皆さんはレオナルド・ディカプリオを知っていますか?もしかしたら知らない人はいないかもしれませんね。すごく若い人でも名前は聞いたことあるんじゃないでしょうか。
そんな彼の軌跡と魅力に迫っていきたいと思います。
人気・実力を兼ね備えたスター レオナルド・ディカプリオ
レオナルド・ウィルヘルム・ディカプリオ(Leonardo Wilhelm DiCaprio)はカリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。ドイツの血をひいているアメリカ人。有名な話ですが、レオナルドという名前は母親のイルメリンがイタリアの美術館でレオナルドダヴィンチの絵画を見ている時にお腹の中のディカプリオがお腹を蹴ったことから名付けられました。スターになった今だからこそかもしれませんが、胎児の時からスターの素質満載ですね(笑)
特にファンではない人は知らない人も多いかもしれませんが、子役から役者として活動しています。コマーシャルなどの出演や『愉快なシーバー家』という日本でも有名なアメリカのテレビドラマにも出演しています。余談ですがこの『愉快なシーバー家』の主演は『フルハウス』のD・J役のキャンディス・キャメロンのお兄ちゃんです。たしかカーク・キャメロンだったかしら。以前『フルハウス』のブログを書いたので一応(笑)
とはいえレオナルド・ディカプリオと言えばやはり映画のイメージでしょう。
レオナルド・ディカプリオ出演作品
『ボーイズ・ライフ』
ロバート・デ・ニーロと共演 オーディションにてロバート・デ・ニーロのお眼鏡にかなう。デ・ニーロは雑誌でレオがまだ有名じゃない時に「もうすぐレオナルド・ディカプリオって名前が世界中にあふれるよ」と言っている。デ・ニーロ半端ない(笑)幼い顔に角刈りのレオが見れる作品。
『グルバート・グレイプ』
ジョニー・デップ ジュリエット・ルイスと共演 ハンデを持った少年を演じアカデミー賞にノミネート。映画を観たスコセッシ監督は当時レオを知らなくて、本当にハンデを持った子を起用したと思っていたらしい。それぐらいの完成度を披露している。ジョニー・デップとはその後のインタビューでもいい関係を築いていてなんだか嬉しかった。
『クイック&デッド』
シャロン・ストーン ラッセル・クロウ ジーン・ハックマンと共演 レオはこの作品の出演に乗り気ではなかったが、シャロン・ストーンが自分のギャラを渡してもいいと言ったぐらいの熱烈オファーを受け出演。
『バスケットボール・ダイアリーズ』
マーク・ウォルバーグと共演 レオが演じたジム・キャロルはリバー・フェニックスが演じる予定だったと言われている。レオナルド・ディカプリオの初主演作。個人的には僕はこの作品を観て、役者になることを決意しました。僕にとって特別な作品。
『太陽と月に背いて』
デビッド・シューリスと共演 天才詩人アルチュール・ランボーをミステリアスに演じた。このランボー役もリバーフェニックスが演じる予定があったという。美しさで言うとこの作品のレオが一番美しい。現代は「トータルエクリプス」皆既月食か皆既日食の意味だが、日本のタイトルがかっこよすぎて、この邦題大好きです。
『ロミオ+ジュリエット』
クレア・デーンズ ジョン・レグイザモと共演 日本で人気が出はじめるきっかけとなる作品。この時はまだ映画好きの人には人気出てるといった感じ。バズ・ラーマン監督の映像美とレオの美しさのマッチが奇跡に近い。剣で古風な服装のシェイクスピア劇を銃とアロハシャツ、派手な車などを使って斬新に映画化。大成功。
『マイ・ルーム』
ロバート・デ・ニーロ メリル・ストリープ ダイアン・キートンと共演 実はレオはこういう作品でこういう役がとってもハマるし魅力的だと思います。葛藤とか感情の揺れ動きを繊細に表現していて、猛者ばかりの共演者と堂々渡り合っています。
『タイタニック』
ケイト・ウィンスレットと共演 これはもう説明いりませんかね(笑)世界中もちろん日本中にレオ様フィーバーを巻き起こした作品。すごいのはタイタニックは沈むとわかっててみんな観に行くのに、感動して泣いてしまう事。ジェームズ・キャメロン監督、レオ、ケイト、関わったすべての人の功績でしょう。あまりにアイドル的な人気になってしまったため、レオは出演を後悔したこともあったとか。でもおかげで好きな作品を選んで出られるようになったから感謝していると後に語っている。
