北海道で第45回中国人殉難者慰霊祭
6月 29, 2010
(中国通信=東京)札幌28日発新華社電によると、第45回中国人殉難者全道慰霊祭がこのほど、北海道仁木町の中国烈士園日中不再戦友好碑前で行われた。
これには中国駐札幌総領事館員、北海道華僑華人連合会など華僑・華人団体代表、中国人留学生代表、小樽市、余市、仁木町など北海道各地の自治体関係者、日中友好協会など友好団体代表その他日中友好人士180人余りが参列した。高橋晴美北海道知事が弔電を寄せた。
三浦敏幸仁木町町長は追悼の辞で次のように述べた。第2次大戦中に北海道でなくなった3047人の中国人殉難者に心から哀悼の意を表する。日本が中国とアジア各国に苦しみを与えた戦争を忘れてはならず、悲劇を繰り返してはならない。
李涛・札幌駐在総領事は、ここに眠る中国人殉難者に哀悼の意を表すとともに、歴史を鑑とし、未来に目を向けて、中日両国のよき未来を共に築きたいと述べた。
多くの老人が毎年慰霊祭に参列しており、中には40年余り欠かしたことのない人もいる。北海道の華僑・華人と中国人留学生は日本の友人のこうした行為に感激し、今後中日友好関係の発展に貢献したいと話していた。