【全部入りまとめ記事】低コストインデックスファンド徹底比較 2018年3月末
- 2018/04/18
- 21:39
「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事で取り上げた資産クラス(日本株式、先進国株式、新興国株式、全世界株式、日本債券)ごとのインデックスファンド比較の図表(2018年3月末時点)を、すべて1本の記事にまとめました。
現時点で、各資産クラスで高評価なインデックスファンドが一覧できますよ。
<結論>
日本株式クラスは「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」「eMAXIS Slim 国内株式インデックス」が相対的に高評価。
<結論>
先進国株式クラスは「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」が相対的に高評価。
<結論>
新興国株式クラスは「たわらノーロード 新興国株式」「iシェアーズ 新興国株式インデックス・ファンド」「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」が相対的に高評価。
<結論>
全世界株式クラスは、日本を含む全世界株式は「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」が、日本を除く全世界株式では「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」が相対的に高評価。
<結論>
日本債券クラスは、「たわらノーロード 国内債券」「三井住友・日本債券インデックス・ファンド」「eMAXIS Slim 国内債券インデックス」の3本が甲乙つけがたく高評価。
ただし、現在の0金利により、将来の金利上昇を予想するのであれば、インデックスファンドではありませんが、金利変動によって元本が変動しない「個人向け国債 変動10」を選ぶという方法もアリ。私もそうしています。
2018年3月末のデータでのインデックスファンド選びは、上記のインデックスファンドが相対的に高評価です。
相対的に相対的にとしつこく書くのは、同じカテゴリのインデックスファンドの中で比較すると良いという意味であり、上記のファンドを買ったからといって必ず儲かるということを意味しているわけではないからですので、予めご了承ください。
とはいえ、インデックスファンドは信託報酬や実質コストといった「運用コスト」の影響を強く受けます。運用コストが高いファンドの成績は悪く、コストが安いファンドの成績は良い傾向にあります。
現在は「参考」扱いになっている設定直後のインデックスファンドも、初回の決算を迎え運用報告書が出れば、実質コストやインデックスとの差異などが明らかになるでしょう。
運用会社間の低コスト競争が進み、今やモノによっては国内ETFを上回る低コスト水準になっています。低コスト上位のインデックスファンドは「頂上決戦」の様相を呈しており、上記に複数の候補ファンドがあるアセットクラスもありますが、現時点ではどれを選んでもあまり変わらないと思います。
ただ、そういった低コスト・インデックスファンドでも、時おり、為替や投資先資産の値動きにより運用ミスが発生する可能性がありますので、当ブログでは今後も、定期的にウォッチしていきます。皆さまのインデックスファンド選びのご参考になれば幸いです。
※言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いいたします。
<ご参考1>
上記の高評価インデックスファンドは、以下のネット証券で購入できます。会社名をクリックで口座開設できます(無料)
・SBI証券
・楽天証券
<ご参考2>
本ブログ記事は、私の著書でおすすめしたインデックスファンドのアップデート情報でもあります。本を読んでいただいた皆さまのご参考になりますように。
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