Bluetoothアダプタのおすすめ人気ランキング10選【2018年最新版!】

スマートフォンやパソコンに搭載され、ワイヤレスでイヤホンやキーボードなどと接続でき、とても便利なシステムとして稼働しているBluetooth。しかし、パソコンや機器によってはBluetoothが搭載されていないこともあります。そんな時に便利なのが接続し、ペアリングするだけでBluetoothが使用できるようになるBluetoothアダプタです。

しかしBluetoothアダプタは見た目がよく似ているので、どれを使ったらいいのかわからなくなりがちです。エレコム、アイ・オー・データ機器、サンワサプライなどのさまざまな機器がある中、いったいどれを選べばいいのでしょう?今回は選ぶ際のポイントとなるBluetoothのClassやバージョン、またUSB規格のことなどについてもしっかりお教えいたします。このまとめを参考に、快適なPC環境を整えてくださいね!

最終更新日:2018年01月24日 | 53,075views

Bluetoothとは

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まず、Bluetoothとは何かを簡単にご説明します。Bluetooth(ブルートゥース)は、ワイヤレス通信の規格の一つで、10メートル以内の無線通信を行うものです。Bluetoothは2.4ギガヘルツ帯の電波を使って通信を行っており、スマートフォンとイヤホン、パソコンとワイヤレスマウスなど、多くのものの接続に用いられています。

Bluetoothの開発自体は1990年代の後半にはじまりましたが、日本で普及してきたのは2000年代に入ってから。スマートフォンの時代に入り、今や欠かせない技術の一つとなりました。

スマートフォンやパソコンに搭載されていることが多いBluetooth機能ですが、たまに搭載されていない場合もあります。そのような時にこれからご紹介するBluetoothアダプタが活躍するんですね!

Bluetoothアダプタの選び方

Bluetoothアダプタは、上述のように見た目が似ており、どれも同じような印象を受けます。しかし実は意外と機能が違っていたりしますので、ぜひ選び方をよく読んで下さいね。

覚えることが多くて大変かもしれませんが、自分がBluetoothアダプタを使って何をしたいのかをよく考えればきっと大丈夫ですよ!

ブルートゥースのClassで選ぶ

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まず、Bluetoothには「Class(クラス)」と言うものがあります。これは電波の強度を段階に分けて示したもので、Class1からClass3までがあります。Class1は電波が強いため100mもの距離における通信が可能で、Class2は10m、Class3は1mほどの範囲で通信を行います。

現在はClass1とClass2が主流で、Class3のものはあまり見かけないようです。オフィスの遠くにあるものと通信したい時はClass1の物が良いでしょうし、よほどのことが無い限りパソコンの側でしか使用しないと言う場合はClass2で充分なのではないかと思います。

Bluetoothのバージョンで選ぶ

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Bluetoothも日々進化しており、バージョンが存在します。1.0bから5までが存在しますが、現在普及しており手に入れやすいのは3.0か4.0です。特に4.0は省電力に特化しており、わずかな電源で非常に長い時間稼働することができます。

Bluetoothのバージョンには下位互換性があり、例えば3.0と2.0の機器でも接続が可能です(通信速度などは2.0仕様になります)。ただ、4.0に関しては下位互換性がないものもありますので、この点には注意が必要です。

自分がBluetooth接続したい機器のバージョンがどれに当たるのか、しっかり確認しておく必要がありますね。

プロファイルに気をつけて選ぶ

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ここからちょっとだけ込み入った話になりますが、Bluetoothには「プロファイル」と言うものがあります。Bluetooth機器による通信ではさまざまなことが可能ですが、あらゆる機器で全ての機能を使うことができるわけではなく、機器によってできることが決まっているのです。それを「プロファイル」と読んでいます。

プロファイルには非常に沢山の種類があり、ステレオ音声を通信するA2DP、静止画を転送できるBIP、ヘッドセットなどでハンズフリーの電話通信を行うことができるHFPなど、多すぎてここにはとても書ききれません。商品紹介欄にも多すぎて書けませんので、詳しく知りたい場合には商品の購入ページや公式サイトを参照してくださいね。

