妻が普段使いで使っている2種類のバックパックが、コンパクトで使いやすそうだったのでちょっと借りてみました。
マムートのバックパックは妻には大きすぎるみたい?
いくつかのマムート製ザックを仕事や旅行などで使い分けている私ですが、うちの妻が同じような用途で使っているのはノースフェイスのShuttle Daypackというバックパック。
[ザ・ノース・フェイス] リュック Shuttle Daypack NM81602 K ブラック
- 出版社/メーカー: THE NORTH FACE
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もう少しサイズの小さい普段使い用バックパックが欲しそうだったので、最近あまり使ってない私のマムートRock Courier SE 20L(現行Seon Courier SE)を使っていいよ… と渡してみたのですが、ショルダーストラップの間(肩幅)が広く妻には合わないみたいです。
確かにマムートのこの辺のラインはユニセックスサイズではあるものの、元々ヨーロッパの製品ですし体の小さな日本人女性には少々大きすぎるのかもしれません。
HAGLOFS SARNA 20
そんな妻が色々と調べて選んだのはスウェーデンのアウトドアブランド、HAGLOFS(ホグロフス)の「SARNA 20」というモデルでした。登山用でも使っていますし、彼女はホグロフスのバックパックが結構好きみたい。
卵形の可愛らしい形状のバックパックで容量は20Lとのことですが、同じ20LサイズのマムートRock Courierと比べてもひとまわり小さく見えます。実際、メインコンパートメントのサイズも明らかに小さいですが、ザックの容量表示ってメーカー毎に結構適当だったりしますしね(同じメーカー内でも統一されてないのでは?と思うものも)。
メインコンパートメントの容量は控えめであまり厚みのある荷物は入りませんが、ノートパソコンとちょっとした書類程度なら問題ありません。妻は2段積みのお弁当箱なども入れて通勤にも使っているようです。
メインコンパートメントの背中側にはノートパソコンやタブレット用のスペースがあり、13インチのノートPC(324×225mmサイズ)がギリギリ入る位。これ以上大きなPCを携行するならば、別のザックを検討した方がいいかもしれません。
内部に小さなポケット。かなり小さいので小物用かな。
正面には本体の半分ぐらいのサイズでマチもそこそこあるポケット。容量もそこそこあるので、ハードカバーの本など多少厚みのあるものも収納できます。薄手のカーディガン程度ならばここに突っ込むことも可能です。
あとは本体のてっぺんに、個別アクセスできる小さなポケット。コンデジや2つ折りの財布ぐらいなら入りますが、札入れや女性が使う少し大きめの財布だと厳しいかも…?
ショルダーストラップはそこそこに厚みのあるクッション素材になっているので、ノートPCなど重い荷物を入れてもしっかり両肩で支えてくれます。また、登山用ザックではないのでヒップベルトは付いていませんが、取り外し可能なチェストベルトは3段階の高さで調整が可能となっています。
やはり私が普段使っているマムートのザックに比べるとショルダーストラップ周りはコンパクト。妻にとって丁度いいサイズのようですが、男の私が背負ってもなかなかいい感じでフィットしてくれました。この辺りの感じ方は個人差もありますし、やはり実際に現物をフィッティングすることが大切ですね。
先日の伊豆ドライブの際にもこのザックを使っていましたし、ちょっとした外出時に必要な荷物をまとめるのには丁度いい大きさ。ガチのアウトドア用ではありませんが、上高地や高尾山のハイキング程度ならば十分使えると思います。
[ホグロフス] リュック [ホグロフス] リュック SARNA 20 サルナ 338084 32P STEEL SKY
- 出版社/メーカー: HAGLOFS
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ARC'TERYX INDEX15
ちなみに上のホグロフスよりも荷物が少なくてもいいようなときは、アークテリクスの15Lサイズのバックパックを使っているようです。これ、私も欲しいなぁ…。
容量15L、重量220gという軽量コンパクトなバックパックで、登山のアタックザックにも使えそうです。こんな頼りない(失礼)ザックが普段使いの用途で人気があるらしいのだから、タウンユースの基準はよく分かりません(笑)
メインコンパートとは別に正面に大きなポケット。旅先でメインの荷物とは別に身の回りのものだけ入れて行動するためのザックにも丁度良さそうですね。
イベントやコンサート、展示会などでパンフレットやフライヤーを貰うと結構持てあますことがありますが、その手の荷物も入れておくのにもいい感じかも。
ストラップは薄いベルトなので重い荷物を運ぶのには当然向いていませんし、背負い心地をあれこれ語るようなバックパックではありません。あくまで必要最小限。
メインコンパートメント内側にあるバックポケット、ここに本体を収納するパッカブル(ポケッタブル)ザックにもなっているので、旅行のサブザックにもピッタリです。
パッカブルにしなくても普通に畳むだけでもかなりコンパクトになりますし、先ほどのSARNA 20のフロントポケットの半分位に収まってしまいます。ザックインザック。
サイドにはコードループが計8か所備え付けられていいますが、普段使いでこれを活用することはあるかな? 元々クライミングギアを手掛けるブランドとしての意匠的なものなのか、アタックザックとして使う上での実用重視なのか… ちょっと分かりません。
正面上部に大きめのハンドルが付いているので、トップのループと併せてハンドバッグ的に手持ちすることも可能です。ザックを下ろした際などの持ち運びには便利ですねこれ。
こうして各部を見てみると、コンパクトなポケッタブルザックにしてはかなり充実した機能性を持っているようです。ただし、パッカブルザックに8000円するというのはかなり割高にも感じますね。私の使ってるF-LIGHT 18の倍だものなぁ… よく買ったなぁ妻(笑)
[バーグハウス] Berghaus F-LIGHT 18 21434 K05 (RED/DKGRY)
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