百合な日々

メガミマガジン8月号

シムーンの漫画版がスタートしました。こちらの「シムーン」とは空を飛ぶ機械ではなく「魔法の杖」ということで魔法合戦……と見せかけて肉弾戦の話のようです。
アニメのシムーンの記事は今回はキス特集ということで、アニメでキスしてたシーンがずらりと載っています。これはちょっと壮観かも。
リリカルなのはの特大ポスターはなのは×フェイトが肩に手をかけてるほうも良いが裏のはやてがシグナムとシャマルの胸を触ってるほうが特に百合度高い。
「Fate/stay night」、「女子高生」、「となグラ！」「シムーン」「貧乏姉妹物語」のエロピンナップも百合っぽいし、他能登真美子のインタビューもあるしといろいろ見所が多いです。

まだざっと読んだだけですがちゃんと読んだらまた紹介文も書きなおす予定。

マリア様がみてる　仮面のアクトレス

「マリア様がみてる」最新刊「仮面のアクトレス」今日発売ですね。「いっつもなら、あ～なたのサイドシートで♪」……ってその話はもういいか。でもBGMに良いですよ(笑)。

ピクルスさんも仰られてますが表紙の志摩子さんの視線がエロいです(笑)。明らかに誰かを誘ってる！？つまりあれだ、普段清楚な志摩子さんも仮面の下ではこんな感じだと言う話ですね。恐ろしや誘い受けの志摩子さん。

問題は誰を誘ってるかという事ですがパラパラ読んだところ今回の標的は由乃さんっぽいですね。告白らしきものもあったし(笑)。

ひびき玲音先生といえば公式のほうに絵があるカードの絵も良いですよね。イラスト集が待ち遠しいです。

らいく あ きでぃんぐ（忠臣蔵之介）
百合度★★★☆☆

こちらのサンプルが百合っぽかったので買ってきた作品ですが、やっぱり百合でした。

・「フタゴト」
百合度★★★★★
プールに遊びに行っていちゃつくゆにとみゆの双子だったがみゆがパンツを持ってくるのを忘れてしまい、帰りはパンツなしで帰宅する事になるもののみゆが感じてしまい、さらになぜかローションを買ってきたゆにと公園のベンチで絡む話。子供がローション買ってきたりアナルに手首つっこんだりとかなり無茶苦茶なことしてます。サンプルをみても分かるとおりロリロリ。この作品は単行本描き下ろしだそうです。

・「デパガのひみつ」
百合度★★★★★
ルームシェアリングしてる亜衣と久美のカップルだったが、バイトでバイブの体験モニターを久美が申し込んだことから仕事先のデパートでバイブをつけることに。最初はガマンしながら仕事をこなすふたりだったがガマンできなくなって昼休みには更衣室で思い切り絡む展開に。

ロリ絵ですがほんの少しだけ少女漫画絵な要素があるのでなんとか許容範囲……でもないか(笑)。「フタゴト」のほうはキャラクターは可愛いと思うけどエロとして見るにはロリすぎてちょっとキツイ。「デパガ」のほうは胸もある成人女性なんでまあまあ、でもやっぱりまだ幼く見えるかなあ。ロリ系の絵が好きな人向けということで。

公式にゲームの情報が出てますね。
タイトルは「シムーン　異薔薇戦争　封印のリ・マージョン」だそうです。（「荊」とかけてんのかな？）
ゲームの公式サイトも出来たらしい。
果たして貝○わせのリ・マージョンや69のリ・マージョンは炸裂するのか！

帝立第13軍学校歩兵科異常アリ!? 2（石田あきら）
百合度★★☆☆☆

軍事学校歩兵科の寮生徒の4コマ＆ショート第2巻です。1巻の紹介はこちら

今回は直球百合娘メノリが表紙ですね。構えている弓矢はきっとクリスに近づく男をしとめようといるのでしょう(笑)。
試験勉強に疲れて眠ってしまったクリスの寝顔をみて、唇にそっと触れ、その指を自分の口元にもっていこうとするメノアが良いですね。
その他メノアに似合う服を着せようと試着室に乗り込んでメノアを脱がせようとするクリスとクレアのシーンや、クリスの誕生日を知って急いで準備をしたり、自分の気持ちが気づかれていないか心配するメノアのシーンなどがあります。

軍事ネタを扱っているとはいえ終始ほのぼのとした日常を描いているので、ハードな展開はほとんどありません。
巻末の方で水浴びするシーンはてこ入れかなあと思いましたが(笑)それ以外は特にあざとい部分もなく好感の持てる作りとなっています。売れ線要素がほとんどないので売れ行きが心配ではありますが(笑)。

公式サイトみてきたらこの作者さんはガンパレードマーチがお好きなようですね。あ～なんとなくそういう雰囲気あるかも。GPMにも百合カップルいましたしね。

銀盤カレイドスコープ 7（海原零）

べにすずめさんの情報より。
アニメの方は評判悪いようですが、小説版は良いらしいですね。どんなもんだろうと思って私も本屋で探してみたんですが7巻は売り切れていました。

無敵恋愛 Sgirl8月号（公式）

・「イケない彼女」（森島明子）
百合度★★☆☆☆
「コミック百合姫」や「アニース」などで百合好きにもお馴染みの森島明子先生の作品です。
カレとのHでイクことが出来ない主人公(♀)が、水泳部の仲間(♀)に相談したところ「こうすれば気持ちいい」とアソコを触られて感じてしまうシーンがあります。競泳水着で絡んでるので非常にHっぽい。ただし本筋はヘテロ。

別フレ2006

・「スウィング☆ライフ」（碧井サキ）
百合度★★★☆☆

吹奏楽部のカレシと一緒になりたくて高校に進学してきた主人公だったが、カレシにはカノジョがちゃんといて自分が浮気相手なだけだったことにショックをうけていたところ、現れたジャズ部の部長になぜか無理矢理ジャズ部に入部させられてしまい、ジャズにハマってしまいます。
最後は部長のトランペットとユニゾン。格好よい主人公に元カレも寄りを戻そうと申し入れられますが、部長とジャズをやるほうが楽しいと、きっぱり断ります。最後部長に抱きつかれるシーンが良いですね。

「碧井サキ」で検索してもまったくHITしないどころか「別フレ2006」すらネットでは出てこないという有様ですが、内容は非常に良いです。本屋で見かけた際は一度チェックしてみてください。

ちびでびっ!（寺本薫）

百合度★★★★☆

父親を呼び出すつもりが間違えて悪魔の少女を呼び出してしまって、その少女と同居する話。
同居先のリョウという少女が格好よくて女の子にモテまくりという設定で、リンコという少女が求愛しています。さらに新たに召還されたラキという少女が契約（キス）で結ばれたリンコに好意を持っていて、リョウに求愛してるリンコに対して同居している主人公のリリィも独占欲を持っていて……とガチな娘はリンコだけのようにみえますが、他にも百合的素養を持っているキャラクターが多く、百合的な見所は満載です。

男性キャラは犬が時々人型に変身する程度で、結局探していたはずの父親も出てこず、全編女子キャラばかりで話は進むので百合好きには非常にとっつきやすい内容となっています。
一応モテまくりのリョウは女の子は恋愛対象にしていないという設定ですが、こっくりさんをやっても将来結ばれる相手は女性である事を決定付けられているし、作者的にはどういう結末を希望しているのかは明白ですね。「落花流水」と同じパターンです。話を面白くするために全員ガチ百合キャラ、という設定には出来ないですが作者が百合展開を望んでいることは分かるでしょう。

この作者さんは[es]1巻、「舞-HiME」アンーソロジー1～3でも非常に百合度の高い作品を描いています。特に「舞-HiME」アンソロジーの方も全部静留×なつきネタでしたが、今公式サイトのほう見たら同人誌でもシズルさん中心の百合本を出してるようですね。

どうみても百合属性の強そうな作者さんなのでこれからも応援していきたいところですね。贔屓目に見なくても、単純に作品も面白いですよ。

まんがタイムきららキャラット8月号

表紙にも書いてある通り、「ひだまりスケッチ」がアニメ化だそうです。
パラパラめくったところ「ひだまりスケッチ」以外にも百合というか女の子同士の話が多そうだったので買おうかと思ったんですが、「誰にも言えない～」が見つからなかった関係で「悪魔かもしれない」と3点抱き合わせで通販で買うことに。1500円以上にして送料無料にしなければいけませんからね。
他にも昨日までに注文したものがいろいろあるので、今週末から来週にかけてamazonから怒涛のように小包が届きそうな予感。
「まんがタイムキャラット」も届いたらレビューしたいですが時間があるかどうか。

