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1705話
緊急依頼を受けたレイ達は、当然のようにまずはダンジョンのある崖に向かう。
そこから鳥のモンスターが飛び出したという話は聞いていたが、それがどこに向かったのかという情報がない以上、ヒントになるような場所はダンジョンしかなかったから、というのがその理由だ。
一応現在は何人もの冒険者が、鳥のモンスターがどこにいるのかを探してはいる。
これもまた緊急依頼という形であり、単なる探索でしかないので報酬は安いが、それでもゴルツの冒険者はゴルツを……そして周囲にある村や街に被害を出さないようにと、引きつける者が多かった。
……もっとも、他の村や街に対する思いやりという一面もあるが、それ以上にここで下手な真似をすれば、それを理由として他の村や街がダンジョンの利権に食い込もうとする……という可能性があったことも否定は出来ない。
ともあれ、何かあったらすぐに狼煙を上げて知らせるということになっており、それぞれが鳥のモンスターを探して四方八方に散らばっていた。
「……崖、だな」
「崖、ね」
レイの言葉に、マリーナが端的に言葉を返す。
実際、現在レイの視線の先にあるのは、まさに崖という表現が正しい場所だ。
崖の高さはかなり高く、その中程の場所にダンジョンと思われる存在がある。
ぽっかりと穴が開いており、その高さから落ちれば、ゴブリン、コボルト、オークといったモンスターであれば死んでも当然だろうというのが、レイにも納得出来る。
まさに、崖としか言えないような光景だった。
「話には聞いてたが、よくもまぁ、あんな場所にダンジョンが出来たもんだ」
レリューも、しみじみとしながら呟く。
「シュミネにも、この光景を見せてやりたいな」
もっとも、すぐに妻の名前を口に出す辺り、愛妻家なのは相変わらずだったが。
そんなレリューに付き合えば、延々と惚気話が続くと分かっているのだろう。エレーナが、レイに声を掛ける。
「それで、これからどうする? 一応ダンジョンにやって来たのはいいが、鳥のモンスターがここに戻ってくるかは分からないぞ?」
「そうだな。けど、他に手掛かりもないし……現場百回って言うだろ?」
「……言うか?」
レイが言ったのは、それこそ日本にいた時に見た漫画やドラマでよく出て来た台詞だったのだが、それがエレーナ達に通じる筈もない。
「とにかく、だ」
小さく咳払いして照れを誤魔化し、改めてレイは口を開く。
「とにかく、だ。もしかしたら何らかの手掛かりがあるかもしれないし、場合によっては鳥のモンスターが戻ってくる可能性もある。……ってことで、セトはなるべく気配を出さないようにな」
「グルゥ!」
レイの言葉に、任せて! と喉を鳴らすセト。
気配を消すのは、狩りをする時にいつもやってることなので、慣れている。
そんなセトをレイは褒めるように撫で……レリューは少しだけそんなレイを羨ましそうな目で見ていた。
もっとも、レリューも異名持ちの冒険者だ。仕事の途中でセトを愛でるなどということをする程に迂闊ではない。
「なら、まずは近くの木とかに鳥のモンスターがいないか調べてみる?」
マリーナの言葉に、レイが何か言おうとするが……それよりも前に、レイ達が来る前からここにいたゴルツの冒険者達が、首を横に振る。
「一応俺達も調べてみたんですが、特に何か手掛かりらしい手掛かりはありやせんでしたよ」
どこか卑屈そうな言葉遣いだったが、グリフォンのセトが一緒にいるのを見れば、それも当然だろう。
ギルドでは、セトの存在がなかったからこそ、最初はレイをレイと認識されなかったのだ。
「そう? でも、一応調べておくわ。そんなに手間じゃないしね」
マリーナの言葉に、緊張していた冒険者も不思議そうに首を傾げる。
崖の下には幾つか木々の生えている場所がある。
その木々の全てをしっかり調べるとなれば、当然のようわざわざ木に登ったりする必要があり、非常に手間だ。
だというのに、何故? と、マリーナの男の欲情を刺激するような笑みからそっと視線を逸らしながら、冒険者は思う。
だが、そんな冒険者の疑問は、次の瞬間すぐに解決する。