Bluetooth機器によってプロファイルはさまざまですが、双方がそのプロファイルに対応していないと使用ができません。たとえばBluetoothアダプタの方でBIP(プリンタに画像データを送ることができるプロファイル)に対応していても、Bluetooth機器の方でそのプロファイルを搭載していなければ意味が無いことになります。

Bluetoothアダプタは多くのプロファイルを搭載していますが、自分がBluetooth機器でしたいことは何なのか、使用したいプロファイルに対応しているのか、よく考えて選んでくださいね。

USBの規格にも気をつける

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このようにさまざまな選ぶ基準があるBluetoothアダプタですが、基本的にはUSBコネクタに差して使用します(そうではない場合もあるのですが、現在流通しているBluetoothアダプタのほとんどがUSBを使用しています)。しかしそのUSBにも種類があります。USB規格と呼ばれるものです。

現在主流となっているのがUSB3.0と2.0です。3.1というものもありますが、まだ開発されたばかりであまり市場には出回っていません。USB規格の数字が大きくなっていけば行くほど、Bluetoothアダプタでの通信速度も早くなっていきます。今回ご紹介するランキングの商品は、一部を除いて全てがUSB2.0のものとなっていますよ。

このUSB規格にも下位互換性があり、3.0のアダプタと2.0のパソコンでも使用自体は可能です。ただし通信速度は2.0仕様になりますので、自分のパソコンのUSB規格を一度確かめてみてくださいね。

パソコンのOSに対応しているかチェックする

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最後に重要なのが、自分のパソコンのOSに、Bluetoothアダプタが対応しているかどうかです。せっかくプロファイルやClassがぴったりなものを購入しても、これが合わないと話になりませんので、よく注意して下さい。

現在流通している多くの機器がWindows 7、Vista、8、8.1、10などに対応していますが、10は最新のOSということもあり、まだ対応していない場合も見られます。よく確認する必要がありますね。

またOSによっては省電力ができなかったりする場合もありますので、こちらもしっかりとご確認いただければと思います。

Bluetoothアダプタのおすすめ人気ランキング10選

それでは、Bluetoothアダプタのおすすめ人気ランキング10選をご紹介したいと思います。

プロファイルについては搭載数が多いこともあり、購入ページや公式サイトの参照をお願いしています。ご了承くださいね。

10位:Shop-Riez Bluetooth USBアダプタ

Shop-Riez Bluetooth USBアダプタ

450円 (税込)

詳細情報
・Class:-(最大接続範囲20m)
・バージョン:Bluetooth Ver. 4.0+EDR(1.0、2.0、2.1、3.0とも通信可能)
・プロファイル:-(マウスやヘッドセット、プリンタやカメラに対応)
・USB規格:-
・対応OS:2003/2008/Vista/7/8/10、32bit64bitどちらにも対応

1000円以下で購入可能!驚きの安さが特徴

まずご紹介するBluetoothアダプタは、わずか1000円以下で購入が可能という、驚異的な安さが特徴的な商品です。お金をかけずにBluetoothアダプタを購入したい方にはぴったりのものとなっています。

ただし、プロファイルやUSB規格が明記されていないため、この点には注意が必要です。公式サイトも日本語版は無いようですので、安さを取るか確実性を取るか、難しいところではあります。とにかく安いものが欲しいという方にはぴったりですが、すこし考えて購入する必要はありそうですね。

9位:Creative Bluetooth Audio

Creative Bluetooth Audio BT-W2

4,298円 (税込)

詳細情報
・Class:-(接続機器10m)
・バージョン:-
・プロファイル:A2DP、AVRCP
・USB規格:-
・対応OS:-(PS4に接続可能)

PS4に接続して使用可能!高音質でゲームを楽しもう

こちらのBluetoothアダプタは、対応プロファイルが2つと使用できることが少ない商品です。対応しているOSもはっきりしません。ただし特徴的なのが、ゲーム機であるPS4に接続してゲーム音をBluetoothで楽しむことができるという点です。PS4に差してヘッドセットなどとペアリングするだけで使用が可能ですので、ゲーマーにはとても便利な製品となっています。

難点は、価格が他のBluetoothアダプタと比べて格段に高価なことです。でもこれがあればゲーム音を高音質かつワイヤレスで楽しむことが出来ますから、PS4でもっと快適にゲームを楽しみたい方にはとてもおすすめですよ。