こちらとこちらの作品は百合が入ってるっぽいですね。

あらすじを読む限りこれも百合が入ってるかな？先日百合度の高い単行本を出したほりもとあきら先生だし。
あとこれもあらすじを読むとちょっと百合が入っていそうな。

Ｗ杯も決勝トーナメント1回戦がもう終わって、日程に余裕が出てくるということで、そろそろ出版社各社も出し惜しみしていた作品をいろいろ出してきたようです。
百合作品を紹介する側としては少々忙しくなってきそうですが、百合作品がたくさん出ることは歓迎すべき事ですね。しかし時間が足りない。さっさと「ちびでび」は紹介したいところですが……。

双子のお仕事(辰巳ゆめ）
百合度★★★☆☆

エロ4コマ。タイトル通り双子姉妹モノです。
表紙のような双子のいちゃつきがいくつか入っています。
成人指定はされてないようですが内容はかなりエロい。

社内のメンバーとは皆Hをしたから今度は姉とHをしようとしたり、エレベーターで後ろから痴漢を働かれて誰かと思えば姉だったり、ダイエットと称してセックスをしようとしたり、妹の方はしきりに姉と絡みたがります（単なる色情狂なのかもしれませんが）。

さらに新しく配属されてきた仕事に厳しい女性主任に対して「おしおき」と称してベッドに縛りつけ、Hをするシーンがあります。「ダメ！ダメ！」と言いつつも姉のプレイに夢中になってしまう主任。初めてしたSEXが忘れられず身体が疼いてしまい、「なんとかして頂戴！今夜は2人で残業よ！」と姉に言い寄る展開になります。クリスマスには「プレゼント！」と言って持ってきたバイブで主任のアナルを奪い「私が逆にプレゼントもらっちゃった」と喜ぶシーンがあります。

巻末の描き下ろしは姉が「手伝う」と言って妹の初夜に乱入する妄想の話。

その他、胸が大きいからと揉まれた妹が「分けてあげる」と姉に胸を押し付けるシーンがあったり、姉が妹の胸に聴診器を当てるお医者さんプレイのイラストや、妹のアイスクリームを姉が一緒に舐めるイラストがあります。

女性作家の作風らしく、姉はあっけらか～んと明るく誰とでもHをしてしまうので、こういうのは百合好きにはあまり受けが良くないかもしれませんが（先ほど紹介した百合好きのツボをきちんとついてるすどおかおる先生の作品とは対照的です）、でも私はこういう明るい作風の作品は好きです。

秘密の扉 4
百合度★★☆☆☆

兄×妹中心の近親相姦アンソロジー。先日紹介した恋色Hと同じく姉妹百合が収録されています。
1巻が出た時タイトルからして百合っぽいものも含まれているのではないかと期待したものの中身は近親相姦モノしかなくてちょっとがっかりしたんですが、今回はすどおかおる先生が参加されているということで、当然すどお先生の作品は姉妹百合作品になっております。普通のアンソロジーだろうが近親アンソロジーだろうがきっちり百合モノを出してくるあたりさすがですね。

・「お姉ちゃんのくちびる」（すどおかおる）
百合度★★★★★
妹の茉莉花のことを想ってひとりHをしていた姉の桔梗だったが、妹もまたお姉ちゃんのことが好きだったというお話。
最後はお互い気持ちを打ち明け身体も結ばれます。冒頭パジャマ姿でおはようのキスをかわす姉妹のシーンが良いです。
妹が男とカラオケに行ったようなことが語られていますが、妹の方はほとんど男に気がなく当然絡みもないので百合好きなら安心して読める内容ですね。

毎月27日は芳文社、電撃、松文社などの単行本が一斉に発売するので百合的には忙しいですね。とりあえずタイトルだけ羅列しておきます。

別フレ2006
ジャズ部で先輩にトロンボーンの指南を受ける友情モノあり。


双子のお仕事
百合度★★★☆☆
エロ4コマ。男との絡みもありますが女性同士の絡みや双子同士のいちゃつき絵があります。


秘密の扉 4
百合度★★☆☆☆
すどおかおる先生の百合作品が収録されています。


ちびでびっ!
百合度★★★★☆


帝立第13軍学校歩兵科異常アリ!? 2
百合度★★★☆☆


かみさまのいうとおり! 3

■ちょっと忙しいんで紹介が遅れるかも……というかどこから手をつければいいのやら……。

まずは雨な人さんの情報から。


刹那―そのとき彼女が願ったこと days of Broken Blood (山下 卓）

「Blood　Link」という作品をご存知でしょうか？
ファミ通文庫から出版されているんですがこの作品の外伝として「刹那―そのとき彼女が願ったこと days of Broken Blood」というのがあります。
こちらの作品が百合でしてお話も良かったのでオススメ致します。
外伝の２冊目になってしまうので本編１巻、２巻と外伝１巻を読まないと話の内容が分かりずらいと思いますので量が多いかもしれませんが本当にいいお話なので機会があればどうぞ。

「Blood Link」は知らない作品でした。雨な人さん情報ありがとうございます。
というかメールチェックが遅れてしまって紹介が遅れてしまって失礼しました。



「WORKING!!」（高津カリノ）

「WORKING!!/高津カリノ」は店長と轟がかすかに百合っぽくもないですよ
って、既出ですかね？

ヒゲさんの情報より。作品自体は雑誌かなんかで読んだことがあるような記憶がありますが、百合要素には気が付かなかったと思うし、紹介も多分まだだった……と思います（自分で覚えてないのか）。
今度機会があったら1巻からチェックしてみますね～。情報ありがとうございました。


■明日はいろいろ百合関連の本が発売されますね。忙しくなりそう。「ことのはの巫女とことだまの魔女と」もそろそろ予約せねば。

恋色H 4
百合度★★☆☆☆

・「ふたりあそび」（あんみつ草）
百合度★★★★★
結婚してしまうお姉ちゃんと一緒にHをしていた時の事を思い出して切なくなる妹の話。
いろいろなおもちゃでHなことをした思い出のシーンが描かれています。

公式のイラストを見ても分かるとおり、この作者さんは非常に絵が上手いです。エロゲーの原画の仕事なんかもやってるようですね。
ちなみにあんみつ草先生の作品としてはこちらの単行本にも百合作品が収録されています。


恋する気分（あんみつ草）
百合度★★★☆☆
「姉妹・禁断の生活」と「姉妹・恥辱の生活」の続き物２本が該当作。百合度はどちらも★5つ。
こちらも姉妹百合です。姉妹百合がお好きなようですね(笑)。

また恋色H4の作品に戻りまして……。

・「百花繚乱」（陽香）
百合度★☆☆☆☆
華道教室で乱交する話。男の先生がメインですがその他は女性ばかりです。

・「嬲遊戯」（F.S)
百合度★☆☆☆☆
学校でHをしてる男女の生徒を目撃した先生が一緒にHしてしまう話。

松文館のこの手のアンソロジーはティーンズラブっぽい表紙だけど中身は完全に男性向け、というパターンが多かったんですが、このアンソロジーはそれほど男性向け色は強くなかったので個人的には良かったです。
あんみつ草先生の絵柄も可愛いし、公式のプロフィールの好きな音楽欄を見たら私の敬愛するアーティストが書いてあったので超応援したいところですね(笑)。

ageha (渡辺あゆ）
百合度★☆☆☆☆

裏表紙や帯の紹介文で友情百合っぽいものを感じたので買ってきた。ちなみにこの作者さんは以前にも少女同士の友情モノを描いたことがありますね。

・「ageha」
百合度★★★☆☆

少女がサナギから蝶に変身するように成長する過程を描いた作品です。
出版社発表のあらすじは以下の通り。
ずっと親友だったユーリと未宇。いっしょにファッションモデルを目指してがんばってた。だけど、未宇が先にデビューしてしまい、２人の関係がきしみはじめる――。押しよせる黒い感情、嫉妬心……。ユーリの苦しみの向かう先は――！？

というわけで友情と嫉妬を扱った作品です。先にデビューしてしまった未宇が羨ましくて無視したり陰口を言ったり、それに対する仕返しをされたりしますが、お互い相手を大切に想う気持ちを捨てきれず、未宇はユーリのためにモデル事務所にユーリを紹介し、ユーリは未宇が仕事のために男に身体を奪われそうになるピンチを救います。
つかみ合いのケンカになるふたりですが、自分の気持ちをぶつけ合い
「未宇がどんどん別の世界の人になって遠くなって寂しかった……」
「私の憧れてる人はあたしなんかよりずっとしっかりしてて頑張ってて、その人がいなかったら今の自分はいなかった。ユーリはあたしにとってたったひとりのライバルなんだから」
こぶしを合わせて友情を再確認します。

本編も良いですが、原作の桜井亜美のあとがきがさらに良い。
カレシよりもっと大切なのが「親友」マブダチへの思いは恋に似ていて、いつだって相手の「一番」になれないと許せない。
だからカノジョの気持ちが離れたり、わからなくなったら、失恋よりもずっとツライよね！
親友がいるから苦しくても前に進める。
親友がいるから、自分ひとりよりもまぶしく輝ける。
なくしちゃいけない大切なもの。

