iOS用最新Chromeでパスワードの一括エクスポート可能に。他のアプリでも取り込めるCSV形式
ただし平文なので取扱い注意
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米現地時間4月17日(日本時間4月18日)Chrome for iOSが最新バージョン「Chrome 66」にアップデートされ、Chromeで保存されたパスワードの一括エクスポート機能が追加されました。データ形式は汎用的なCSVです。
この機能は約1ヶ月前、デスクトップおよびAndroid向け「Chrome 65」で実装されていたものの、実験的なフラグを有効にすることで利用できるおためし版に留まっていました。正式版Chromeの標準機能として採用されたのは、今回のiOS向けが初となります。
Chromeのパスワード管理機能「Google Smart Lock for Password」は自動ログインや複数端末のパスワードを同期する便利なサービスですが、あくまでChrome環境内のみで完結したもの。別のパスワード管理ソフトを使いたい場合は、パスワード一つずつを人力で移動する面倒な作業が必要でした。
この機能の利用は、まずChrome右上にある3つの点をタップして[設定]オプションを開き、続いて[パスワード]をタップ。保存したパスワードをスクロールし、一番下にある[パスワードをエクスポート]を選びます。
さらにFace IDないしTouch IDのいずれかでユーザーを認証した後、メッセージやメールなど出力先のアプリを選んで出力します。
なお、エクスポートしたファイルはデスクトップやAndroid版と同様、平文で書かれていて誰にでもまる見えの状態につき、取扱いは要注意。出力先のアプリ候補にはTwitterやSNSなど、他人に目にさらされるものも並んでいるので、よくよく注意したいところです。