8位:Satechi USB 4.0 Bluetoothアダプター

Satechi USB 4.0 Bluetoothアダプター

1,423円 (税込)

詳細情報
・Class:2
・バージョン:4.0(1.0 /2.0/ 2.1/ 3.0とも通信可能)
・プロファイル:A2DPなど多数。Amazonの購入ページ参照
・USB規格:2.0
・対応OS:XP/Vista/7/8/10

差すだけで使用可能!簡単・コンパクトなアダプタ

次にご紹介するのは、サテチのBluetoothアダプタです。Class2で若干接続範囲も狭めですが、手元で使用するには充分なBluetoothアダプタとなっています。バージョンの下位互換性もあり、接続機器のBluetoothバージョンにこだわらず使用が可能です。

XP以降のWindowsのほとんどのOSに対応しているようですが、32bitか64bitか書いておらず、不明な点もあります。気になる方は別の商品を検討されるといいかもしれませんね。

7位:グリーンハウス Bluetooth 4.0 USBアダプタ

グリーンハウス Bluetooth 4.0 USBアダプタ GH-BHDA42

1,100円 (税込)

詳細情報
・Class:2
・バージョン:4.0+LE/EDR(2.1や3.0とも通信可能)
・プロファイル:A2DP、HIDなど多数。公式サイトを参照
・USB規格:-
・対応OS:Windows 10(32bit/64bit) / 8 / 7 / Vista / XP(SP2/32bit)

高音質の音楽を楽しむことができるBluetoothアダプタ

こちらのBluetoothアダプタはClass2対応で手元の作業には充分な電波強度があり、下位互換性のあるバージョン4.0の商品となっています。また高音質のコーデックも搭載しているため、特にBluetooth環境で音楽を楽しむ際に重宝するのではないかと思います。

ただしこちらもUSBに関する情報がありません。USBは基本的に下位互換性がありますので使用は可能ですが、確実に高速通信をしたい方はご注意を。

6位:サンワサプライ Bluetooth 4.0 USBアダプタ

サンワサプライ Bluetooth 4.0 USBアダプタ MM-BTUD44

1,035円 (税込)

詳細情報
・Class:2
・バージョン:4.0+LE/EDR(1.2や2.0や2.1や3.0とも通信可能)
・プロファイル:A2DP、BIPなど多数。公式サイトを参照
・USB規格:2.0
・対応OS:Windows10/8.1/8/7/Vista SP2以降/XP SP3以降、64bit/32bitいずれにも対応

抜群の下位互換性!値段の安さにも注目

サンワサプライから発売されているこちらの商品は、バージョン1.2からの下位互換性があり、安心して使用できるのが特徴です。また電波強度もClass2と普通のオフィス環境ならまず問題ない範囲と、標準的な機能を備えています。またこちらの商品にはClass1タイプもありますので、必要であればそちらを購入するのも良いでしょう。

ただしペアリングに失敗しやすいと言う声も聞かれます。説明書をよく読んで、書いてある通りに実行してくださいね。

5位:アイ・オー・データ機器 Bluetoothアダプター

I-O DATA Bluetoothアダプター USB-BT40LE

1,190円 (税込)

詳細情報
・Class:2
・バージョン:4.0+LE/EDR(2.1や3.0とも通信可能)
・プロファイル:A2DP、FTPなど多数。公式サイトを参照
・USB規格:2.0
・対応OS:Windows 8.1/8/7/Vista/XP、32bit64bitいずれにも対応

日本ブランド、アイ・オー・データ機器のBluetoothアダプタ

アイ・オー・データ機器からもBluetoothアダプタが販売されています。こちらのアダプタは最新のプロファイルに対応しており、手持ちのスマートフォンでパソコンにロックを掛けることができるという機能も備わっています(Window7、Vistaのみ)。

ただしWindows10に関しては未対応のようですので、Windows10の環境でこのアダプタを使用しようとしている方はご注意下さい。また省電力が売りのBluetooth4.0ですが、XP下では省電力モードにはなりませんので、こちらもご注意を。

4位:PLANEX Bluetooth USBアダプター

PLANEX Bluetooth USBアダプター BT-Micro4

1,053円 (税込)