単純なラブラブではないですが、少女漫画らしくドロドロした少女の内面までしっかり描いていて良い作品だと思います。
この作品を取り上げるためにわざわざアゲハ蝶のBlogデザインにしてみた。アゲハ蝶は好きですが幼虫はやっぱり苦手です(笑)。

ストロベリー・パニック Special Limited Box 1 初回限定版
百合度★★★★★

今期百合的にはもっとも安心して観れるアニメのDVDが到着しました。初回限定版には特典がいろいろついております。やっぱり一番の注目は「秘密ドールズ」のメイキング映像でしょうかね。人によって好みは違うと思いますが、個人的にはテレビ放送で既に観た本編より萌えた。
通常版には「秘密ドールズ」のメイキング映像がないようだし、初回限定版はなくなる前にゲットしておくのが正解でしょう。ちなみにうちのサイトでDVDを買った人も全員が初回限定版でした(笑)。

特典その１
中原麻衣と清水愛の例のプロモーションビデオの、メイキング映像が収録されています。メイキングで見ると予想以上にふたりが体を密着させてる様子が分かります。もちろんキスシーンもばっちり映ってます。いろいろな角度から撮影されているし、PV本編ではぼかした映像だったのが、メイキング映像では鮮明なバージョンもあるので、このキスシーンが合成でないこと（って当たり前ですが）がはっきり分かります。
キスシーンの前と後にお互いに噴出してしまうふたりが萌えますね。こういう飾り気のないやりとりが好き。
「秘密ドールズ」のCDも買うべきだと思いますが、とりあえずこのDVDの特典映像だけでもとりあえずキスシーンは楽しめます。

日本がなんも良いところなくＷ杯のグループリーグを敗退してしまって悲しい私の心もちょっと回復しました(笑)。

特典その２「秘密トーク」
中原麻衣と清水愛の座談会。一体どこで収録してるんでしょうね？清水愛のフリフリな格好は一体……？まさか普段着？
言うまでもなく仲が良さそうなふたりです。お題を分かってないんだか、分かっててあえて脱線させてるのか微妙なふたりのトークは相変わらずです。ふりふりな服が似合わない事を分かってる中原麻衣は残念そうですね。演技どおり性格は渚砂に近いように見えるんですが、外見は静馬なのが面白い。でも本人はやっぱり嫌なのかな（笑)。

特典その３「ミアトル携帯ストラップ＆プレート」
なんとなくオシャレな作りになっています。しかしミャ～トルでは携帯は持ち込み禁止だと第1話で言ってるんですけど(笑)。

特典その４「ノンテロップOP、ED」
「秘密ドールズ」のCDを買った人はテロップなしのフルバージョンがあるのでこちらは特に貴重でもないか。寸止めとそうでないのとでは天と地ほどの差があります。未遂は悪。完遂は正義。

特典その４「オリジナルブックレット」
キャラクター紹介、1・2話のあらすじ、基本設定などが載っているブックレットが入っています。
エトワール様が素敵です。健気で一途な玉緒が百合好きにはやっぱり人気ありそうですが、「ストパニ」名物といえばなんといってもエトワール様。
切れ長で妖しげな光を放つ目の静馬と、見つめられると体が動けなくなってしまう渚砂の関係はヘビとカエルを連想してしまいますね。

テレビ放送時ほとんど書いてなかった感想もちょっとだけ書いておきましょうか。
毎回妖しげなBGMとともに登場する静馬のシーンをみるたびに思わず噴出してしまいますね。

第1話「櫻の丘」
百合度★★★★★
いきなり渚砂の後ろに立ってる静馬が怖い。幽霊かよ(笑)。

第2話「エトワール」
百合度★★★★★
静馬が渚砂のタイを直すシーンも怖いですね。同じ行為でも「マリア様がみてる」とは雰囲気が全然違う。
Bパート、図書室に迷い込んだ渚砂が静馬に捕まるシーンは恐怖も最高潮。
「柔らかい髪……」
「ダメ！ダメです！」
「怖がる事はなくてよ。渚砂ちゃん……」
怖い！マジで怖い！かつてこんなに怖い百合があっただろうか！

2巻以降のパッケージ絵も良さげなのでBlogに花を添えるべく画像を張っておきます(笑)。


ストロベリー・パニック 2 通常版
（↑通常版です。初回限定版はこちら）


ストロベリー・パニック Special Limited Box 3 初回限定版

ザ・マーガレット8月号
（公式）

・「ぶきっちょ革命」（竹内文香）
百合度★★☆☆☆
ファッションショーを見て憧れた主人公がウェディングドレスを作る事に挑戦する話。一緒にドレスを作っているクマちゃんとの友情がちょっとあります。
自分で作ったウェディングドレスをふたりで着て一緒にショーに出るラストシーンは結婚式のようですね。なぜか指定されてもいないのに手を繋いで登場するふたりが面白い。こちらのサイトで2ページだけ読めます。

・「マリア様がみてる」（長沢智）
百合度★★★★★
今回は「紅いカード」のエピソード。ぶつぶつモノローグでしゃべりまくりなキャラクターは共感はするけどあまり好きではないですね。月島きらりみたく馬鹿っぽいほうが見ていて楽しい。

のPS2ゲームが発売されるらしい。ファミ通を立ち読みしてたら新着情報に載っていました。
ジャンルはアドベンチャー・シミュレーションらしいですが、どういうゲームになるんでしょうね？出来ればシミュレーションゲームの苦手な私でも出来るゲームだと良いな。
発売日はいつって書いてあったっけ？忘れてまった。

■シムーン公式サイトでキャラクター投票がはじまったようです。
私は誰に入れよう？まあみんな好きなんですけども、強いて言えばカイムかなあ。月間アフレコ通信で声優さんが「『ばびゅーん、だだだだ！』のシーンが恥ずかしかった」と仰っておりますが、確かにあのシーンは見ていて恥ずかしくなります。でもそれがなぜかやみつきになってしまった(笑)。その後の「パラ様、リ・マージョンしよ」の名セリフ（？）と一緒につい繰り返し観てしまいますね。

ガールズ☆レボリューション

白夜さんの情報より。紹介文を読むとかなり百合度は高そうですね。現物を見てみたいですが書店には入荷されないのかな？


ラストソング

なるほど、公式のサンプル（学内風景）をみても百合なシーンは多そうですね。パソコンゲームが好きな人なら良い物件かもしれません。

TVアニメ「舞-乙HiME」ドラマCD ミス・マリアはみてた ガルデローベ秘裏日誌 Vol.2
百合度★★★★★

「舞-HiME」のドラマCDはナツキ×シズルの話を中心に毎回百合度の高い作品が来る事が多いんですが、今回は特に百合度が高いような気がしますね。百合度も高いがエロ度も高い(笑)。

2.第一話 シマシマ最強伝説
百合度★★★★☆
アリカ、ニナ、ナオの3人が怪我をして動けないエルスのために下着を買いに行く話。アリカを憎むトモエが後をつけてきますがナオにより撃退させられます。トモエは服従させられ嫌いなシマシマパンツをはかされアリカたちの前でスカートを捲らされる屈辱を受けます。
シマシマパンツが一体どこにあったものなのかということが重要な問題ですが（話の流れからして下着屋ではなさそう）、ここはやはりこのパンツはナオが最初からはいていたものをトモエにはかせたと考えるのが自然でしょう(笑)。

3.第二話 失われた流れ
百合度★★☆☆☆
ミドリとアリカが一緒に水浴びをしようとするのが良いです。「お前も一緒に洗ってやる」というミドリにアリカ、「私もナオ先輩直伝の『マット洗い』を披露しちゃいますよ！」って一体……！？

4.第三話 おねえさまへ……
百合度★★★★★
監禁されたシズルがトモエに押し倒された例の話の直後の話です。
「お姉さま……夕べは素敵でした」
「可愛らしかったわねトモエさん。あないに大声出さはって」
「仰らないでください！」
ラブラブの雰囲気のふたりですが
「それで……今夜ですが」
「それがなあ……。なんやうちもう飽きてしもて……新しい趣向が欲しいとこどすなあ。もっとすごい何かが」
とシズルが言い出したことでトモエの顔色が変わります。
「もっとですか……？」
「そう、もぉーーと」
いろいろ激しい道具を出したりSになったりMになったりシズルの気持ちを引くため焦ってあれこれ試すトモエですが、最終的にはトモエの最も望んでいるもの……つまり幼児プレイで落ち着く事になります。
この話を読む限り、話題になったシズルとトモエの関係は、最初の一晩は一般的な形（？）で絡み、その後は幼児プレイになったようです。
この話はシズル×トモエが好きな人ならリピートで一日中聞いていても良いくらいかもしれません(笑)。

