12Sep
Kouです。
こんなことを言われました。
「誰かを好きになるのに、根拠を考えないといけないんですか?」
僕は普段から女性に対して、なぜその彼じゃないといけないのかを聞いています。
その彼じゃないといけないという事実は知っているわけです。
その上で、なぜ彼がいいのかを聞いているわけです。
そうすると、必ずこういう質問が来ます。
「人を好きになるのに、理由がいるんですか?」
要ります。
いるに決まっています。
少なくとも、女性が男性を好きになるのには理由があります。
もしこの理由がなく、ただ何となく好きになったとか、よく分からない感覚で恋愛をしていたのだとしたら・・・
かなり安いですよね(^^;
悪口を言っているんじゃないんです。
男にとって、女というのは、そう簡単には手に入らないものの代表格なんです。
それが、「ただなんとなく」というだけで惚れてくれるのだとしたら、男にとってこれほど楽な存在はないんです。
あり得ないんですよね。
僕は根拠を求めていますが、実は裏付けを意識してもらいたいだけなんです。
ある何らかの根拠があったから好きになった、というように論理的に恋愛をしてもらいたいわけじゃありません。
その根拠があれば一発で惚れられるのだとしたら、それもまた楽な女なんです。
これもあり得ないわけです。
「じゃあどうしたらいいの!!」
という怒号が聞こえてきそうですね(^^;
どうもしなくていいです。
まず、簡単に惚れないようにしてほしいんです。
人を好きになるのに理由は要りません。しかし、女性が男性を恋愛対象として好きになるのには、理由が必要です。
儀式が必要です。
そういうものだと思いませんか。
こんなものは、物語やマンガ、ドラマの世界では、いくらでも例が出てきます。
登場人物のヒロインが「何か分からないけど好きになった」と言いながら男性キャラクターに入れ込むような話はほとんどありません。
こういうのをこれまで生きてきて、目にしたことは絶対あると思うんですよね。
好きになるのに、相応のプロセスがあるんです。
エピソードがあるわけです。
僕があなたに聞いている、彼を好きになった理由というのは、エピソードです。具体的なきっかけなんです。
それは必ずしも目に見えるものではなく、またあるとき突然出てきた一つだけの出来事とは限らないわけです。
もしかするといつの間にか好きになっていたと感じるのかもしれません。
でも本当は、そこに至るまでにいろんな出来事がありませんでしたか。
絶対あるはずです。
どれだけ思い出してみても、そんなものがほとんど見当たらないのだとしたら、かなりまずいと思いますよ。
女性も男性に聞きますよね。
「なんで私を好きになったの?」
この問いかけは、男性がされたくない質問の代表格です(笑)。
しかし、みんなしてしまいます。
したいんだから、したらいいですよね。
困らせた方がいいです。
この問いかけをしている女性が求める答えは、具体的なエピソードのはずなんです。
それはそれまでにもう何度も聞いた話で、知っていることだったりしますよね。
あるいは、まったく意図していない、彼氏か知らない思わぬ出来事だったりするかもしれません。
そういうのを含めて、具体的なエピソードが知りたいんですよね。
「なんで私を好きになったの?」
という問いかけに対して彼が、
「なんかよく分からないけど好きになってた。理由なんかどうでもいいやん。」
と言われて、本当に嬉しいかどうかですよね。
残念ながら、これで嬉しいと感じる人がいるんですよね(^^;
ダメですよ。
何か分からないけど好きって、意味が分からないわけです。
何か分からないけどあなたを好きになったという男は、「何か分からないけど好き」になる女性をこれからもたくさん見つけてくるようになりますよ。
女をナメてますか?
という気持ちになりませんか。
そういうことなんです。
女性の場合、僕が知る限りでは、何か一つだけの出来事をきっかけに突然惚れることはまずありません。
それまでに小さなことの積み重ねがあり、その上にきっかけとなる大きな出来事がいくつか出てくるんです。
「何か分からないけど好きになった」という人は、つまるところ、別にその人じゃなくてもよかったりします。
「そのときそこにいたから好きになった」というのと、ほとんど変わらないような感じです。
好きって何だろうとか思い悩むのもいいんですが、どうせ思い悩むのなら、私はなぜ彼を好きになったのかをちゃんと考えてください。
この問いかけは、何万回やってもいいです。
コメント
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コメント (1)
今、自分の気持ちを見失っています。
この2年以上、ずっとそんな感じだった。
いい加減こんなの抜けたいのに。
自分のせいで、いつまでも私は変われない。
もう、彼にこだわる自分をやめたいです。
みっともないからです。
良いことがあったと思えば、結局は変わっていないことを思い知らされる。
自分をいつまでも試されるような、そんな感じです。
考えてみれば、なぜ私が一方的にこういう思いをしなければいけないのだろう、と思います。
それは、この「彼」に私が固執してるからに他なりません。
ならば、やめてしまえばいいのです。
やめて、他の男性を探せば万事解決に思えます。
主体性、責任自分に求めること、相手の反応に自分の心を委ねないこと、腐らないこと。
どれも、口で言うだけなら簡単です。
実際にやり続けるのはキツかったです。
キツい上に、結局できてない。その度にいちいち文句を言われることにも、疲れました。