クラミジア(性器クラミジア感染症)とは
細菌の一種であるクラミジアに感染することによる性感染症です。日本では最も多い性感染症で、特に若年層の女性に多く、厚生労働省の調査では、20~24歳の患者が最も多いが、10代の約10%が感染しているという調査結果もあります。
男性は尿道に膿みや痛みを生じることもあるが、女性は無症状のことが多いことが特徴です。そのため、感染後も診断治療を行わず、無自覚のうちに性行為を行う人が多く、感染が拡がりやすくなります。オーラルセックスによる咽頭への感染もあります。
進行すると、様々な病気につながりますが、現在では薬で治療できます。早期発見、早期治療を心がけましょう。
クラミジアの感染ルートと潜伏期間
性行為(男性同士を含む)やオーラルセックスなど、感染者の粘膜や分泌物との接触により感染します。相手が咽頭感染している場合、通常の口づけでは感染する可能性は低いが、ディープキスの場合は感染率が高くなります。
潜伏期は1~3週間
発症しても約80%は無症状とされ、男性は尿道に膿や痛みを伴う場合もあります。
どんな人が感染しやすい
性行為や性的接触により誰しもが感染する可能性がありますが、特に不特定多数と性行為をする(した)方、コンドームなしで性行為をする(した)方は危険です。予防接種はなく、免疫もできないので、治療で治っても再度感染します。
どんな症状がでるの
知らないうちにパートナーを傷つけているかも
発症しても、排尿時に尿道に軽い灼熱感を感じたり、陰茎から透明または濁った分泌物が出るくらいで、ほとんど自覚症状はありません。
ただ、ほおっておくと体内の奥深くにまで進行し、前立腺炎、精巣上体炎につながります。また、女性の場合、不妊や流産、早産の原因になります。
どうすれば治る?
抗生物質の薬を1回服用していただきます。ただし、クラミジアの菌が死んでからも、炎症は残ることがあり、長い方だと1ヶ月以上経ってから症状がなくなる方もいます。
抗生物質の耐性菌があり、処方した薬が効かない場合もあります。その際は、別の薬を処方します。
まずは検査から
受付
問診表のご記入をお願いします。匿名で記入いただいて大丈夫です。
日本性感染症学会会員であるスタッフがご相談に伺います。
問診
医師法20条により、医師による問診を行います。
その上で、ご本人のご希望を確認の上、適正なSTD検査(性病検査)をご提案します。
検査
検尿を行います。(原則、1時間前まではトイレに行かないで下さい。症状のある方が即日検査の対象となります。)
結果報告
即日(クイック)検査については、医師と一緒に検査結果を確認します。 感染していた場合には、投薬治療となります。 後日、検査結果がわかるものについては、 お電話などで確認できます。
書面が必要な方は、検査結果をお渡しいたします。
検査と治療の料金
クラミジアの検査料金(自由診療)
たいようクリニックでは、問診料や再診料は頂いておりません。
患者様のご負担は、検査料金とお薬代のみです。
クラミジア即日検査
既に膿など強い症状が出ている方向け
●検査結果…約30分後
●料金…8,000円(税別)
●診察料…0円
クラミジア精密検査
症状はないが不安な方向け
●検査結果…2〜3日後
●料金…8,000円(税別)
●診察料…0円
淋病・クラミジアセット検査
他の性病もしっかりと検査したい方向け
料金…30,000円(税別)
診察料…0円
下記4種類の検査・治療料金・確認検査、全て含まれます。
・性器クラミジア
・性器淋病
・咽頭クラミジア
・咽頭淋病
※陽性の場合のみ治ったかどうかの確認検査を行ないます。
※淋病の感染があった場合は、点滴治療が必要となる為、別途2,000円(税別)かかります。
クラミジアの治療料金(自由診療)
●治療方法…抗生剤の服用
●料金…10,000円または15,000円(税別)
●診察料…0円
※淋病・クラミジアセットの4種類検査セットを受ける方は、検査・治療料金・確認検査、全て含まれて30,000円(税別)になります。
※淋病の感染があった場合は、点滴治療が必要となる為、別途2,000円(税別)かかります。
クラミジアの予防方法
コンドームを使用すれば、感染する確率が大幅に下がります。性行為はもちろん、性交類似行為(オーラルセックス等)も含む性的接触の際には、必ずコンドームを使用しましょう。
無症状で感染している場合もあるので、不特定の相手との性的接触を繰り返し行う場合や複数の性的なパートナーがいる場合には、感染の拡大を防ぐために定期的な検査が必要です。
クラミジア豆知識
症状が出ないから厄介
クラミジアの特徴は感染しても自覚症状がないことです。男性の場合、陰茎に膿や痛みなどが出ることがありますが、女性の場合、おりものが少し多くなるといったくらいで、自覚している人の方が少ないほど。
ただ、症状がないというのはむしろ厄介なことなのです。
一つは、無自覚なまま大切な人に感染してしまうかもしれないということです。夫婦の愛の結晶である子供を授かり、妊娠初期の検査を行ったところ、そこでクラミジアに感染していたというケースは少なくありません。
ただでさえ子供を産むことに不安を抱えている女性にとって、夫から性感染症を移されたという事実は大きな怒りにつながり、関係が悪化してしまいます。ときには家族を巻き込んで泥沼化することもあります。
また、女性の場合、クラミジアが腹腔内にまで進行すると、突然の腹痛で救急搬送されることもあります。時には入院、さらに手術になることもあり、両側の卵管を切除せざるを得なくなった場合は、その後通常の出産は望めなくなります。
このように、大切な人との関係を維持していくためにも、「命に関わる病気じゃない」と甘く考えず、しっかりと検査・治療を行いましょう。