5.第四話 乙女の悪戯
百合度★☆☆☆☆
何気にガラガラを持ってるトモエが怖いですね(笑)。

6.第五話 大統領の陰謀
百合度★★★★☆
何か企みのあるナオがナツキのシャワー室に入ってきて迫ります。
「お姉さまの髪キレイよねえ。肌も透き通るみたい。胸も素敵……。あたしずっとお姉さまのこと……」
と押し倒します。

7.第六話 アリカより愛をこめて
百合度★★★★★
修行で傷ついたアリカを手当てするマシロの態度が乱暴だとミユがマシロに対決する話。
「手当ては私がします。あなたは下がっていなさい」
「アリカはわらわの乙女じゃ！」
「私はアリカの保護者です」
「わらわと張り合おうと言うのか！」
ミユに煽られたマシロがついにアリカに告白することになってしまいます。
「わらわもアリカの事が……す……好きじゃ！ああ好きじゃとも！」
その後どっちがアリカのことが好きか比べるため、マシロと、ミユがアリカの料理を食べる事に。「美味しいです」と言いつつ涙を流して煙を噴くミユ。火を噴くマシロ。

8.第七話 星が奏でる物語
百合度★★★☆☆
寝入り時にアリカに話しかけるマシロ。アリカがマシロのふとんに潜り込み抱きしめます。
「私がいるよ。マシロちゃんの側に。マシロちゃんもいてくれるでしょ？」
「アリカ、そなたは温かいの……」

9.第EX話<ボーナストラック>シズル・ヴィオーラ回顧録
百合度★★★★★
ナツキがシズルのお部屋係になった頃の話。
「いや！なにするんです……シズル……お姉さま」
「あら、こうされたかったんと違いますの？うちのファンの娘は皆喜んでくれはりますけどなあ」
いきなり手を出そうとするシズルお姉さまがすごいですね。

シズル×ナツキはもちろん今回はシズル×トモエ、マシロ×アリカ×ミユ、ナオ×トモエ、ナオ×ナツキなど様々なカップリングが楽しめて「舞-乙HiME」ファンの百合好きには非常に楽しめる内容となっております。

「舞-HiME」ドラマCD 実録!「裏」風華学園史 第一章の紹介はこちら。
「舞-HiME」ドラマCD 実録!「裏」風華学園史 第二章の紹介はこちら。

悪魔かもしれない 3（松本ゆうか）

久しぶりのティーンズラブ百合物件が今日発売されました。こちらとこちらで紹介していますが、今回はあおいをお姉様と慕う砂姫というあおいの彼の妹が登場して、あおいと絡むシーンが何回かあるはずです。

私も本屋いったんだけど見つからなかった……TL単行本はうちの近所ではあんまし本屋に入荷されないんですよね。
GETしたらまた紹介しなおすかも。

基本的なストーリーとしては主人公のあおい(♀)が自分の通う女子高の教師(♂)と出来てるという話。
あんまし深いストーリーがあるわけでもないので3巻だけ読んでも良いかも。
絵柄はなんとなくロリなんですが、少女漫画絵で可愛いし胸もあるので個人的には全然許容範囲ですね。こういう虐げられ系の女の子絵を描く人はあまり百合属性がありそうには見えないんですが、攻め系の女の子キャラを一人出せば充分百合にすることが出来るんですね。
人気もあるシリーズなので百合目当てでなくてもTL好きならおすすめです。3巻は買いそびれた私も百合の特にない1巻とか持ってますし(笑)。

で、本数が多すぎてクオリティを維持できるかどうか心配だった4月からの新番組アニメですが、最初からいろいろ崩壊してる「女子高生 GIRL'S-HIGH」とかは別として（まああれはあれで百合度もエロ度も高いから別にいいんですが）、面白くてクオリティも頑張って維持できている作品はかなりあって、結果的には豊作だったと思います。
百合アニメとしてはもちろん「シムーン」、「ストロベリー・パニック」が注目物件ですが（あとでちゃんと取り上げる予定です）、個人的に一番面白くて何度も観かえしていたのは「錬金3級 まじかる？ぽか～ん」でしたね。



アニメ部門では今年の暫定トップです。1クールなので既に放送終了してしまったのが惜しい。2クール以上やっていれば今年の雨傘的年間百合アウォードの1位になっていた可能性も充分あったでしょう。

ギャラクシーエンジェルみたいにそんな激しいギャグ展開があるわけではないんですが、タイトル通り「ぽか～ん」としてしまうような微妙すぎる間が絶妙で、観かえすほどに面白さが込み上げてきます。
もちろん4人（5人？）はお互いに恋愛感情を持っているわけではないんですが、結局男と縁がないのは結局お互いのことのほうが大事だからでしょう。よく観ればお互いの絆を感じる事ができる作品だと思います。

ゆうまもりるもパキラもケイミィも好きですが、最近は鉄子がイチオシかなあ。「カラクリオデット」といい、ロボット少女が妙に可愛く感じられてしまう今日この頃です。

OPでパキラとゆうま、りると鉄子がキスしそうになってるシーンがあって、これはもちろんOP自体が壮大な釣りなわけですが、大人しく釣られるのが正解(笑)。


ちなみに視聴してる他のアニメについてもちょっと触れておきますと、最初の方で百合っぽいカップリングが出来る可能性がちょこっとあるんじゃないかと思われた「涼宮ハルヒの憂鬱」はほとんど百合カップリングは成立しなさそうです。


作品としては完成度も高そうですが。第1話に出てきたしゃべる猫が可愛かったんだけどあまり出てこないので残念。パキラ（って違う）の歌う「冒険でしょでしょ?」、「ハレ晴レユカイ」は良いですね。


「ふたりはプリキュアスプラッシュスターズ」は百合度もクオリティもまあだいたい無印、MHと同じような感じ。


「ふしぎ星の☆ふたご姫　GYU！」はあんまし観なくなった。軽いノリもありつつ精神的な部分もしっかり描かれてる作品を期待したのですがひたすら軽いだけっぽいのでちょっと物足りなかった。


「RAY THE ANIMATION」はOPの「zero-G-」やEDの「夕凪」は好きですが本編はグロいのが難。何度か見逃してるせいか、原作にあった女性同士のキスシーンは確認できませんでした。


「BLOOD＋」は最近録画するのを忘れてよく分かりません。百合な展開になりそうな感じにも見えたんですが。


「桜蘭高校ホスト部」は時間がないので録画だけして早送りでざっと観てるだけという乱暴なチェックですが、こういうチェックでは百合があるのかないのかよく分かりません。でも第2話のキスシーンは必見かも(笑)。


「ARIA The NATURAL」は第1期で漏れた原作のエピソードを扱っているため、さすがに第1期ほどの出来ではないですがまあまったり観てます。


「NANA」も見忘れることが多いんですが、ちょくちょく観た限りではナナとハチの雰囲気が良さそうなシーンが結構ありました。


「ウィッチブレイド」はガチ百合キャラは死んでしまったのが惜しいですが雅音×梨穂子の関係は相変わらず良いです。私は母×娘で百合妄想をすることはまずないんですが、雅音×梨穂子は母親と娘に見えないせいか、この作品にはもやもやしたものを感じます。EDとか観ると特に。今週の話で血が繋がってないことも確定しましたし、これから新しい関係に発展していく可能性は充分感じられます。

視聴中のアニメの感想はこんな感じです。イチオシは「まじぽか」！……でももう終っちゃったんだよなあ。第2期の制作を是非希望します！

「錬金3級 まじかる?ぽか~ん」ドラマCD
百合度★☆☆☆☆

微妙すぎる間が面白くて今期イチオシのアニメのドラマCDです。
百合度はそれほどではないですが、アニメも好きなのでドラマCDも楽しく聞くことが出来ました。やっぱ「まじぽか」は私のツボにハマります。

アニメ同様百合度はそこそこですが、井出安軌の脚本と声優のまんまの演技が面白いです。
内容は声優の座談会が多いです。4人ともキャラクター通りの性格の声優さんなのが面白いですね。座談会を聞いてる間も声優とキャラクターの区別がつかなくなることがしばしば(笑)。

座談会の中で鉄子役の明坂聡美とパキラ役の平野綾がメールを普段からやってる事が分かるようなことを言っていて、仲も良さそうなのが伺えます。この作品は是非声優のラジオとかも聞いてみたかったですね。

CDショップに行って自分のCDを右詰にして3枚あったけど他は売り切れちゃいましたみたいな感じにしたり店員さんに自分のCDがあるか聞いて覚えてもらったりと姑息なことをする平野綾さんが素敵です。

ドラマ部分は「○○が占い師になったら？」というテーマで4人が占い師になる話がメイン。こちらは特に百合はないですが面白い。
鉄子が占い師になる話、記憶容量の少ない鉄子が楽しい。でも自分を見てるようでちょっと泣ける(笑)。

