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レジェンド 作者:神無月 紅

崖のダンジョン

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1706/1706

1706話

 イエローバードの群れは、結局レイ達はほぼ無傷のままで全滅させることが出来た。
 ランクDモンスターというのは、ゴルツにいる冒険者にとっては厄介な相手なのは間違いなかったが、レイ達にしてみればそう強敵という訳ではない。
 勿論、空を飛ぶことが出来るという一点で非常に厄介な相手ではあったのだが、空を自由に飛ぶことが可能なセトがおり、スレイプニルの靴によりかなり自由に空を駆け回ることが可能なレイ、強化されているレイの物程ではないにしろ、スレイプニルの靴を持つエレーナ。
 他にも精霊魔法を使うマリーナのように、空を飛ぶ相手を攻撃可能な能力を持つ者も多かったレイ達にしてみれば、数十匹の群れであろうともイエローバードは難敵という訳ではなかった。
 ダンジョンから出たイエローバードが、どこにいるのかを見つけるのが非常に難しかったのだが、帰巣本能と思しきものにより、レイ達がいたダンジョンまで戻ってきてくれたのだから、全滅させるのは難しい話ではない。

「さて、とにかくイエローバードは倒した訳だが……」

 レイ達が来る前からこの場にいたゴルツの冒険者達がイエローバードの死体を集めているのを見ながら、レイは話し掛ける。
 話し掛けられたのは、疾風の異名を持つレリュー。

「そうだな。取りあえず緊急依頼の件はこれで完了。……どうした?」

 ドラゴンローブのふーどを被っているので、しっかりとその表情を確認することは出来ないが、レリューは何故かレイが自分に妙な視線を向けているのに気が付く。
 何故そのような視線を? と疑問を口にしたレリューに、レイは自分の言いたいことが分かっていないのだと理解する。

「イエローバードを攻撃した、あの飛ぶ斬撃。あれはなんだ?」
「ん? ああ。あれか。そう言えばレイも似たような攻撃をしていたな。だから気になるのか?」
「ああ」

 気になっているのは本当だった為、レイは特に動揺したりする様子も見せずに頷きを返す。
 そんなレイの様子に若干驚いたレリューだったが、特に隠すようなことでもないということもあり、素直に口を開く。

「あのスキルは、俺の代名詞みたいなものだよ」
「……やっぱりスキル、か、もしかしたら、それが魔剣の類かと思ったんだけどな」

 ヴィヘラの使用する浸魔掌のように、魔法は使えないが、魔力を使って使用する自分だけの技、スキル。
 レリューが風の魔法を使うのであればまだしも、そうでない以上は恐らくスキルではないかというのが、レイの予想だった。
 勿論、魔剣の類には魔力を使用してそのような特殊な効果を発揮出来る物もあるのだが。
 しかしレイが見たところ、レリューの持つ長剣は逸品と呼ぶに相応しい物ではあるが、魔剣の類ではないように見えた。
 マジックアイテムを集めるのが趣味なレイだけに、その目はそれなりに正しい。
 ……もっとも、それはあくまでも素人と比べた場合であって、本職の錬金術師には遠く及ばないのだが。
 ともあれ、魔剣ではない以上、スキルの類であるというのはすぐに分かった。

「これは普通の武器だよ。あのスキルは、風斬り。俺の得意なスキルだよ」
「風斬り、ね。見た感じそのままの名前だけど」
「いや、それを言うならお前の飛斬だったか? あの魔法だって同じようなものだろ」
「……それは否定しない」

 一瞬、話の流れで、飛斬はスキルだと言おうとしたレイだったが、そういえばデスサイズのスキルは自分の魔法ということにしてあったのだと思い出し、レリューの言葉に頷く。

「お互い、魔法とスキルと違っても、似たようなのを使うことが出来るらしいな」
「ああ。しかも、あの手のスキルは結構便利だし」

 レイの言葉に、レリューはしみじみと頷く。
 実際、長剣を武器にしているレリューにとって、風斬りというスキルは非常に重宝している。
 それこそ、レリューの代名詞になるといったくらいには。

「イエローバードの死体、集め終わったっすけど、どうしますか?」

 レイとレリューが会話をしているとこに、冒険者の一人がそう声を掛けてくる。
 その言葉にレイがイエローバードを集めていた方に視線を向けると、その言葉通り殺されたイエローバードの死体は全てそこに集まっていた。
 数十匹の全てが死体となっている様子は、イエローバードそのものもそれなりに大きなこともあり、かなり大きな山となっている。