マリーナが短く呪文を唱えると同時に、少し強めの風が吹いたのだ。
「っ!?」
その風に何かを感じたのか、レリューが鋭い視線で周囲を見回し……マリーナの様子に、安堵しながら長剣の柄から手を離す。
「あのなぁ、そういう真似は出来ればやめてくれねえか?」
「あら、ごめんなさい。でも、普通なら気が付かないわよ? ……ほら」
レリューの苦情に、マリーナは艶然とした笑みを浮かべて、ゴルツの冒険者達に視線を向ける。
実際、その視線を向けられた冒険者達は、何が起きているのか全く分からない様子で、首を傾げていた。
この辺り、やはり田舎の冒険者と異名持ち冒険者の違いなのだろう。
そんな冒険者達の様子を見ていたレリューだったが、その冒険者達は何故自分がそのような視線を向けられているのか分からず、首を傾げる。
「でしょ?」
「……分かったよ。で、結局のところどうだったんだ? 何か手掛かりを見つけたのか?」
「残念だけど、その子達が言ってた通り手掛かりの類は見つからなかったわ。鳥の巣みたいなものはあったけど、普通の山鳥とかだったし」
「となると……」
「グルルゥ!」
マリーナの言葉に、レイがこれからどうするかと言おうとした瞬間、皆の意識を集めるようにセトが鳴き声を上げる。
鋭く、それでいて周囲にいる者達だけに聞こえるだろう鳴き声。
ゴルツの冒険者達は、そんなセトの鳴き声が何を意味しているのか分からずに不思議そうな表情を浮かべただけだったが、セトの付き合いの長いレイは……そしてエレーナ達は、すぐに武器を構える。
「シャアアアアアアアッ!」
「シャア、シャアアアッ!」
「シャアアアア!」
そんな鳴き声が、どこからともなく聞こえてくる。
崖の隙間から、そして木々の隙間から、その声を発している相手がどのような存在なのかを、レイは見て取ることが出来た。
それは、黄色い羽毛を生やしており、普通の鳥ではないのを示すかのように翼は左右に二つずつ、合計四つ、二対の羽根を持っている。
また、その大きさはまだ遠いのではっきりと分からないが、それでもかなりの大きさであることが理解出来る。
「……鳥のモンスターって四枚の翼を持つ黄色い奴か?」
「そ、そうっす!」
冒険者がレイの言葉に即座に返事をする。
それを聞き、レイはこちらに向かってきている鳥の群れがダンジョンから出て来たモンスター……ランクDモンスターのイエローバードであるということを理解する。
「戻ってきてくれたのは嬉しいけど、何でまた戻ってきたんだ? まさか、帰巣本能とか、そういうのか?」
もしかしてイエローバードはダンジョンから出ていったということを、対して気にとめていないのではないか。
それこそ、カラスを始めとした鳥が、夜になれば自分の巣に戻るようにダンジョンに戻ってきたのではないかと、そう考えた。
そしてレイの想像出来ることが他の面々に想像出来ない筈もなく、エレーナ達はレリューも含めて納得したような表情を浮かべている。……ビューネのみは、いつもと表情は変わっていなかったが。
「で、レイ。どうする?」
「どうするかと言われてもな。レリューも予想は出来てるんじゃないか?」
わざわざ探していたモンスターが自分から姿を現してくれたのだから、当然のようにそれを倒させて貰うと考えるのは当然だろう。
そんなレイの言葉に、レリューは獰猛な笑みを浮かべて頷きを返す。
レリューの笑みを見て、レイは改めてその場にいる者達――ゴルツの冒険者も含めて――に話し掛ける。
「そんな訳で、幸い討伐対象は自分達からここに戻ってきてくれた。そして討伐対象である以上、戻ってきたら倒す必要がある訳だが……さて、この中であのダンジョンに入ろうとしているイエローバードを攻撃出来る手段を持ってる奴は?」
尋ねるレイに対し、真っ先に手を挙げたのはエレーナ。それに続いてマリーナ、ビューネという風に手を挙げ……
「うん? ヴィヘラも?」
「ええ。もっとも、攻撃手段と言っていいのかどうかは分からないけどね」
そう言いながら、ヴィヘラは地面に落ちている石を拾う。
あー……なるほど、と。それを見た何人もが納得したような表情を浮かべた。
実際、石を投げるだけであれば、誰でも出来る手軽な攻撃手段だ。