あと苺果肉入り納豆ジュースが罰ゲームの英語禁止ボウリングの話があります。テレビ放送の英語以外禁止ボウリングの逆です。
ギャラクシーエンジェルなんかもそうなんですが、女の子が集まってこういうくだらないことやってる話は個人的にかなりツボ。パキラが吐くシーンは激しいですね。美少女なのにみんなゲロ吐いて汚れ役まっしぐらです。

ネタバレしてもつまんないのであまり内容について書けませんでしたが個人的にはイチオシ。

パリ~東京,さくら並木（高橋真琴）
百合度★★★★☆

なかなかすごいものを見つけてしまいました。
少女漫画なんですが表紙を見ての通りえらい古い作品です。1956年から57年に貸本漫画として発刊されていたものの復刻版だそうです。
少女漫画百合といえば山岸凉子の1971年の作品、「白い部屋のふたり」が最初だと言われていますが、それよりさらに14年も早い。そんな古い時代から少女漫画百合が存在していたとは驚きですね。
2冊セットで売ってるんですが、そのうちの「さくら並木」のほうが完全に百合。吉屋信子とかの「エス」の世界がそのまま少女漫画になっていたとは驚きです。「マリア様がみてる」にも通ずる世界なので「マリア様がみてる」が好きな人も一度読んでみて欲しいですね。

・「さくら並木」
百合度★★★★★

父親の病気のせいでお金が足りなくなり家を手放す事になってしまった少女（由紀子）が、売ってしまった自分の家を眺めているうち、新しく住むことになった少女（千景）と出会う事からふたりの親密な関係がはじまります。
ふたりでバレエを見に行ったり買い物に行ったり一緒にピアノレッスンを受けたりして楽しそうにしてるシーンが良いですね。その後千景お姉さまがキャプテンをしている卓球部に入部し、猛練習の成果もあって上達し、校内球技大会では決勝で千景お姉さまと対決する事になります。
しかしお姉さまが体制を崩したところでスマッシュを打ち込むはずがゆるやかな球をおくってしまい、由紀子は負けてしまいます。
自分ではさっぱりした気持ちで試合を終えたものの、後から千景を愛している由紀子がわざと負けたのではないか、とクラスメートに陰口を言われて落ち込み、千景お姉さまともギクシャクしてしまい顔を会わせられなくなってしまいます。

「ああ、お姉さまにあいたい。
お姉さまの胸にすがっておもうぞんぶん泣きたい……。
甘えたい……」
千景お姉さま恋しさしたわしさが
はげしく由紀子のこころをゆりうごかすのでした

しかし意を決して千影お姉さまにもう一度試合を申し込み、全力で戦って負けることでしこりも溶け、お姉さまと和解することが出来ます。
由紀子はニッコリ、ほほ笑もうといたのだけれど
それより先に涙がホロホロとこぼれ落ちていった
ふたりはそっと顔を見合わせて明るい微笑を返す。
これも幾日ぶりのことだろう
桜並木もふたりの乙女の仲直りを
よかったよかったと喜んでいるようでした……

・「パリ～東京」
百合度★☆☆☆☆

こちらは家族モノで「さくら並木」ほど百合度が高いわけではありませんが、男女の恋愛はなく女学生同士の交流シーンとか良い感じです。
作中に出てくる吉屋花子先生って……どうみても吉屋信子ですね(笑)。


■ありそうでなかったコテコテの少女漫画百合ですね。表紙の絵は目が細くてイマイチですが中身の漫画は目がくりくりしてて可愛いです。お姉さまに会えずに涙を流す主人公、涙が星のように光ってるのも面白いです(笑)。

高橋真琴という人は検索してもあんまし出てこないんですが、貸本でしか発刊されてなかったから知名度がなかったのかもしれませんね。しかしこの作品は少女漫画百合好きとしては非常に貴重な物件ですので要チェックです。
非常に良かったのでこういう復刻版はまた出して欲しいですね。欲を言えばもうちょっと値段を下げてくれると一般の人が買いやすいかと(笑)。

少女コミック14号

・「美少年のおへや。」（車谷晴子）
百合度★★★☆☆
なにやらすごいタイトルですがさすが少コミ物件(笑)。
貧乏なために男の家でメイドとして働く事になった少女（小雪）の話の連載第2回。今回は主人公の相手の男（斎）の婚約者が来日する話です。

トイレで「斎さんにはあーいう方でなくちゃね。貧乏人が図々しいのよはしたない」と小雪の悪口を言う女生徒に「いいかげんにしなさい！はしたないのはあなたたちよ！」と叱り付けます。

「斎さんとはもうHした？」と聞かれ、まだと知ると「よかった……」と言う寧々。てっきり斎のことが好きなのだと思い込んで、突然表れたライバルに焦る小雪ですが、実は寧々は小雪の事が好きだったというオチ。最後押し倒されてキスされてしまいます。
さすがにオチは主人公は男と相思相愛という結果に終ってしまいますが、「じゃあせめて3人でどう？小雪ちゃん♥」とまたほっぺにキスされます。

少コミの百合らしく小雪を押し倒すシーンの寧々が思いっきり欲情してて楽しいですね。オチはヘテロですが女の子同士のキスシーン（唇1回ほっぺ2回）もしっかりあるので数少ない少コミ系百合としては貴重だと思います。


今月号のしがぽんの漫画も完全に痴女系ですが、こういう馬鹿馬鹿しいノリは個人的に大好きです(笑)。

■少女漫画百合物件はもうひとつすごいのを見つけてきました。乞うご期待……かな？

カラクリオデット（鈴木ジュリエッタ）

百合ではないが今月イチオシの少女漫画。人間の心を持ちたいアンドロイド少女のお話です。
設定が多少むちゃくちゃなところがありますが、少女漫画の素晴らしさとはこういうものなんだなあということを実感させてくれる作品です。読み終わったあと心に残るものがあるはず。

デジールDXVol.13

・「だまし絵の街」（佐伯かよの）
百合度★★★★★

「熱帯椿（カトレア）」に収録されていた百合度の高い話が巻頭です。やはりレディコミは百合関係には寛容だ。
相手の好きな男を奪ってしまったりしますが、結局欲しかったのは男ではなく相手だった事に気が付いて主人公の下に帰ってきます。
持ってるはずなんですが見つからないのでうろ覚えの紹介になってしまった。押入れから発掘したらまたちゃんとレビューするかもしれません。ちなみにデジールDXより「熱帯椿」のほうが値段は安い。

この作者さんの作品としては「プァゾン」という作品も似たような関係を描いていましたね。表舞台に立つ少女とその少女を影で支える少女の光と影の関係を描くのが上手いです。こういう作品を読むと、女性の本当の良さは女性しか分からない、という自信のようなものも感じます。
願わくば「プァゾン」の続きを描いて欲しいですが無理でしょうね……。

まんがタイムきららMAX8月号
（公式）

へっぽこくんの「がーるず・ぽっぷ」が相変わらず良い感じです。前回は宇宙人少女と優衣のキスシーンで終っていましたが、今月号では妹も姉ラブだということが判明。へっぽこくん先生はエロ作品も良いですが（ロリなので私好みではないですが）、「百合天国」に載ってた作品とか今回の作品とか見ると一般向けのほうはさらに良い作品を描くような気がします。
「スズナリ！」、すずは本物の猫だったのか。こうなってくるともう百合なんだか姉妹なんだか動物愛なんだか分からなくなってきますね。面白ければなんでも良しですが。
他「魔法のじゅもん」「もえずみ生徒会」などが私好みの話でした。今月号も面白い作品は多い。単行本が待ち遠しいですね。

L-Word: Season 1 (5pc) (Coll Box) [IMPORT]


L-Word: Season 2 (5pc) [IMPORT]

レズビアンモノの海外ドラマということでかねてから気にはなっていたものの、amazonなど日本の通販で扱っていなかったので手が出せなかった作品なんですが、今調べたらいつのまにか日本のamazonでも注文できるようになっていたようです。
……が、リージョン1かあ……よく知りませんが日本のDVDプレーヤーでは再生出来ないんですよね？輸入物だから当然日本語字幕なんてついてないし……。初期型のプレステ2で再生出来ないかな？（そんなような不具合があるとかないとか聞いたような気がするんですが）


The L Word: Welcome to Our Planet (ペーパーバック)


この紹介本らしきものでとりあえず予習してしまうという手もあるか。
こっちはとりあえず辞書を使えば読めそうな気がしないでもない。絡みシーンの写真があると良いな。
ペーパーバックってなんすか？ビートルズの歌のタイトル？イントロのギターなら昔練習しましたよ(笑)。

……というわけでまだ壁は高そうですね。
百合度がかなり高そうなだけに気になりますが。

誰か特攻してみようという勇者は……？(笑)