「取りあえず、お前達には手伝って貰ったからな。死体を一匹ずつ持って行ってもいい?」
「……え? 本当に?」

 まさか自分達がそのような利益にありつけるとは思っていなかったのか、レイに報告に来た冒険者は……そしてレイの声が聞こえた他の冒険者達も、嬉しそうな笑みを浮かべる。
 もしこれで、イエローバードの肉が美味いのであれば、レイもここまでの大盤振る舞いはしなかっただろう。
 だが、イエローバードの肉は、食用には出来るが味はそこまで特別なものではない。
 勿論不味い訳ではないのだが、例えばオークのようにランク以上の美味さがある訳ではなかった。
 そうである以上、数匹程度は確保しておいてもいいが、その数が数十匹となれば、解体する手間の方が面倒だと認識しても当然だろう。
 そもそも、魔石を二つ入手出来るのが確定した以上、それ以外はレイにとっておまけでしかないのだから。

「ああ、お前達には色々と助けられたからな。その報酬だと思えばいい」
「そんなに助けた覚えはないんすけど。こいつらに石を投げるのも、俺たちは最初に投げただけで、しかも殆ど当たらなかったし」

 そう言う男だったが、レイにしてみればこの辺りの地形や、どのようなモンスターがダンジョンと思しき場所から落ちてくるのか、その頻度……といったような情報を聞くことが出来たのは、非常にありがたかった。
 ワーカーからその辺の事情を聞いてはいたものの、やはり直接経験した相手から情報を聞くのが最善だというのは間違いないのだから。
 男達も、自分が役に立ったという自覚はなかったものの、異名持ちの冒険者であればこれくらいの大盤振る舞いはしてもおかしくないのだろうと判断し、ありがたくイエローバードを貰う。
 レイ達にとってはそこまで美味しい――肉の味以外にも――獲物ではないイエローバードだったが、ゴルツの冒険者にしてみれば十分な程に美味しい獲物なのだろう。

「じゃあ、取りあえずイエローバードも全部倒したし……ちなみに、実はこの群れの他にまだイエローバードの群れがいるって可能性はないよな?」
「え? あ、はい。ないっす。これで全部っす」
「そうか。なら、問題はないか。……さて、これからどうするかな、だな」

 男の言葉に安堵しつつ、呟きの最後で崖の壁面に存在するダンジョンに視線を向ける。
 今はまだ夕日にもなっていない時刻で、時間的に考えれば、本格的にダンジョンを攻略するのは無理でも、入り口付近の様子見をする程度であれば問題はない。
 折角ここまで来たのだから、ちょっと様子を見ていってもいいのではないかと、そう考えるも……

「レイ、今日は止めておいた方がいい」

 エレーナがそう言い、レイを止める。
 本音を言えば、エレーナも崖の壁面に出来たというダンジョンの様子を見てみたいという思いはある。
 だが、元々今日はイエローバードの群れを倒すという依頼を受けてここに来たのであって、余計な真似はしない方がいいという判断から、レイにそう告げたのだ。
 恐らく大丈夫ではあるだろうが、それでも未知のダンジョンである以上、もしかしたら何かがあるかもしれないのは間違いないのだから。

「あ」

 そんなエレーナの言葉を遮るように、冒険者の男が小さく呟く。
 その声に咄嗟にレイを含めてその場にいた者達がダンジョンの方を見ると、そこでは丁度何匹かのゴブリンが地上目掛けて落下しているところだった。
 空中で大きく暴れているが、空を飛べない以上それでどうにかなる訳もない。
 結果として、そのゴブリンは地面に叩き付けられて命を落とす。

「……なるほど。ああいう感じで落ちてくる訳か。それは助からないよな」

 ダンジョンからモンスターが落ちて死ぬ光景を初めて見ただけに、レイの言葉の中にはどことなく微妙な色がある。
 ダンジョンに意思のようなものがあるのかどうか、それはレイにも分からない。
 だが、ダンジョンの核を見れば、そのようなものがあっても不思議ではないと思う。
 であれば、何故このような場所にダンジョンを作ったのか。
 それが疑問以外のなにものでもない。
 そんな疑問を抱くレイだったが、それは今までに幾つかのダンジョンを経験してきたからこそ、抱けた疑問だ。
 ゴルツの住人にとっては、このダンジョンが初めて見たダンジョンである以上、これが普通なのだろう。
 現に、この光景を見ても特に何かを感じた様子もなく、レイに声を掛けてくる。

