因である。




働き始めると、支出が減るか増えるか?はその時になってみないとわからない。環境や通うところが変化すると当然、金銭的にも変化がでる。ところで突如、話が飛ぶけど、この世で個人にとっていちばんお金がかかることって「教育費」と「医療費」なんだろうな・・・とときどき思う。ゆえに「教育費」と「医療費」を制するものが家計を制する。


発達障害って「親が死んだらどうするのか?」~親の年金 すがる子ども 


少なくともブログ界を見渡す限りでは、女性の当事者の場合は結婚できている人も多い。結婚できている発達障害の人なら、こういう悩みを突き詰められることもなければ、ストレスから慢性的にうつっぽくなることもないと思う。ちょっと前に朝刊にぎくっとさせられるような記事が載っていたのでメモ。

 

 

 


親の年金 すがる子ども 経済的虐待4000件

親や祖父母の年金に依存して生活する人が増えている。本人の合意を得ずに財産を搾取する「経済的虐待」に発展するケースも少なくない。失業や減収にあえぐわが子のために我慢し、表面化しにくい側面もある。

 

 

 

▽私がいないと生活できぬ

投稿者はA市内の女性(72)。夫を亡くし、一人息子と暮らす。息子は10年前、うつ病を発症し離婚。仕事も辞めた。女性は年金をやりくりし、わずかな預金を切り崩しながら、2人分の生活費を工面しているという。

 

 

 

長く息子の暴力に苦しんできた。今も精神的な抑圧にさらされている。「私の行動に目を光らせ、外出もままなりません」。何度となく自殺を考えた。だが「私が生きていないと息子の生活は成り立たない」と自らに言い聞かせ、思いとどまっている。「先に死んでくれないかと鬼のような気持ちでいます。そしたら私は安心して浄土にいけます」

 

 

 

年金への依存は、深刻な問題を引き起こす場合もある。昨年から、家族による年金不正受給事件が相次いで発覚した。今年1月には、B市で母親の遺体をアパートに放置していたとして長男が逮捕された。母親の死後も年金を不正受給し、生活費に充てていた疑いもあるとみられている。経済的虐待は、厚生労働省が調査を始めた2006年度から年々増え、09年度は全国で4千件を突破した。C地方は346件。06年度より15%増えた。

 

 

 

背景の一つには長引く不況がある。A県が昨年発行した経済的虐待の事例集には、リストラされた息子が親に貯金を引き出させたり、店の経営に失敗した娘が母親の年金を担保に借金したりした例が並ぶ。家庭内の支え合いか虐待かの線引きをしにくく、行政は介入の難しさに頭を抱える。A県は「深刻化する前に、さまざまな関係者が虐待の兆候に気付いてほしい」と訴える。「こんなこと、誰にも相談できません。私はどうしたらいいのか。紙面でご指導が受けられれば」―。女性はこう結んでいます。

 

 

 


結婚できなかった発達障害者の場合、唯一の援助元である「親」が死んでしまうと、路上に転落か?!という不安が抜けない。医療や福祉の網から漏れてしまって、大した支援が受けられない当事者にとって問題は深刻である。働きに出ても【自分にはどうしようもできない理由】ですぐに首になるとか、首の連続で自分を否定しつづけて、30歳過ぎて気がついたら「うつ病」になって精神障害者カテゴリに入っていた、とか(元々は発達障害だけなのに)、生活(生存)に関する不安は中高年過ぎても消えることは無い(発達障害のみならず、心の病気の人全体に言えることだけど;)

 

 

 


首になって家の中にひきこもっていて「暴力は親にむかう」。人間は社会的動物だから、“自分の持ち場が無い・・”というストレスは相当なものがあって、そのストレスのはけ口を「親」に向けている人は障害者にも相当数いると思われる(発達障害と家庭内暴力(
DV)には相関性が高い)。日本の陰湿な精神主義の元では、虐待に対して弱者が声をあげて助けを求めると、ますます弱者の立場が悪くなっていくので、「黙って耐えしのぶ」うちに暴力はエスカレートしていくのだ。




そういう文脈もあって、このたびの日本郵政の非正規職員の大量雇い止めは、とても残念である。日本郵政で働いている人たちのなかに、かなりの数の大人の発達障害者がいる(未診断者含む)とたぬちゃんは睨んでいる。たぬちゃんがAS当事者会で会ったことのある若者も、郵便局で働いている人がちらほらいた。障害者枠ではなく、一般枠で健常者として仕事をこなしている人たちの中にも、かなりの数の発達障害者がいるのではないかと思う。今回のような数千人規模の大量雇い止めは、ただでさえ安定しない彼らの就業と収入をさらに不安定なものにしてしまうだろう。

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