鶏肉倶楽部（中村明日美子）

SKさんの情報より。
ご主人様×メイドモノが一本収録されてるそうです。
私のいつも使ってる新刊リストは近所の書店でただで配ってるものなんですが、太田出版のようなマイナーな出版社の情報は載ってないんですよね。（当然単行本も入荷されないし）言われなければ全く気が付かなかったでしょう。SKさんありがとう。

ネタ切れ気味な上FC2のサーバーが落ちててリストの更新も出来ないんで、昔のゲームの百合的見所を探してプレイしつつ、片手間でBlogのデザインを変えてみたものの……このデザインちょっと重いですね。やっぱり元に戻すかも。

公式サイトのTOPイラストを見るとちょっと百合っぽいような気がするんですが「双子のお仕事」という今月末に発売される作品はどうでしょうね？

ヤングアニマルあいらんど No.5
百合度★★★☆☆

毎回百合な作品の割合が多い雑誌ですが、今回も期待を裏切らず百合な作品が多数収録されています。袴田めら先生や山口舞子先生の作品も載ってるので百合好き的には買いやすい雑誌ですね。

キスが特集のテーマということではっとりみつる先生のイラストが水着姿で相手を押し倒してキスをしてる女の子同士のキスイラストで良い感じです。
はっとりみつる先生は3号連続で百合ネタですね。出来れば漫画のほうも復帰してほしいですがマガジン本誌の連載があるから日程的に厳しそう。

・「キミキス」（東雲太郎）
百合度★★★★☆
キスに憧れる少女ふたりが、キスとはどんな感じなのかという事を調べているうちに、自分たちもやってみようか、という流れになってキスをしそうになる展開があります。
「私たちもちょっとだけしてみよっか……。真似だけ……する真似だけ……練習」
「うん、練習ね」
「笑っちゃダメだよー」
「目……閉じよ……」
と体を重ねる展開が良い雰囲気です。
サッカーボールが飛んできて未遂なのかな？その後のふたりの照れてる様子とか「ノーカウント」とか言ってる様子からやっちゃったようにも見えますが。
巻末の紹介を読む限り原作は完全にヘテロモノのようですが、ここまで百合度を高くしたのは作家の百合属性の高さのおかげでしょう。最後のお兄ちゃんがおでこにキスするシーンに比べて、友達とキスするシーンは気合の入れようが違いますね。

・「はじめての水チュウ♥」（いのうえ空）
百合度★★★★★
学校のプールの授業中に溺れた娘を助けた娘が、なぜか溺れた娘に逆に人工呼吸（キス）されてしまう話。
されたほうの娘もびっくりするものの「ああ、あんたって娘は……いいよあたしのファーストキスはあんたにあげる♥」と満更でもない感じです。

・「すい～とHoppe！」（藤真拓哉）
百合度★★★★★
姉妹モノの百合です。
妹が女の子にバレンタインのチョコを渡そうとするのを知った姉が執拗に妨害しようとする話。
偵察に送り込んだものの、任務に失敗してばかりいるくノ一をSMなお仕置きするシーンもあります。チョコを渡そうとする妹を事前に防げず、ついに「百合の鉄槌（リリアン・ハンマー）」という反射衛星砲のようなものを発動させてチョコレートを粉砕することに成功するものの、妹の意中の少女が「大丈夫よ花梨、あなたの作ってくれたチョコなら……」と溶けて飛び散ったチョコが顔についた妹の顔を舐めてラブラブエンド。姉はショックを受けます。
百合度も極めて高く絵柄も可愛いので百合好き的にはこれが一番おすすめでしょう。

・「Wan♥Wanキャットファイト」（瀬口たかひろ）
百合度★★☆☆☆
タイトル通りCFの話。CFといっても格闘してるシーンはどうみても百合ってるように見えるのが多いですね。クリームだらけにされて嘗め回されたり最後は交尾の姿勢で勝利。

・「スノーホワイト」（梅川和実）
百合度★★★★☆
ふたりの少女がおばーちゃんの下にメイドとして奉仕しにいく話。おばーちゃんが百合度高いらしく、メイドの胸を揉みまくる展開です。久しぶりに外へ出かけて昔の友人(♀)に出会えて満足します。

・「もうすこしがんばりましょう」（山口舞子）
百合度★★☆☆☆
青年誌へのどさまわりということで、今回もキャラクター紹介のような話が載っています。むつ、ひよ、ふみ、いいんちょ、かやのん、姫子は皆さんもご存知かと思います。今回はその他にもほのか、志緒、梅も登場しています。志緒は恒例となりつつある高い高いをむっちゃんにやってあげますが、ふみが羨ましがってしまい、ふみに綺麗なキャラクターのままでいて欲しいひよにその願望は阻止されてしまいます。
ラストで姫子登場。お姫様抱っこでむっちゃんにかつがれるほのかを見て自分も真似して倒れようかと画策しますが、一瞬にして見抜いたひよによってこちらも阻止されてしまいます。要所要所で百合的に美味しい行動をするひよが良いアクセントになっていますね。

・「けんしょうむすめ」（高島和弘）
百合度★☆☆☆☆
遠心力でバケツは笑った。少女同士で馬鹿なことやってるこういう作品は好きですね。

MAIの部屋（唯登詩樹）
百合度★★☆☆☆

同姓同名の3人がルームシェアリングする話を描いたオールカラーの漫画です。
意外に雑誌掲載分が溜まっていたらしく、私が雑誌で読んだ話はまだ収録されていませんでした。というわけで1巻では女装少年は登場しませんが、未読分では男性との絡みが多かったのが少々残念。まあでも女の子同士の絡みもこれはこれで別にあります。

途中から吉岡あゆみというガチな娘が登場してかめちゃん（表紙左の娘）にストーキングした後捕まってHなお仕置きを受け、以降かめちゃんの奴隷のひとりに加えられます。
その他、かめちゃん、あゆみ、おとめちゃん（表紙右の娘）でむだ毛の剃りあいっこをするシーンもあります。かめちゃんのむだ毛を処理するおとめちゃんが楽しそうですね。最初は抵抗があったうしちゃん（表紙中央の娘）も結局3人に剥かれてしまいます。

唯登詩樹は男性向けエロ漫画家として有名な作家だと思うんですが、明るくカラっとした作風なので、それほど男性向け色が強いとは感じませんでした。
うしちゃんは抵抗があるようですが、あゆみ、かめちゃん、おとめちゃんの3人は女同士ということに抵抗は全然なさそうです。

こちらで1話を無料で読めるようですが、単行本のほうが印刷が綺麗に出てますね。

唯登詩樹の百合作品はこちらでも紹介しました。

こちらのサイトで「貧乏姉妹物語」のPVが見れるようになったようです。きょうとあすがほっぺを擦り合わせてるシーンとか良いですね。

太陽が落ちてくる（咲香里）
百合度★☆☆☆☆

ネタがない時はまだ紹介してなかった（と思う）作品を棚から一掴み。
本筋はヘテロですが、女子高が舞台の作品で、女生徒同士が体育倉庫で乱交するのが習慣という設定があり、１巻にそのシーンがあってそこは良い感じです。
ほかにも先輩に憧れている女生徒がいて、実際その後結ばれて絡むシーンもあるんですが、相手がどうみてもふ○なりなんでこっちは百合好き的にはいまいちかも。百合度は弱いですがエロ漫画としてはかなり良い線いってると思います。

別冊マーガレット7月号
（公式）

・「君に届け」（椎名軽穂）
百合度★★★☆☆
今回は友情モノでした。
前回まで読んでないので流れがよく分かりませんが（すでに単行本1巻が出てるようです）、嘘の噂を流された主人公が友人に誤解されそうになるものの「好きよりもっとだいすき」と告白（？）して友人たちとの絆を確認する展開のようです。
「みんなまとめて抱いてやる！」と別の方向でさらにクラスメートに誤解されそうな紛らわしい事を言う友人が良いですね。

「舞-HiME」ドラマCD 実録!「裏」風華学園史 第二章
百合度★★★☆☆

だいぶ前に購入した作品です。ニシDダイSさんに紹介してもらったんで買ってきました。まだレビューしてませんでしたよね……？2回目だったら嫌だな。「舞-HiME」ドラマCD 実録!「裏」風華学園史 第一章の紹介はこちら。

第一話　オニのカクラン！？
風邪を引いたなつきのお見舞いをする話。「はいばんざーい」となつきの服を脱がせて体を拭いてあげる舞が良いですね。

第ニ話　なつき、絶対絶命！
尿瓶を用意してくる静留が用意周到すぎます。「なつきのために私のこの手で……」そしてなぜか登場するネギ……絶体絶命のなつきの運命やいかに！？

