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 FCC(Federal Communications Commission、米連邦通信委員会)は2018年4月17日、米国における28GHz帯、24GHz帯の電波オークション開催に先立ち、その応募や入札方法へのコメントを求める公告を開示した(ニュースリリース)。

FCCのプレスリリース(一部)
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 今回のオークションでは、28GHz帯と24GHz帯の約6000のライセンスが対象となる。28GHz帯の入札は2018年11月14日開始。24GHz帯はその入札完了後直ちに行われる。FCCは、これら2件の入札応募窓口を分けることを提案している。また、これら入札手順や、特定のルールを適用するかどうかといった内容へのコメントも募集している。

 FCCでは、2017年より24GHz以上の周波数帯に向けたライセンス関連規則を策定するなど、5GやIoTなど新規周波数帯利用サービス開発に向けた支援活動を進めてきた。その上で今回のオークションは、今後、経済成長や雇用創出、国際競争力や公共安全の維持拡大に不可欠な要素となる無線ブロードバンド開発で米国が優位に立ち続けるための重要なステップになるとしている。