「その、よければゴブリンの死体から魔石と討伐証明部位を取ってきたいんですが、いいですか?」

 レイにとっては……いや、ギルムにいる殆どの冒険者にとっては、ゴブリンの魔石はともかく討伐証明部位ともなれば、わざわざ欲しがるような物ではない。
 勿論ゴブリンを殺してしまったのだから、無駄にしないようにと考える者もいるし、何らかの理由でまだレイランクにも関わらずギルムに辿り着いた者や、ギルムで冒険者になったような者であれば話は別だが。
 ともあれ、レイにしてみれば大体数の方に入っており、わざわざゴブリンの死体のある場所まで向かい、その死体から魔石と討伐証明部位を剥ぎ取るような真似をしたいとは思わなかった。

「あー、好きにしろ。ただ、ダンジョンから落ちてくるモンスターが他にもいるかもしれないから、気をつけろよ。モンスターと戦って死ぬのならともかく、落ちてきたモンスターに当たって死ぬとか馬鹿らしいだろ」
「はい!」

 嬉しそうに声を上げ、男はゴブリンの落ちてきた方に向かう。

「何よ、随分と心配してるじゃない。あの人が気に入ったの?」

 基本的に人付き合いは決して得意ではないレイが、気をつけるようにと心配までしてやったのだ。
 マリーナが、どこかからかうような視線を向けてくるのも、おかしな話ではない。

「別にそんなつもりはないんだけどな。ただ、色々と情報を教えて貰ったのに感謝してるのは間違いないんだ。それなら、多少忠告するくらいはいいだろ?」

 そう言いつつも、ゴブリンの魔石や討伐証明部位を取りに行った男は、ダンジョンから落ちたモンスターの死体を漁るのには、慣れてるように思えた。
 わざわざレイが何かを忠告するような真似をせずとも、当然頭上に注意くらいはしているだろう。

(まぁ、地面落ちているのが、オークとかのゴブリンよりも金になるモンスターの場合は、そっちに意識を集中している可能性も十分にあるけど)

 上からモンスターが落ちてくると理解していても、どうしてもそのような金になるモンスターに意識を集中してしまうのは、どうしようもなかった。

「ふーん。……レイがそう言うのなら、別にいいけどね。ゴルツの冒険者が私達に協力的になってくれるのは、こちらとしても助かるし。……そういう意味では、イエローバードの討伐依頼を受けて、その日のうちに全部倒せたのは上出来だと思うわ」

 マリーナのどこか意味ありげな言葉に、レイはそっと視線を逸らすのだった。





「も、もう倒してしまったんですか!?」

 ゴルツのギルドに戻ってきたレイが依頼を完了したと報告すると、受付嬢の声が周囲に響く。
 ギルドとしては、空を飛ぶ鳥のモンスターの集団ということで、今日どころか数日……場合によっては十日以上掛かると思っていただけに、まさかその日のうちに依頼を解決するとは思っていなかったのだろう。
 こうも早く依頼を解決出来たのは、イエローバードが帰巣本能か何かでダンジョンに戻ってきた……つまり、レイ達がいる場所に自分からやってきた、飛んで火に入る夏の虫といった状態だったから、実力云々よりは運の要素が強いのだが。

(飛んで火に入る……じゃなくて、寧ろカモがネギと鍋とそれ以外の具材も背負ってやって来たって表現の方が正しいかもしれないけどな)

 そんな風に思いながら、洞窟の側で解体したイエローバードの討伐証明部位のクチバシと魔石――デスサイズとセトが吸収する二個は除いて――をカウンターの上に置く。
 素材として、羽毛の入った袋と猛禽類の如き爪を追加するのも忘れない。

「それと崖の近くにいた冒険者に、このモンスター……イエローバードの死体を一匹ずつやったけど、それは別に問題ないよな?」
「え? あ、はい。それはレイさん達の方で倒したモンスターですから、こちらとしては全く問題ありません」

 受付嬢は、そう言いながら依頼完了の手続きと素材や魔石の買い取り手続きを始めるのだった。

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