第八話　桜の花、咲くころ
静留がなつきと出会って恋に落ちる話やなつきの下着を買いにランジェリーショップに行く話が収録されています。
「うちは、なつきが好きどす。せやから何があってもナツキを守るどす」（静留）
「静留……私も静留が好きだ。静留のような友人がいてよかった」（なつき）
「でも、あんたの好きとうちの好きは違うどす……なつき」「なつきはうちの歪んだ想いを受け入れられる娘～やない」「うちはなつきが欲しい。他にはなんにもいらん。うちは戦う。なつきをうちから奪おうとするすべてと……。いつかあの子を本当にうちのもんにするために」（静留）
切ない静留の気持ちが語られています。

第EX話＜ボーナストラック＞『執行部長殴打事件～女子高生湯煙ツアー、秘湯に待ち受ける羞恥の罠、シスターと女教師は見ていた～･･･
なつき静留など主要キャラクター皆でお風呂に入る話。
「堅い話は抜きにして裸同士でお付き合いしましょうなぁ～」（静留）
「副長撫で回すのはやめていただけますか……」（なつき）
「う～んいけずぅ」（静留）
等のやりとりがあります。

途中ゲロゲロなBLシーンもありましたが(笑)、第1章に引き続き百合度高かったです。
なつき×静留がメインですが、「秘密ドールズ」を観た後だと舞（中原麻衣）×命（清水愛）のカップリングも妄想が膨らみます(笑)。
あと巻末の座談会にみやむーが出ていてなんか懐かしかった。

今月発売の舞-乙HiMEドラマCDVol.2が発売される前にやっておいたほうが良いだろうということでこのタイミングで紹介してみた。もちろん舞-乙HiMEドラマCDVol.1もやりたいですが間に合わなさそうなので先にVol.2からやるかも。

このページをみるとでびるbox―あくまで姉妹! という作品が百合っぽいような気がするんですけどどうでしょうね？

カレンダー・ガール（新井素子）

先日こちらからリンクさせていただいたべにすずめさんのところで紹介されてたのでちょっと思い出したんですが、これもちょっと百合っぽかったような気がしたんで忘れないうちにとりあげておきます。左腕を失ってしまって超人的なパワーの義手を持つヒロインという設定が印象的でしたね。

私は知らずに古本屋でこの本から読んだんですが、これは「星へ行く船」というシリーズ物の中の1作のようです。
シリーズ全部は読んでないのでこのへんで確認してください。私は「そして星へ行く船」も読んだはず……。結構面白かったのでその後他の新井素子作品もいくつか読んだ記憶があります。

で、肝心の百合的見所なんですが……何がどう百合だったのか詳しく覚えていません。なんか百合っぽかったような気がするんですが文庫は実家に置いてきちゃったので確認できない。
……これじゃ役に立たない情報ですね。6月中はこんな感じが続くと思うので、百合度満点な情報以外いらないという人は当分うちのサイトはチェックしなくて良いかもしれません。

アルトの声の少女 1（篠有紀子）
百合度★★★★★


アルトの声の少女 2
百合度★★★★☆


アルトの声の少女 3
百合度★★★★☆
復刊ドットコム

ドラマCDを買ってきて読み直してみた作品です。昔の少女漫画ですが百合度はかなり高い作品です。

悠有というボーイッシュな少女と、悠有のことが好きで独占しようとする麻美という少女の話です。
麻美が兄の誕生パーティを開く言い出し「10人だけ招待するわ！誰かいない？」とクラスメートに聞いて、「私……」と申し出るファンがいるのにもかかわらず悠有に「あなたどう？どうせあまってるんだし」と強引に決めてしまうシーンが良いですね。そしてその後悠有以外には「パーティは中止」と告げてまんまと悠有だけ自分の家に誘い出す事に成功します。
さらに悠有にべったりの野崎さんという、こちらは当時で言うぶりっ子系のキャラクターが悠有のタオルを盗んでしまう話とか、麻美が悠有を好きだという気持ちを証明するために雪空の中何時間も待ち続け、自分の言う事はなんでもきいてもらうことに成功した麻美が悠有を自分の家に招いて楽しい時間を過ごすシーンとか、その後野崎さんが悠有を奪還しようと麻美の家に乗り込むシーンとか、家族と喧嘩してしまって行き場のなくなった悠有が麻美の家に辿り着くシーンとかその後一緒のベッドで寝るシーンとか、百合的に良いシーンがたくさんあります。

昔読んだ時はわがままな麻美の性格が鼻に付いたんですが、今読み返すとめちゃくちゃ麻美に感情移入してしまいますね。悠有みたいなボーイッシュな女の子に惚れた経験がある人なら分かると思います。悠有みたいな少女のためなら、そりゃ独占したいと思いますよ。雪空の下何時間待たされようと(笑)。

3巻で悠有が北海道に転校してしまって、その後麻美たちが会いに行って再会はするものの、ラブラブエンドになる展開の前で物語が終ってしまっていることと、ラストで大学は地元の大学を受けて帰ってきたい……という手紙で麻美だけじゃなくて男の子も含めたみんなを指していることを考慮して、2年ほど前にリストを作った時は百合度を★４つとしたんですが、今読み返してみると、やっぱり百合度は★５つでも良いんじゃないかという気もしてきました。（2巻と3巻は表題作以外の収録作が占める割合が多いので一応★４つ）
とにかく少女漫画の中では百合度の極めて高い作品です。


月の夜にアイまShow! Live in Drama Theater Vol.2“～アルトの声の少女
百合度★★★★★

で、こっちのドラマCDが今回の記事のメイン。百合こころさんの記事を見て買ってきた作品です。
原作が絶版になってしまっていることから分かるようにそれほど知名度の高い作品ではないので、原作人気にあやかってメディアミックス展開……というわけではなく、緒方恵美さんという声優さんがプロデュースした企画物の作品CDドラマです。

緒方恵美さんは声優として主役を演じている以外にもなんとプロデュース、脚本まで担当しています。それほど大きな変更はしてませんが、ドラマCDのほうが話を分かりやすく展開の仕方を若干変えてるのが分かります。結構上手く脚色してありますね。
「アルトの声の少女」という作品は私が少女漫画を読むようになる以前に発表された作品なので、古すぎて私の馴染みの少女漫画の世界とは違っていまいちピンと来ない部分もあったんですが、このドラマCDを聴くことによって作品世界の良さが改めて分かりました。
緒方恵美さんが古い作品に新しい力を加えて現代に蘇らせたといっても良いでしょう。

漫画ほど昔ではないものの2000年に発売されたという事でこちらもやや古いですが、幸運なことにまだ製造停止ではないようで通販で注文すればまだ買えるようです。
原作の方はおすすめしようにも絶版になってしまっているのでどうしようもないですが（古本屋を2～30件くらい回ればひょっとしたら見つかるかもしれませんがあまりおすすめとは言えません）、こちらはまだ買えるという事でまだ作品を知らない人は是非こちらから聴いてみてください。原作より分かりやすい部分が多いので作品世界に入りやすいと思います。

普通のCDに比べると若干値段が高いですが2枚組ということで大ボリュームです。きちっとスタジオで録音・編集したものではなくライブパフォーマンスということで、どんな感じだろうとちょっと不安だったんですが、これがめちゃくちゃ良かったです。声優さんの力量がはっきりと表れるし、ライブ感が他のドラマCDとは全然違います。他のドラマCDなどでは時々眠くなってしまうこともあるのですが、ライブという事で程よい緊張感があって、2枚組という大ボリュームにも拘らず最後まで飽きずに聞くことが出来ました。バイオリン、ギター、ピアノ、キーボード、そしてボーカルでその場で演奏するBGMも迫力が伝わってきます。
ライブだと声優さんの技量も一発で分かりますね。緒方恵美さんはやっぱり素晴らしい演技力です。山崎和佳奈もかわいいキャラクターを演じています。井上喜久子姉さんも良い味を出しています(笑)。

以前ちょっと話をしたんですが、1人の声優さんが呼びかけて友達の声優さんを集めて百合作品を演じる……という企画はすでに実現されていたんですね。緒方恵美さんのようなカリスマ性のある声優さんだからこそ実現できた企画ではないかと思います。

火目の巫女


火目の巫女2

須田さんの情報より。

新人さんの小説のようですね。グロがOKな人はどうぞ～。

■さすがにＷ杯期間中の更新は時間的に厳しいですね。眠い……。

ヤングアニマル 嵐No.7
（公式）

百合好き日記さんの情報より。

・「恋花温泉」（川津健二朗）
百合度★☆☆☆☆
脱衣所でバランスを崩してて少女同士が折り重なるようにして倒れ、「瑠梨香ちゃんのムネ大きーっ」と胸を揉まれるシーンがあります。先月号を読んだ時も思ったんですが、姉がHしてるところを見て瑠梨香が感じるシーンとか、こちらも百合っぽい雰囲気がしないでもないです。

