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医療法人芍薬会 灰本クリニック
春日井駅から車で5分。閑静な住宅街に「灰本クリニック」はある。内科、循環器内科、消化器内科、呼吸器内科、糖尿病内科を標ぼうし、毎月数千名の患者が訪れる。2年前に女性デザイナー主導のもと医院をリニューアル。温かい色合いに整えられた院内はクリニックらしくない雰囲気でリラックスできそうだ。院長の灰本元先生は、かつて研究者の道を歩んだものの、臨床への思いを断ち切れず研修を経て開業したという情熱家だ。培ってきた実績と経験を若い開業医に伝えたいと言う。医療への情熱と、患者への思いやりに溢れた優しい目が印象的だった。
(取材日2017年1月18日)
大病院の専門性とクリニックの小回りを併せ持つ医院
―クリニックの紹介をお願いします。
当院は私と看護師、医療事務の数人でこの地に開院しました。当時は胃がんががん死の一位を占めており近隣に胃カメラを受けられる施設が少なく、皆、名古屋市内の大病院に行っていましたが、もっと気軽に受けていただくために消化器内科と高血圧を中心に診療を始めました。患者さんの増加に伴い診療科目も増え、現在は内科、消化器内科、循環器内科、呼吸器内科、糖尿病内科を標榜しています。また、大病院と同じ水準の医療を提供するために、放射線技師と臨床検査技師の4人が常勤しており、検査機器も充実させています。毎年1cm未満の見つかりにくい小さな肺がん、乳がん、膀胱がん、肝臓がんなど多数見つけていることも当院の特徴の一つです。慢性疾患では減薬と糖質制限食(ローカーボ)に取り組んでおりますし、漢方やカウンセラーと連携した多角的なアプローチも行っています。大病院並みの専門性と、クリニックの小回りを併せもつのが当院の強みです。
―どんな患者が来院しますか?
急性疾患ではただの胃腸炎よりは、もう少しこじらせた病気の方が多いですね。「お腹の調子が悪いから何の病気か調べてほしい」といった。小さながんをたくさん見つけている実績から、心配な方が検査を希望して来院する場合が多いです。若い方はアトピー性皮膚炎と喘息が多いですね。皮膚科ではなかなか治らない方が漢方の煎じ薬をもらいに来ることがほとんどですよ。一番多いのは高血圧。次に糖尿病、ほとんどがゆるやかな糖質制限食を希望する方です。
―医療設備について教えてください。
内視鏡では経鼻の胃カメラと大腸カメラ。腹部、心臓、頸動脈、下肢動静脈のエコー。放射線検査機器では、CT、バリウム検査、デジタルレントゲンを備えており、診断結果は院内ですぐにわかります。大腸内視鏡検査は私が行います。平均挿入時間が男性で4分半、女性で6分半くらいで、早いほうだと思います。それ以外の検査は各分野の専門技師が行いますが、当院には大学病院で10年以上勉強を積んだ優れた技師がそろっています。彼らは画像を読み解く能力が高く、見つかりづらい小さな初期がんも見つけてくれるのです。当院では患者さんの放射線被ばくをなるべく減らすため、腹部ではCTよりもエコー診断に力を入れています。紹介先はその地区で私が信頼できる技術を持つ先生方に送りますので、私の母校出身ではない医師も多いです。そしてその先生と私が尊敬し合っている関係を作ることが患者さんの安心感を生みます。
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