学生さんが絶対得する『メイン』クレジットカードと『セカンド』カードの選び方!

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『メイン』『セカンド』のクレジットカードが必要な理由とは?それは、学生さんが「お得」「快適」に過ごすために大事です。

クレジットカードのメインカードとセカンドカードの画像

クレジットカードは『メイン』と『セカンド』を使い分けるのが最強!

学生さんは『メイン』で使うクレジットカードと『セカンド』のクレジットカードを使い分けていますか?『メインカード』とは日常の多くの場面で使うクレジットカードです。『セカンドカード』とは、普段は利用しないが特別な場面(海外旅行や高額な商品の購入)で使用するクレジットカードのことです。

今回はこの『メインカード』『セカンドカード』について解説してきます。

『メインカード』『セカンドカード』を持つ理由は?使い分けることで学生さんにどんなメリットがあるのか?

『お得』

メインカードとセカンドカードを分けることで学生さんには『お得』というメリットがあります。クレジットカード会社はそれぞれのカードでポイントプログラムを組んでおり、その制度や内容も様々です。つまり、クレジットカードの持ち合わせ次第では大変お得になります。

例えば、三井住友デビュープラスカードと学生専用ライフカードが良い例です。三井住友デビュープラスは通常ポイント2倍ですので、いつ使用してもポイントは2倍です。一方、学生専用ライフカードは学生さん(カード会員)の誕生月の利用分はポイント5倍が付与されます。つまり、通常時に三井住友デビュープラスを使用して、誕生月だけ学生専用ライフカードで買い物するだけで、すぐにポイントを貯めて交換することでお得することが可能です。

もし、メインカードに三井住友デビュープラスを利用しているだけならば、誕生月でもポイント2倍分のみ貯めることしか出来ません。セカンドカードにライフカードがあれば誕生月だけ学生専用ライフカードを利用すれば5倍分のポイントが貯められるのです。

ライフカードは1,000ポイントで5,000円分のギフトカードと交換できます。1,000ポイント貯めるには誕生月のポイント5倍制度を利用して20万円利用すれば良い計算になります。三井住友デビュープラスは1,100ポイントで5,000円分のギフトカードと交換でき、通常ポイント2倍のカードなので、学生専用ライフカードと同じく誕生月に20万円使っても200ポイントしか貯まりません。これなら誕生月だけライフカードを利用した方が「お得」にポイントを貯められることがわかります。

つまり、このように各クレジットカード会社が用意するポイントプログラムの特性を利用して買い物すれば大変お得なんです!だからこそ、メインカードとセカンドカードを持つ時はこの『お得さ』は絶対に忘れてはいけない要素なんです!

『快適性』

クレジットカードには「優待」というものがあります。これはクレジットカード会社が提携している観光施設やレジャー施設、チェーン飲食店から様々なところで、そのクレジットカード会社のカードを提示、または支払いに使うことで料金の割引を受けたり、特典をもらえることがあります。

割り引きという点ではお得と言えますが、飲食店などでは飲み物が1杯無料になったり、旅行宿泊関係ではカード会員の限定の宿泊プランを組んでいたり、本等の無料買い取りでは10%買い取り金額UPなどの優待があります。

これらを使えば、カード会員であるための特別なサービスを受けることができ、快適性が上がります。クレジットカード会社はそれぞれ優待などを用意していますが、メインカード1枚で多くの優待を受けることはできません。セカンドカードに優待の豊富なカードを選ぶ等の工夫をすると、1枚持ちよりもさらに快適な生活を過ごせます。

『安全面・安心面』

一部の学生クレジットカードには『付帯保険』という超心強い味方がいます!もし学生さんがメインで使っているクレジットカードに海外旅行傷害保険や動産総合保険などの付帯保険が無い場合、学生さんがそれらの補償を受けることはできません。本来はこういった付帯保険があるクレジットカードならば本当に『安心』で『安全』です。

特に学生さんのクレジットカードには『海外旅行傷害保険』や『総合動産保険(買い物補償やショッピングプロテクション)』が付帯していないことが多いんですね。例えば、三井住友デビュープラスカード、Orico Card The Pointなど大学生さんの多くが使っているクレジットカードでは海外旅行傷害保険が付帯されていませんし、楽天カードアカデミーやライフカードには総合動産保険が付帯されていません。

