上色見熊野座神社(ageo_akaihanaさん撮影、Wikimedia Commonsより)

熊本県阿蘇郡高森町にある「上色見熊野座神社」をご存じだろうか。いきなり難読地名で恐縮だが、「かみしきみくまのいますじんじゃ」と読む。上の写真がその参道だ。100基近くの石灯篭が並んでいて、山の中にあるため直射日光が当たらず、苔むしている。その幻想的な雰囲気が評判を呼び、SNSで「神秘的な異世界への入り口」と話題を集めている。

「ふと横を見たら何かいそう」「ここはほんとオススメ」

上色見熊野座神社(Ann Leeさん撮影、Flickrより)

「上色見熊野座神社」が話題となるきっかけの一つとなったのは、2011年制作のアニメ映画『蛍火の杜へ』だったようだ。その原作は、緑川ゆきの漫画作品だ。緑川さんのアニメ化作品『夏目友人帳』を担当したスタッフによって制作された。

熊本県出身の緑川さんが作品の舞台のモデルとしたのが、この「上色見熊野座神社」ということで、いわゆる「聖地巡礼」の旅人が訪ねるようになった。

2012年9月には、次のような動画がYouTubeに投稿された。

上色見熊野座神社 Kami-shikimi Kumano-imasu Jinja

「上色見熊野座神社」を実際に訪ね撮影したこの動画は、28万回以上再生され、アニメファンをはじめ多くの人々の関心を集めたようだ。YouTubeには同様な訪問動画が多数投稿されている。知る人ぞ知るパワースポットとして、人気が高い。

視聴者からは、こんなコメントが寄せられている。

神秘的ですね。 本当に神様が住んでいるような神聖さを感じます。
幽玄なる神の領域という感じですね。訪れてみたいけれど少し怖いような気も。
霧とか靄が出る日は、本当に神様が出てきそうだな こういう山奥にひっそりあるような神社が大好きだ

また投稿者自身による英文の情報が付けられているため、外国人の閲覧も多かったようだ。

2018年4月15日にも、次のような写真付きのツイートが投稿され、話題となっている。

写真は、神社の光景だ。「神社とか好きな人は南阿蘇にある上色見熊野座神社には絶対に行ったほうがいい......マジで異世界」というコメントも添えられている。

このツイートには17万を超える「いいね」が付けられ、今も拡散中だ。ツイッターには、さまざまな声が寄せられている。

ツイッターに届いている反響を見てみよう。

「うわあ 綺麗!」「ふと横を見たら何かいそう」などといった感想だ。

実際に行った人からも、こんな報告が......。

「上色見熊野座神社は『蛍火の杜』への元になった場所らしいです」「ここはほんとオススメ」といったコメントもある。

「注意すべき点は、入り口が突然現れるので見逃さない事ですかね」という注意も投稿されている。

また神殿後方の「穿戸岩」には、巨大な岩山を大きな風穴が貫いていることから、どんなに困難な目標でも必ず達成できる象徴として、「合格・必勝」のご利益があると評判だ。

詳しい情報・アクセスなどについては、高森町観光サイトをご参照のこと。