もっとも、その投げた石を標的……この場合はイエローバードに命中させることが出来るか、そして命中した時に効果的なダメージを与えられるだけの威力で投げることが出来るか、という問題がある。
特にイエローバードが飛んでいるはダンジョンよりも高い場所で、そのダンジョンのある場所まではレイの見立てたところ五十m以上はあるように思えた。
ヴィヘラのような強さを持っているものであればまだしも、ゴルツの冒険者にとってイエローバードに十分な威力を持った石を命中させられるかは、微妙なところだろう。
(もっとも、まぐれ当たりでイエローバードの頭部に命中する可能性もあるし、こっちの注意を逸らすという目的もあるから、やらせてみてもいいけど。……ただ、数だけを投げられると、セトの邪魔になる可能性もあるか)
イエローバードと同様、自由に空を飛ぶことが可能なセトだけに、大量に石を投げるような真似をすれば、当然ながらその石がセトに命中する可能性もある。
もしくはセトに命中しなくても、セトが攻撃する祭の邪魔になる可能性は十分にあった。
そうなると、他の冒険者達が行う投石は、最初だけにしておいた方がいいか、と考えたレイは、次にレリューに視線を向ける。
精霊魔法のあるマリーナは言うに及ばず、空を歩けるスレイプニルの靴や連接剣のミラージュ、魔法といった攻撃手段を持つエレーナ、長針を始めとして元々投擲が得意なビューネ。
そんな面々と違い、レリューは異名持ちの冒険者とはいえ、純粋な剣士だ。
それこそ、遠距離にいる相手に対する攻撃手段としては、ヴィヘラと同様に投石くらいしかないのではないかとレイは思っていたのだが……
「ん? ああ。あのくらいの距離なら多分何とかなる」
レイに視線を向けられたレリューは、自信満々にそう告げる。
その言葉は、レイにとって意外だったが……イエローバードが近づいてきていることもあり、その辺りの事情を詳しく聞いているような余裕はない。
相手も異名持ちの冒険者だし、まだ出会ってからそれ程経ってはいないが、それでもすぐに分かるような嘘を吐くとは思えなかったので、レイはそれ以上は何も言わずに頷きを返す。
「分かった。なら、攻撃はレリューにも任せる。エレーナは?」
急に話を向けられたエレーナだったが、レイが何を言いたいのかはすぐに分かったのか、問題ないと頷きを返す。
「私もレイと共に上空から攻撃をするとしよう」
「そうか。なら、そういうことで。取りあえずここで可能な限りイエローバードを倒して、数を減らすからそのつもりで。地上からの攻撃は、マリーナが仕切ってくれ。セト」
「グルゥ!」
レイの言葉に、セトは短く鳴き声を上げるとレイをその背に乗せ、エレーナが前足を掴んだ状況で空に上がっていく。
イエローバードは、まだそんなセトの存在に気が付いていないのだろう。数十匹の群れのまま、ダンジョンと思われる場所に向かっていた。
イエローバードよりも更に高い場所まで移動し……レイとエレーナは、二人揃ってセトから飛び降りる。
エレーナの場合は飛び降りるのではなく、掴んでいたセトの前足を離すといった形だったが。
ともあれ、上空から落下しつつ、レイはデスサイズミスティリングから取り出す。
エレーナもまた、ミラージュを鞭状にしてする。
「飛斬っ!」
デスサイズから放たれる一撃は、イエローバードの首をあっさりと切断する。
頭部を失ったイエローバードの胴体は、当然のように地面に向かって落下していた。
エレーナの放つミラージュの一撃が同様にイエローバードの頭部を切断し、スレイプニルの靴を発動すると、そのまま空中を蹴って跳躍して更にミラージュを振るってイエローバードを倒していく。
地上からの攻撃も、冒険者達が放った投石が何匹かのイエローバードに命中し、幾らかの被害を与えていた。
また、マリーナの放つ精霊魔法によってイエローバードは飛ぶことが出なくなり、地面に叩き落とされる。
セトの一撃によって頭部を爆散し……そうしてイエローバードの数が少なくなってきたところで、レイは見た。
レリューの振るう長剣から、それこそ飛斬とそっくりの斬撃が放たれ……イエローバードの翼を斬り裂き、地面に墜落させるのを。
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