【クルマ初モノ図鑑⑩】現在では“当たり前”の電装装備を初搭載したのは?[その3]

高度経済成長で日本車が飛躍的な発展を遂げると同時に、庶民にもクルマが浸透した1960年代。オイルショックや大気汚染など世界的な問題により、世界中の自動車が対策に追われた’70年代。

そして’80年代。日本は世界で最もクルマを生産する国になります。さらにバブル景気へと向かう中で日本人に高級志向が生まれ、クルマもハイソカーや大排気量スポーツカーが登場しました。

潤沢な開発費をかけ、新しいモデルを世に送り出した’80年代には、日本のクルマを本当の意味で世界水準に引き上げようと各社が切磋琢磨し、さまざまな技術や新しい装備も生まれました。

そんな技術の数々と、初搭載されたクルマを見ていきましょう。

【次ページ】キー関連の便利機能はバブル時代に始まった