【4月17日 AFP】(更新)国営シリア・アラブ通信(SANA)は17日、中部ホムス(Homs)県上空で複数のミサイルが防空システムによって撃ち落とされたと報じた。在英のNGO「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」によると、バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権軍の空軍基地を標的とした攻撃だったとみられるという。

 シリア・アラブ通信は詳細については伝えておらず、ミサイルがどこから撃ち込まれたかなどは不明。国営テレビは、「攻撃」があったとしている。

 シリア人権監視団によれば、米軍が昨年4月に化学兵器攻撃への対抗措置としてミサイルを撃ち込んだホムス県のシャイラト(Shayrat)空軍基地付近と、別の空軍基地2か所があるダマスカス近郊・東カラマウン(Qalamoun)で大きな爆発音が聞こえた。

 ラミ・アブドル・ラフマン(Rami Abdel Rahman)代表は、ミサイルはどの空軍基地にも命中しなかったとしている。

 イスラエルによる攻撃とも伝えられたが、イスラエル軍の報道官は「そうしたことについては知らない」と述べた。

 米国防総省や米情報機関は昨年4月の攻撃に当たり、シャイラト空軍基地から飛び立った航空機によって化学兵器攻撃が行われたと断定している。(c)AFP