付帯保険の代わりに、カード会社は年会費が在学中無料であったりポイントが貯まりやすい制度など学生さんの目を惹きやすい特徴で目立たてています。クレジットカードの付帯保険は社会人でも知らないことが多く、学生さんでもクレジットカードの選択基準に付帯保険を挙げる方は大変少ないんですよね。それに、付帯保険よりもポイントや年会費の方が身近な問題になるため、そちらを選ぶ人が多いのです。付帯保険がないカードや一部の付帯保険だけがあるカードが広まっていることも当然の結果でもあります。

しかし、旅行傷害保険や総合動産保険がない状態はやはり万が一の時の安心感と現実的な安全性が低くなってしまいます。だからこそ、『セカンドカード』でこれらの付帯保険が豊富なクレジットカードを選べば、メインカードに足りない部分を補えるのです。

学生さんはまずはメインで使うクレジットカードを決めよう!

クレジットカードは2枚持ちが基本で、クレジットカード所有者のほどんどが複数枚を所有しています。自分が一番利用するクレジットカード、これをメインカードと言います。そして普段携帯しているが使わないカードをセカンドカード(予備のカード)と言います。セカンドカードは普段は財布に入れておくだけで、メインカードが使用できなくなった場合(カードの破損、盗難、紛失など)にのみ使用するようにします。学生さんは2枚クレジットカードを持ち、メインとセカンドを分ける』ことを覚えて下さい。メインカードとセカンドカードを分けないと現在いくらカード払いをしているかなどの経済的な状況がわかりにくくなったり、口座に入金する額を間違えてしまったりと管理が難しくなるからです。

学生クレジットカードのメインカードの選び方

メインカードを1枚に選ぶ上で大事なことは『自分のライフスタイルを把握して、もっとも自分が得するクレジットカードをメインカードとして利用すること』です。例えば、毎日学校帰りのデパートで買い物している学生さんはそのデパートが発行しているクレジットカードを使えば◯%OFFといった割引を受けられますし、毎月定期的な支払い(例えば家賃や光熱費、国民年金や保険料や交通定期券)がある学生さんは通常ポイントの倍率が高いクレジットカードを選ぶと良いでしょう。

つまり、メインカードは『自分がもっとも得をするクレジットカード』を選ぶことです。そのために自分がいつ、どこでいくらの買い物をしているか、よく行く場所はどこか?ということを把握してクレジットカードを発行しましょう。

学生さんのクレジットカードの『セカンドカード』の選び方

クレジットカードは細かく見ると『要素』があります。例えば、『ポイント』『付帯保険』『年会費』『国際ブランド』『優待』などが挙げられます。メインカードとセカンドカードを選ぶ際にはこの『要素』に注目して選びます。

『セカンドカード』はメインカードの足りない機能を補わせる『補助的な役割』

セカンドカードの選び方は『メインカードにない部分、足りない部分をセカンドカードで補う(相補性)』という補助的な役割を持たせることがおすすめです。つまり、メインカードにない『要素』をセカンドカードで補うということです。

例えば、メインカードがポイントが貯まりやすく付帯保険がないクレジットカードならば、セカンドカードはポイントは貯まりにくいが、付帯保険等が充実しているクレジットカードを選ぶと良いでしょう。

もしこの場合で、メインカードだけ持っているならば「付帯保険」という要素が漏れてしまいます。付帯保険は万が一の際に補償してくれる保険なのでクレジットカードを持つなら持っておく方が良いです。

つまり、せっかくクレジットカードを持っていても「ポイント」を貯めて交換するだけではもったいないのです。クレジットカードにある様々な「要素」を2枚のクレジットカードで網羅できることが学生さんが色々な事態に備えるために必要なのです。

『クレジットカード』の一部の要素をさらに味わう『相乗効果』!