『仮面の男』
ジェレミー・アイアンズ ジョン・マルコビッチ ジェラール・ドパルデュー ガブリエル・バーンと共演 名優に囲まれ一人二役を演じた作品。ラスト近くの全員で銃弾の中を向かっていく姿は何度観返しても涙が出ます。
『セレブリティ』
ウディ・アレン監督作品 ケネス・ブラナー シャーリーズ・セロン ウィノナ・ライダーと共演 超人気俳優で素行も悪いわがままハリウッドスターを演じています。これがまたかっこよく、憎めないキャラクターに仕上がっているのはさすがの一言。作品もとても面白いです。
『ザ・ビーチ』
ダニー・ボイル監督 ロバート・カーライルと共演 バッサリ短髪にして臨んだ作品。少しづつおかしくなっていく様やテンパった演技など、やっぱり上手いなぁとため息を漏らしてしまう作品。考えさせられる映画となっています。元々ユアン・マクレガーが演じるはずがレオになったため、ユアンが怒っていたとの噂もありました。
『あのころ僕らは』
たぶん観たことない人、知らない人も多いであろう作品。トビー・マクガイアと共演 監督やプロデューサーと裁判沙汰になったかなりそうになった作品。元々は公開される予定ではなく、友人の自主製作映画に協力して出演したとのこと。それが勝手に公開されたた揉めることとなってしまった。レオ自身はカッコいいしキャラも面白いが、作品は正直薄っぺらく浅い印象。
ダニエル・デイ・ルイス キャメロンディアスと共演 スコセッシ監督との初タッグ作品。2時間50分ある大作だが全然長く感じない。映画館で観終った後に無意識に肩で風切って池袋を闊歩していたのは忘れられない思い出(笑)男はこの作品観るとそんな心持になるはず。なぜか配給会社は公開目に恋愛映画っぽく宣伝していたが、全く違うし明らかに宣伝は失敗している。
トム・ハンクスと共演 スピルバーグ監督作品。実在した詐欺師フランク・アバグネイル・Jrを演じました。少年時代から大人までを一人で演じ切っています。様々な職業になりすます演技力も見所ですが、個人的には主人公がずっと抱えてる孤独感をしっかり持ちながら演じている部分が好きです。トム・ハンクスとのコンビは言わずもがな最高。
『アビエイター』
ケイト・ブランシェット ケイト・ベッキンセールと共演 スコセッシ監督との二作品目。これまた2時間50分の長編(笑)しかし見ごたえ充分すぎて気にもなりません。実在の大富豪であり映画監督であり飛行家のハワード・ヒューズを演じています。潔癖の表現がまた上手い。
『ディパーテッド』
マット・デイモン マーク・ウォルバーグ ジャック・ニコルソンと共演 スコセッシ監督三作品目。今回は2時間30分と少しいつもより短め。「インファナル・アフェア」のリメイクですが、こちらは完全に心の葛藤と苦悩を前面に押し出しいる作品。かなり好きな映画。音楽も秀逸。ちなみにレオはジャック・ニコルソンのモノマネ超上手いです(笑)
『ブラッド・ダイアモンド』
ジャイモン・フンス―と共演 アカデミー主演男優賞にノミネートされた作品。作品としてもテーマがしっかりしていて考えさせられる映画。クライマックスのレオの演技とセリフがたまらないんです。「今、すごい景色を見てるんだぜ・・・」
ラッセル・クロウとクイック&デッド以来の共演 リドリー・スコット監督作品。エリートだけど泥臭いCIA工作員を演じています。二面性をしっかり表現しているあたりはさすが。最後のセリフがかっこいいんだなぁ「そういう考え方が問題だな」うーん、ぐうの音もでない。
ケイト・ウィンスレットとタイタニック以来の共演 久しぶりのアクションのないヒューマンドラマ。こういう役も本当に得意だよなぁと思わされる作品。夫婦って難しいのかしらやっぱり。私はまだ独身なので未知の世界。。。
『シャッター・アイランド』
スコセッシ監督四作品目。今回の上映時間は138分。2人のタッグでは短い上映時間ですね。この作品ですが、非常に難しいです。しかも繰り返し観れば観るほど伏線を見つけてしまう映画。まさにミステリー超大作。「その謎を解くまで、この島を出ることはできない・・・」これ下手な役者がやったらとんだ茶番になること間違いなしなので、レオで良かったと心から思います。
