組込みDeep Learningモデル構築ソリューション「DeLTA-Lite」を提供開始

ディープラーニング技術を活用した企業向けのソリューションを提供する、LeapMind株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役CEO:松田 総一、読み方:リープマインド、以下LeapMind)は、組込みディープラーニングモデル構築ソリューション「DeLTA-Lite(読み方:デルタライト)」を、本日より提供開始いたします。


■背景・概要

現在ディープラーニングの可能性に関心が寄せられていますが、その処理にはクラウドや消費電力の大きなプロセッサをはじめとするコンピューティングリソースが必要となり、小さなコンピューティング環境では動かすことが困難です。その課題を解決するために、LeapMindはニューラルネットワークモデルの改善や独自のアルゴリズム研究をソフトウェアとハードウェアの両領域から行ってまいりました。

今回提供開始する「DeLTA-Lite」は、 組込みディープラーニング技術の実用化を加速させるために開発されたサービスです。これまで組込みディープラーニングを導入する際には、モデル設計からハードウェアへの実装までソフトウェアとハードウェア両方の高度な専門知識が必要でした。しかし「DeLTA-Lite」を利用することで、技術者が長い時間をかけて複雑なステップを経ることなく、簡単に組込みディープラーニングのモデルを構築いただけます。小さなエッジデバイスへの実装までにかかっていた期間を大幅に短縮することができ、これまでディープラーニングを活用出来なかった小さな機械やロボットなど様々なエッジデバイスへ認識機能を実装いただけます。

 

■「DeLTA-Lite」特長

1.プログラミング不要、簡単操作
学習データを用意してWeb上の画面に従って操作いただくだけで簡単にモデル構築が可能です。
2.組込みディープラーニングを実現可能

誰でも簡単にモデル構築できるため、様々なエッジデバイスに認識機能を実装することが可能です。
3.大幅に期間を短縮
これまでモデル構築にかかっていた3ヶ月以上の期間を、約1日*に短縮できます。
*データセットやタスクによってモデル構築に必要な期間は異なります

DeLTA-Lite 公式サイトURL:https://delta.leapmind.io/lite/
 

■LeapMindの技術について

LeapMindは、電力が限られた小さなコンピューティング環境でもディープラーニングが稼働する技術を保有しており、モデル構築からモデル圧縮、ハードウェア上への実装までをワンストップで実現します。

(1)独自のディープラーニングアルゴリズム
ディープラーニングにおける計算量を圧縮し、FPGAのような小さなコンピューティング環境でもディープラーニングの威力を最大限発揮させる独自アルゴリズムの研究を行っています。

(2)ディープラーニングに対する最適なハードウェアアーキテクチャ
ニューラルネットワークをデジタル回路上で動作させることにより、FPGAをはじめとする小さなチップでも省電力かつ高効率でディープラーニングの計算が出来る独自アーキテクチャの研究を行っています。


私たちは今後も、複雑で煩雑なディープラーニングを「コンパクトに、シンプルに」することで、実社会に還元することを目指してまいります。

LeapMindの技術詳細はこちらをご覧ください。(http://leapmind.io)

■会社概要
LeapMind株式会社
本社:〒150-0044 東京都渋谷区円山町28-1 渋谷道玄坂スカイビル5F
代表者:代表取締役CEO 松田 総一
設立:2012年12月
URL:http://leapmind.io
DeLTA-Lite 公式サイトURL: https://delta.leapmind.io/lite/

 

 

 

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