現在5歳の娘は、来年2019年4月に小学校入学予定です。昨日、娘のランドセルを下見してきました。
春にスタートするランドセル商戦
なんとなく、入学の半年ぐらい前、秋口に用意するのかな〜と思っていたランドセル。
ところが春先から予約開始になるという情報が!
年々早まっているようで「ラン活」なんて呼ぶ人もいるとか。
入学祝いとして祖父母に購入してもらうという方も、お盆休みではなくゴールデンウィーク狙いになってきているのですね。
しかし、6歳から12歳、6年間も使うランドセルを、5歳の時に選ぶってどうなの…?
親としては、今選んで6年生の卒業の時までちゃんと使えるだろうかと心配です…!
ランドセルのリサーチ開始
私が調べて候補を絞り、色は娘の好みで選んでもらおうと思っていました。
考えた条件は以下です。
①装飾が少ない
老舗ランドセルメーカーの池田屋さんのホームページで、刺繍を入れない3つの理由を知りました。
- 水が入ってくるのを防ぐ
- 素材の強度を保つ
- 成長した時のことを考える
詳しくはコチラ
ランドセルに刺繍を入れない3つの理由|失敗しないランドセル選び|池田屋ランドセル|子ども思い。~ぴかちゃんらんどせる~
もともと装飾があるものは私の好みではないのですが、この理由を見てストンと腑に落ちました。
シンプル イズ ベスト。
②A4フラットファイル対応
我が子が通う予定の小学校でA4フラットファイルを使うかどうか、先輩ママさんに聞きました。
低学年のうちは使わないと思うけど、ゆくゆく使うかもしれないとのこと。
とりあえずサイズだけは対応しているものを購入しておくことにしました。
③本革である
ランドセルの代表的な素材といえば、クラリーノ(人工皮革)、牛革、コードバン(馬革)です。
値段も重量も、クラリーノ→牛革→コードバンとランクUPしていきます。
うちの娘は背が小さめなので、200〜300g軽いクラリーノにした方がいいのだろうかと悩みました。
インターネットでレビューを見たり、革に詳しい友人に相談に乗ってもらったりしました。
決め手は実際に数年経過したものを見せてもらったことです。
やはり本革(牛革かコードバン)の質感はいい!
200〜300gの差を心配するよりも、背負った時に軽く感じるように肩紐を調整してあげようと思いました。
老舗メーカー希望
ランドセルは本当に種類がたくさんあります。
老舗の工房系、百貨店のブランドコラボ、小売店のプライベートブランド、新進気鋭のメーカーなど。
私自身、仕事で商品開発をしている視点で考えると「少なくとも6年前から販売していた商品がいい」と思っています。
商品を作る側は、テストに6年間かけることはできないので、とりあえず販売開始をします。
6年間毎日使われたランドセル自体やそのユーザーの方が、よほどその商品の良し悪しを語ることができます。
保証はもちろんのこと、不具合やクレームを次に活かしてモノづくりしているかどうかが大切です。
そのため、ランドセル選びはおのずと老舗メーカー中心になりました。
まずは王道、土屋鞄へ
シンプル派に大人気の土屋鞄。
周りの使用者の評判の良さはもちろん、独特の色味と質感、無駄のないステッチがとても素敵です。
クラリーノ(人工皮革)も一部ありますが、本革(牛革、コードバン)がメインのメーカーです。
これまで「土屋鞄は少し小さめサイズ」と言われていましたが、今度の2019年モデルから内寸が若干大きくなり、A4フラットファイル対応になりました。
まずは1月、年明け早々に土屋鞄のオンラインにアクセスして資料請求。
3月末にカタログが手元に届きました。
2018年4月18日(水)〜5月15日(火)までに店頭やオンラインで注文をした場合、売り切れを気にせず手元に届くというシステムになっているそうです。
娘と一緒にカタログを眺めて、だいたいの方向性を決めました。
南大沢店へ行ってみた
平日でしたが、たまたま家族旅行の予定を立てていました。
その道中、童具店 南大沢へ寄ることにしました。
南大沢店は店舗用の駐車場がないため、最寄りのコインパーキングに停めるつもりが…既に満車!