『インセプション』
渡辺謙と共演。クリストファー・ノーラン監督作品。映像美と映像のすごさにまず目がいってしまう作品。夢に入り込むってすごくないですか?そしてこの作品でもレオはつらい過去を持っていて。上手いからいいいけど本人もそういう役好きなんだろうな絶対。
『J・エドガー』
ナオミ・ワッツと共演 クリント・イーストウッド監督作品。FBI長官に君臨したエドガーを熱演。珍しく特殊メイクも施している作品。映画としてはクリント・イーストウッド色がそこまで出てない気もするけど、トーンとしてはやっぱりイーストウッド作品。引き込まれないと観るのきつい人もいるかも。「グッドシェパード」と二本立てしたら結構つらいかも(笑)作品としてはとても良いですけど。
『華麗なるギャッツビー』
トビー・マクガイアと共演 バズ・ラーマン監督とロミジュリ以来のタッグ。映像がまず本当に美しい。ギャツビーの登場シーンのニコリとしながら「アイムギャツビー」というレオに多くの人が「はぁぁぁ」とため息が漏れたでしょう。僕もその一人。昔映画化されている作品のリメイク。どうやら本が元々すごい有名みたいですね。ヘアワックスのギャツビーはここからきてるみたいです。ギャツビーが完ぺきな男だからですね。この作品もかなりいろんなレオが堪能できます。
『ジャンゴ 繋がれざる者』
ジェイミー・フォックス サミュエル・L・ジャクソンと共演 タランティーノ監督作品。グラスを叩き割り手からケガしながらしゃべり続けるシーンは、予想外にグラスが割れてレオの手がざっくり切れて。レオが芝居を止めなかったのでタランティーノもカットを掛けなかったそう。よく見ると自分の傷口を見るレオのリアクションがリアル過ぎる。役者魂ですね。
ジョナ・ヒル マシュー・マコノヒーと共演 スコセッシ監督五作品目。上映時間180分。きましたね三時間(笑)この作品も例外なく長さはまったく苦になりません。そして言うまでもなく好きな作品。僕のwolfofactorはこの映画からきています。バレバレですよね(笑)実在のブローカー、ジョーダン・ベルフォートをまさに熱演しています。ジョナ・ヒルのマネーボールとの違いにも驚かされる作品。ビジネスマンが観てもとっても楽しめる作品なんじゃないかしら。アカデミー主演男優賞ノミネートされています。そりゃされるし取っていいだろうっていう演技を見せてくれています。
『レヴェナント 蘇りし者』
トム・ハーディと共演。ついにアカデミー主演男優賞を受賞した作品。もはや本人もどうでもよくなってるんじゃないかなぁと僕は思いますが。受賞しなくても世界中に認められてますし。レオの出演作の中で断トツセリフ量の少ない映画。鬼気迫る演技は確かに凄まじいです。ただ僕はこれで受賞するなら今までも受賞してていいだろっておもわずにはいられません!とはいえ、おめでとうございます!!!ちなみに僕のレオ好きは俳優仲間の間で有名なので、このアカデミー受賞の直後は僕のラインにおめでとうメッセージがかなりの量きました(笑)俺が受賞したのかなと勘違いするほどに。
レオナルド・ディカプリオという存在
レオがいなかったら僕は役者になっていなかったというのはこのブログで何度か書いていますが、きっかけもそうだし、もうダメかもなと弱気になった時なども何度も彼の出演作を観て奮い立ってきました。本当に特別な存在なのです。パンフレットもすべて持ってるし、DVDやBlu-rayもすべて持っています。
観れないのにレーザーディスクも買っちゃったし、捨てられないVHSも。これはほんの一部です、僕のレオコレクションの(笑)
これからも彼の作品は本当に楽しみだし、刺激を受けて僕も今は休業中ですが頑張らなきゃいかんと思います。
出演作に「ボディヒート」や「クリッター3」「百一夜」が入っていませんが、ミスではなく意図的です。レオ自身あまりキャリアで挙げることのない作品なので割愛しています。
レオナルド・ディカプリオの更なる活躍に期待しましょう!!
映画ってホント素晴らしいですね(*^-^*)