ブロックを積み上げ「縦に」都市を築くシミュレーション、VRに進出。『Block’hood VR』明日4月20日に日本語対応で発売へ

インディースタジオPlethora Project は、4月20日にSteamにて『Block’hood VR』をリリースすると発表した。本作はタイトルから察せられるとおり、2017年5月11日にリリースした『Block’hood』のVR版。HTC ViveとOculus Riftをサポートし、通常版と同様に日本語に対応予定だ。

弊誌で紹介した『Block’hood』 は、「ブロック」を積み上げるように町を築く都市建設シミュレーションゲーム。本作にはさまざまなブロックが存在しており、限られた土地の中でそれらの効果や周囲に与える影響を考慮しながら積み上げ、理想の都市を築き上げるという一風変わったスタイルとなっている。

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森林、農場、発電所、居住区に商店や学校など、登場するブロックの種類は200種類以上。ほぼ全てのブロックがリソースの入力と出力を持っている。例えば広場ならばお金を消費してコミュニティとレジャー、肉屋ならば労働力と肉を消費してお金と有機性廃棄物というリソースを生み出すといった具合だ。リソースの入出力のバランスが崩れれば都市は徐々に崩壊してゆく。崩壊を食い止め、バランスの取れた循環型都市を生み出すことがプレイヤーの使命となる。

設置したブロックに応じて現れる住民たちも本作の魅力のひとつだろう。自然を中心とした都市ならばキツネや鹿といった動物たちが集まってくる。一方で自然を廃した人工的な都市づくりに専念すれば動物たちは姿を消し、代わりに子供やオフィスワーカーたちが住人となる。都市のバランスが崩れ不安とリスクが高まればデモ参加者などが現れるといった具合だ。どのような都市にするかはプレイヤーであるあなた次第だ。

『Block’hood VR』では、新たなストーリーモード、サンドボックスモード、チャレンジモードを楽しむことができるとしている。通常版でも比較的自由な角度から作り上げた街を見守ることができたが、VR対応にあわせてさらに自由に街をながめることが可能であるようだ。マウスでおこなっていたブロック配置を、VR向けコントローラーで操作する様子も映し出されている。VRによる都市建設は、プレイヤーに生きたジオラマを作り出すような没入感のある体験を与えることだろう。VR環境をお持ちの方は、本作で理想の都市作りに挑戦してみてはいかがだろうか。

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