千葉中央駅西口ビル建て替え 京成電鉄、21年秋開業

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千葉中央駅西口ビル建て替え後の完成イメージ

 京成電鉄(市川市)は16日、千葉中央駅(千葉市中央区)に直結する「千葉中央駅西口ビル」を建て替えると発表した。建て替え後には店舗やオフィス、ホテルなどが入居する見通し。8月に着工、2021年秋に開業の予定だ。

 建て替え後のビルは8階建てで、延べ床面積は1万1平方メートル。1~6階には店舗やオフィスが、7~8階にはホテルが入居する予定という。

 現在のビルは4階建てで、1階を商業施設、2階を京成グループ会社のオフィスとして利用している。1967年に開業し、老朽化が進んでいることから建て替えを決めた。

 同社が運営する商業施設「Mio(ミーオ)」内の3・6番街部分が建て替え対象で、既に飲食「ケンタッキーフライドチキン」や「サブウェイ」など4店が退去。フードコートに入る「ロッテリア」や「なか卯」、コンビニ「ファミリーマート」なども、7月末までに退去する。

 ビル建て替えにより、周辺地域の魅力を向上させ、駅利用者の増加を目指す。同社担当者は「JR千葉駅周辺でも再開発が進んでいる。当社も千葉エリアをより活気のある、住みやすい町にしたい」と話した。