もう1つのセカンドカードの選び方は『学生さんがクレジットカードで得たい要素をセカンドカードでさらに味わう(相乗効果)』ということです。つまり、メインカードで『ポイント』の要素を重視したならば、セカンドカードでも「ポイント」の要素を重視するということです。

例えば、三井住友デビュープラスを使っている学生さんならば、もう1枚はポイントが貯まりやすいライフカードを選ぶということです。ライフカードはご存知の通り、誕生月のポイントが5倍となる高還元率カードです。そのため1年の中で誕生月にライフカードを利用するだけでもポイントを充分に貯めることができます。誕生月以外は三井住友デビュープラスを利用することで三井住友カードのワールドポイントも貯めることができます。

このようにセカンドカードは『メインカードで重視している要素をさらに得たい』場合にも利用できます。

学生さんが持つと良い『メインカード』と『セカンドカード』の例は以下のリンク先で詳しく説明しています。この記事に興味がある学生さんは合わせて読んでみて下さい。

クレジットカードの『メインカード』と『セカンドカード』の例

上記で『弱点を補い合う相補性的な要素』『メリットをさらに高める相乗効果』を説明しました。以下で例を掲載します。

弱点を補い合う相補性的な要素について解説します。例えば、『JCB EXTAGE CARD(JCB)』を使っている学生さんが『エポスカード(VISA)』を利用することも挙げられます。JCB EXTAGEカードは通常ポイントの特典制度が多いJCBカードで、会員優待や割引の多いVISAのエポスカードと併用すればポイントを貯めながら、割引制度を使ってお得に過ごすことができます。この2枚のペアではJCB EXTAGE CARDでポイントを貯めて、エポスカードで優待や割引を利用するという相補性の役割を果たしています。

またメリットをさらに高める相乗効果について解説します。例えば、学生さんが『三井住友VISAデビュープラス(VISA)』を現在使っている場合は、『ライフカード(Master Card)』を発行することが挙げられます。これはデビュープラスは三井住友カードのVISAであり、通常ポイントが2倍なのでメインカードに利用でき、Master Cardであるライフカードは誕生月5倍ポイントなので誕生月に利用するだけでも充分ギフト券に交換できるポイントを貯めることができるため、セカンドカードに利用できます。同じポイントという要素についてデビュープラスとライフカードでは制度が違うためこのような組み合わせが可能なのです。この場合は、学生さんが「ポイントを貯めて景品交換して得したい」という部分をこの2枚の特徴で相乗効果として高めています。

上記の例がクレジットカードの2枚持ちのおすすめの例です。このように『同じような、似たようなクレジットカードを2枚持つ』のではなく『メインカードに無い点をセカンドカードで補えるカードを選ぶこと』がメインカードとセカンドカードの2枚持ちでお得をするための条件です。

『メインカード』『セカンドカード』を持ったら忘れないで設定しておくこと

クレジットカードのメインカードとセカンドカードを持っている学生さんが忘れずに設定して欲しいことがあります。基本的に2枚以上のクレジットカードを使う学生さんは以下の注意点を覚えておくだけで、引き落とし口座の入金忘れや支払い遅延や延滞などを防止することに役立ちます。

  • クレジットカード利用代金の引き落とし日の把握
  • 支払い口座の一本化
  • 利用限度額の把握と利用額の現状確認

クレジットカード利用代金の引き落とし日はクレジットカード会社によって違うため引き落とし日を把握することが大事になります。そのためスマホのカレンダーアプリにクレジットカードごとの毎月の支払い日を入力するか、クレジットカードのwebサイトにログインして支払い日を変更しましょう。引き落とし日は28日前後と4日前後が多いので学生さんがバイトやお小遣いなどの収入が入る後の日付のどちらかに設定すると現金不足による口座残高不足を防ぐ上でおすすめです。

クレジットカードを複数持つ場合は支払い口座を一本化することがおすすめです。支払いのための銀行口座を複数持つとメインカードの引き落とし口座に入金する金額をセカンドカードの引き落とし口座に誤って入金してしまうことがあります。引き落としができない場合ことは延滞や滞納に繋がりやすくなり、信用情報に傷がつくのでそれを防ぐためにも支払い口座は一本化しておきましょう。

利用限度額と利用額の現状確認とは、利用限度額を越えないこと2枚持つクレジットカードの利用額を把握しようということです。メインカードだけを利用していると利用限度額を越えてしまう可能性があり、学生さんの場合は特に限度額が低めに設定されることも多いので覚えておきましょう。利用限度額を越える、またはそれを越える支払いはできないため、限度額の制約を受けてしまうと割引やポイント優待がされるカードで支払いたくてもできません。

また利用額の現状確認はクレジットカードを2枚持つためしっかりと支払うことができるかどうかということです。クレジットカードを2枚持つと人は使いすぎる傾向にもあるため、日々自分がいくら使っていて、いくらまでなら使えるのかを把握しておかないといけません。今はスマホアプリでもすぐに確認できるので学生さんはインストールしておきましょう!

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