詳細情報
・Class:-(最大接続範囲25m)
・バージョン:4.0+LE/EDR(2.1や3.0とも通信可能)
・プロファイル:A2DP、DIDなど多数。公式サイトを参照
・USB規格:2.0
・対応OS:10 /8.1 / 8/ Windows 7、32bit64bitどちらも対応

25mの接続範囲でオフィスの中がワイヤレスに

PLANEXのBluetoothアダプタはClassこそ明言されていませんが、最大で25mの接続範囲を誇ります。普通のオフィスでしたらまず充分にワイヤレス通信が可能ですので、ケーブルが一気に消えてしまうかもしれませんね。またつるりとしたデザインで、パソコンに差しているのを忘れてしまうほどコンパクトです。

Windowsは10・8.1・8・7などに対応していますがXPやVistaなど、古めのOSには対応していません。どちらかと言うと新しいパソコンに対応している機器のようです。

3位:バッファロー Bluetooth4.0+EDR/LE対応 USBアダプター

iBUFFALO Bluetooth4.0+EDR/LE対応 USBアダプター BSBT4D09

936円 (税込)

詳細情報
・Class:-(最大接続範囲25m)
・バージョン:4.0+LE/EDR(2.1や3.0とも通信可能)
・プロファイル::A2DP、AVRCPなど多数。公式サイトを参照
・USB規格:2.0
・対応OS:XP(SP3以降)/7(64/32bit) /Vista(SP2以降)/8/8.1/10

1000円以下でこのクオリティ!

こちらは、パソコン用品で有名なバッファローのBluetoothアダプタです。価格は1000円を切っているにも関わらず最大接続範囲は25m、下位互換性もあって、WindowsXPなどにも対応しています。また別売りのセキュリティカードを購入することで、パソコンから離れると自動的にロックが掛かるという仕様にすることも可能です。

さらに鉛や水銀、カドミウムなどの環境を汚染する物質を使用していない点も嬉しいですね。環境に配慮しながらワイヤレス通信ができるという、素晴らしい商品ですよ。

2位:エレコム Bluetooth USBアダプタ

エレコム Bluetooth USBアダプタ LBT-UAN05C2

844円 (税込)

詳細情報
・Class:2
・バージョン:4.0(1.2、2.0、2.1、3.0とも通信可能)
・プロファイル:A2DP、HIDなど多数。公式サイトを参照
・USB規格:2.0
・対応OS:7/Vista/8/8.1/10

超小型で付けているのを忘れるほどの快適さ

下位互換性があり、小さくて付けているのを忘れるほどコンパクトという、嬉しい要素を備えているのがこちらのアダプタです。Classは2で最大接続範囲は10mではありますが、基本的な使用には充分でしょう。

対応OSはXPには対応していませんが、それ以外はバッチリです。音声通話にも対応していますので、ヘッドセットでの通話も可能ですよ。今まで使っていたパソコン周りの機器の役割が変わってしまうかもしれませんね!

1位:Newiy Start USB Bluetooth 4.0 アダプタ

Newiy Start USB Bluetooth 4.0 アダプタ

1,190円 (税込)

詳細情報
・Class:-(最大接続範囲50m)
・バージョン:4.0+LE/EDR(2.0や2.1や3.0とも通信可能)
・プロファイル:A2DP、APT-X Stereoなど多数。購入ページを参照
・USB規格:2.0
・対応OS:XP/7/Vista/8/10、32bit64bitどちらも対応

多数の人に支持されるBluetoothアダプタ

1位となったのは、Newiy StartのBluetoothアダプタです。デザインとしては小型とは言えないかもしれませんが、ストラップなどを付けることができるので無くす心配もありません。使用環境にもよりますが最大接続範囲は50mで、かなり遠くまで対応することが可能です。

日本版の公式サイトはありませんので、プロファイルについては購入ページをご覧ください。OSはLinuxにも対応していますので、自作のパソコンで開発などを行いたい方にも重宝していただけるのではないかと思います。

まとめ

私達の生活を大きく変えるワイヤレス通信という技術。そのためのアダプタがわずか1000円程度で購入できるというのは驚異的なことですね。Bluetoothはまだまだ発展途上の技術ですので、今後どんな風になるのかはわかりません。ひょっとしたら、オフィスが今とまったく別のものになってしまうかもしれませんね!

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