・「年上ノ彼女」（甘詰留太）
百合度★☆☆☆☆
試着室で店員に胸をブラの中に強引に押し込まれるシーンあり。

・「杏子ボンバイエ!!」（川下寛次）
百合度★☆☆☆☆
冒頭先生(♀)を慕っていたという少女にSMっぽい攻めを受けるシーンあり。

・「雨がやんだら」（鬼ノ仁）
百合度★★★★★
寂しさから援交してる少女（何時美）と不良娘（冴子）の出会いから結ばれるまでの話。
万引きが見つかって店員に捕まっていた冴子を何時美が助けたところから関係が始まります。プリクラを撮ったりゲーセンに行ったりして遊んでいるうちに互いに魅かれあうようになり、援交もタバコもやめるようになります。
「会えなくて分かったの。あたし何時美が好き！愛してるよ。どっかのオヤジにやられるなんて耐えられない！頭おかしくなりそうだったよ！あたし何時美を拘束したい」と叫ぶ冴子に何時美も気持ちに応え、雨の中抱き合ってキスを交わします。
直接的な絡みとしてはキスシーンや胸揉み、添い寝程度ですが、精神的な繋がりは完全に女同士のほうがメイン。
オヤジとの援交シーンが気持ち悪いですが、ラストはラブラブエンドで良い感じです。

・「巫女姉妹」（竹内じゅんや）
百合度★★★☆☆
「願いがひとつだけ叶うとしたら？」と聞かれた森野さんが「センパイを男にして私と結婚してもらうんですー」とラブラブです。

・「14(ジューシー)」（亜桜まる＋朝田 光）
百合度★★★★★
更衣室に入ってきたボーイッシュな少女が女に見えなかったので、胸を触って確かめるものの胸がないので確認できず、さらにリエの胸を触らせてドキドキしないか確かめたりしますが、実は少女はリエに惚れていたためにドキドキしてしまい、結局男扱いされてしまうというオチ。

百合っぽいのが多いんで時々立ち読みしてる雑誌なんですが、今月号は特に百合度が高いですね。

6月16日発売のヤングアニマル 増刊 あいらんど No.5もまんが王の情報によると袴田めら先生と山口舞子先生が参加されるようなのでチェックする予定です。

まんがタイムきらら

立ち読みチェック。
「スーパーメイドちるみさん」、漫画版1巻にはちゆりや教官が登場しないのでドラマCD1巻の内容が心配だったんですが、ちゆりも教官も出演するということなので、百合要素は入ってくる可能性は高そうですね。ちなみに私は漫画版は2巻から買いました（1巻は立ち読みしたけど百合要素がなさそうだったので……）。


ストパニ公式ページが更新されてます。初回特典はドラマCDのようですね。やっぱり初回限定版のほうが良さそう。
DVD1巻は今月末に発売という事で、テレビ放送がされてなかった地方の方も楽しみなのではないでしょうか。公式によると中原麻衣＆清水愛メイキング映像があるようなので私も買いますよ。


「花とゆめ」12号

・「もうすこしがんばりましょう」（山口舞子）
百合度★★★☆☆
むっちゃんが秘密基地に隠した宝物はお菓子と点数の悪いテスト答案と、3人の写真だったというお話。

「花とゆめ」13号

・「もうすこしがんばりましょう」（山口舞子）
久しぶりに宿題をやってきたむっちゃんのお話。宿題を忘れてきたかやのんに見せてあげるものの間違いが多すぎて使い物にならないのが面白いですね。

「がんばり」早く単行本3巻出ないかなあ……。百合ではないですが「カラクリオデット」も相変わらず面白かったです。


ヤングアニマル 嵐No.7が百合度高かったんで買ってきました。後ほど紹介します。

というアニメが制作されるそうです。主役は少女たちということなので百合要素に期待したいです。
公式サイトはこちら。

私がＷ杯の予想して何がどうなるというわけでもないんですが、とりあえず優勝予想はドイツということで。ブラジルは強いけど注目されすぎだし何よりブラジルばっか優勝してて他の国が追いつけないんじゃつまらないし。いや、あのチーム好きなんですけど。
試合が始まってから予想してもしょうがないんで今のうちに書いておきましたがこの後の開幕戦でいきなり負けたりしてね。開催国がグループリーグ敗退したらそれはそれで面白い。

ハーレム＆ハーレム
（公式）

リクレイマーさんの情報より。
全然知りませんでした。発売日は6月23日だそうです。


おすめす☆たいむすりっぷ!
（公式）

TSもののようです。発売から半年しか経ってないのにもう品切れって一体……？


メールフォームの情報より。
ひびき玲音先生のイラスト集は発売延期だそうです。
7月発売のはずでしたがタイトルすら決まっていないので怪しいとは思っていましたがやっぱり間に合いませんでしたか。残念ですが秋まで気長に待ちましょう。ひびき玲音先生といえばアクエリアンエイジに描くイラストとかも気になる。
あと書き忘れてたんですが7月の物件ではもりちかこ先生の新作、「チャーム＋エンジェル」も大注目です。百合姫もあるしなんだかんだいって7月は豊作っぽいですね。

6月もそれほど目玉物件はなさそうなので大人しくＷ杯見てたほうが良いのかも。しかし私がサッカーを観たところで一体誰かの役に立つのかということに疑問を感じつつある今日この頃。やっぱり私はサイト更新してたほうが良いのか……。

「CookieBOX初夏号」は特集禁断の恋ということで斉木久美子の「ワールズ・エンド」という作品がそれっぽいけどそれほど百合度が高いわけでもないしこの雑誌高いんでコストパフォーマンス的につらい。単行本で出た時に買おうかな。

最近少女漫画百合分が不足しています。去年は「愛し君に捧げる」とか「凹凹」とか「四月馬鹿女子」とか切なくて百合を真正面から描いた良作をいくつも発掘する事が出来たんですが、今年はそういうレベルの作品がいまいち見つかりませんね。
アニメとか萌え百合も良いけどやはり私の心に潤いを与えることが出来るのは少女漫画百合なんだよな～。
やっぱり「CookieBOX」買ってくるか、あるいは白泉社系に手を出すか……どうしようかな。とりあえず誰か良い少女漫画百合を見つけたら教えてね。

Strawberry Panic!ストロベリー・パニック!

「ストパニ」ゲーム版、amazonの画像が良さげだったので張ってみたり。
上のは通常版ですが、初回限定版はどんな特典がつくんでしょうね。多分私は初回限定版を買うんじゃないかと思いますが。どっかに情報出てたっけ？

静馬の求愛を受け入れたら速攻で結ばれて肉体関係まで進むものの、速攻で飽きられて捨てられる悲惨なバッドエンドとかあったら面白いかも(笑)。
しかし渚砂主人公で真面目に静馬ルートやりたい人なんているんでしょうかね？「ストパニ」の中では一番面白いから個人的には好きなキャラクターですが攻略したいかっつーと微妙なキャラのような。どっちかというと静馬は主人公でやってみたいような気がするんですが。

ゲームの絵柄はいまいちロリプニすぎるような気もするんですが「あやかし忍伝くの一番」も最初戸惑ったもののやってるうちに慣れてきたことだし、本編は良くなることを期待してます。果たして百合ゲームの超傑作「あやかし忍伝くの一番」を超えることが出来るか！？

最近私好みの少女漫画百合物件がなかなかないんで寂しいですが、アニメ作品ほうは好調ですね。「Simoun」も「ストパニ」もそれぞれ良さがあって面白いです。
さすがに百合好きの間であまり話題になりませんが、個人的には「錬金3級 まじかる？ぽか～ん」もかなり好きです。鉄子が可愛いですね。今までの話の中ではぽか～ん7『ないしょの呪文は梅雨前線』、ぽか～ん2『午後の呪文は赤いカブ』とかが気にいってます。
今週は百合ネタでしたね。温泉でお姉さんたちの胸をりるたちが揉みまくり！胸を揉む様子をさまざまな擬音で表現してて面白かったです。ネタであって決して百合ではないですがオチには大いに笑わせてもらいました(笑)。
今なら公式でED「しちゃいましょう」が視聴できるようです。気の抜けるオルガンの音がいい味出してる脱力系の良い感じの曲ですよね。イントロがアストロノーツのなんかの曲に似てるような気がしますが気にしちゃいけません(笑)。
個人的にはゆうまのバージョンが好き。のみこさんて声優のクレジットで出てるんで気になるんですがジュンとケイミィてなんの役なのかよく分かりません。あのうさぎみたいなやつ？あるいは透明人間がひとりいるような気もするんですが？(笑)。
とりあえず「まじぽか」はGAとか好きな人にはおすすめ。GAみたいに何度も視聴すれば細かい芸に気が付くと思います。GAと違う点はテンションですかね。こちらは頭空っぽでボーと視聴するのが合ってます。

あと私が視聴できない作品の中で一番気になるのは「姫様ご用心」なんだけど、これはあんまし百合サイトでは話題にないような気がしますね。百合的にはどうなんでしょう？

今週の「プリキュアSS」も良かったけど、来週も友情話がきそうなんでこちらも要チェック！