夫と息子達は入庫待ちをして、娘と私で先に入店しました。
4月18日から来年度モデルの展示&予約開始をしたばかりで、平日の開店直後にも関わらず店内は親子連れで賑わっていました。
おじいちゃんおばあちゃんもたくさんいらっしゃいました。(資金源でしょうか…!)
このシーズンはお店が1番混むようで、土日は南大沢駅からシャトルバスが運行するようです。
この日、ものすごく混んでいたわけではないと思いますが、試着したいものがかぶった場合、お互い譲り合ったり、少し順番待ちをする場面もありました。
牛革のキャメル一択!
娘はまっすぐに牛革 プレミアムカラー シリーズのキャメル色に近づき、試着します。
鏡でチェックしてニコニコ。
実はカタログで選んでいた時も「キャラメルにしたい」と言っていたのです。(キャメルではなく、キャラメル…笑)
南大沢店では、店先に移動して自然光のもと試着することができます。
外に出ても「かわいい!これにする!」と。
ステッチが美しい…!こちらの金具はアンティーク加工が施されていますが、シリーズによって異なります。
側面のフックはこのような感じです。
両手をあけられるよう色々なものをひっかけるようです。
内側はこんな感じです。このベルトが「ザ・ランドセル」ですね。
キャメルをじっくり見たところで、他も試着してみようと誘います。
カタログでは「シャーベットピンクもいいな」と言っていましたが、実際背負ってみると「うーん…」と、違うようでした。
他のシリーズのキャメルを見せたところ、これまた微妙な反応。
私はコードバン(馬革)のツヤと手触りの滑らかさにウットリしてしまいましたが、娘は「うーん…うすい方がいいな…」
ちなみにこれがコードバンのキャメル。
確かに、娘のお気に入りの牛革のキャメルは少し明るめで黄味がかっていて、こちらは赤みが感じられる深めのカラーです。

牛革とコードバン(馬革)の違い
我が家の場合は、どうやら牛革 キャメルの一択のようなので関係なさそうですが、黒や赤の定番色を選ばれる方は、それぞれの素材の違いが気になると思います。
値段と、手触りと質感の違いは明らかなのですが、経年劣化に対しても確認しました。
お店の方曰く、どちらも傷がつきにくい加工をしているとのことですが、牛革はシボ(表面の細かい凹凸)がついているので、傷が目立ちにくいとのことでした。
コードバンの方が、何かを突き刺したりした時の押し傷が目立つかもしれないとおっしゃっていました。
何かを突き刺す…!
棒とか剣とか?男子なら、ありえますね。
女子はどうなんでしょうか…。
こちらがコードバンの表面です。これはツヤ有り加工ではないのですが、じゅうぶんツヤやか、滑らかです。
こちらが牛革の表面です。若干シボが感じられますが、これが逆に傷を目立ちにくくしてくれるようです。
もうちょっと…間をおいてみよう
「色は娘に選ばせる」と決めていたものの、いざ決定するとなると、飽きないか、後悔しないかと心配になる母…!
その後、何度も娘に撮った写真を見せながら「本当にキャメルでいいの?」と確認しましたが「6年使うからいい!」という答えが。
決意はかたいようです。でも今日も確認で聞くけどね!
もし飽きたら、ランドセルカバーをつけたらいいんですかね。教えて先輩ママ…!
注文の締め切りの5/15(火)までもう少し余裕があるので、一応他のメーカーも見てみる予定です。
一番は、使う娘が納得できるランドセルが買えること!
娘の色へこだわりは強そうなので、各社色々と見たところで結局一発目に見た土屋鞄になりそうな予感がしていますが…。
さて、どうなることやら。素敵なランドセルが買えますように!