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このリストには、「amakensin.jp.txt」や「www.jbct.jp.txt」といったファイル名も掲載されている。前者は尼崎市が3月10日に発表した情報漏洩のデータ、後者は日本がん治療認定医機構が3月22日に発表した情報漏洩のデータだと思われる。このほかにも国内サービスの情報とみられるファイル名も載っているが、該当組織による情報漏洩の発表は確認できなかった。
セキュリティの専門家によれば、このリストに載っているファイルは、ダークウェブと呼ばれる、特殊な方法でないとアクセスできないWebサイト上で以前販売されていた個人情報である可能性が高いという。これらのファイルはその後、海外のストレージサービスで公開されるようになり、2018年4月18日時点でまだ公開されたままになっている。