【モデルプレス】女優の伊藤沙莉(21)と雑誌「ViVi」専属モデルで女優の佐久間由衣(20)が、モデルプレスのインタビューに応じた。2人は、現在放送中の土ドラ『トランジットガールズ』(フジテレビ系、毎週土曜午後11時40分~深夜24時5分)に主演。ティーンを中心に熱狂的な人気を博したリアリティショー『テラスハウス』(フジテレビ系)の制作陣が手がけていることでも注目を浴びている同作は、連続ドラマ史上初の“ガールズラブ”をメインテーマにしたラブストーリー。今年4月に新設され、次のフジテレビドラマを担っていける人材の登竜門として、スタッフ、キャストともにフレッシュな人材を起用してきた土ドラの中でも、特に衝撃的に思えるこのテーマ。しかし、彼女たちは「私たちは衝撃的だと思っていません」ときっぱりと言い切った。
親同士の再婚により、ひとつ屋根の下で義姉妹となった性格もルックスも好対照の2人が、最悪の出会いから反発しながらも恋を育んでいく、“王道”とも言える物語で女子×女子の完全オリジナル作品。妹・葉山小百合を伊藤が、姉・志田ゆいを佐久間が演じている。
2人は、『テラスハウス』で何人もの若者を発掘してきたスタッフがオーディションで出会った原石。『テラスハウス』を彷彿とさせる洗練された映像に、伊藤と佐久間の初々しい演技が映えるが、それぞれに寄せられた反響は全く異なるものだった――。
伊藤:由衣ちゃんは受けがナチュラルで、毎回驚かされていました。思いがけない涙が流れることもあって、とても新鮮でした。
佐久間:沙莉ちゃんのパワーがすごくて魂がここにあるのが分かるんです。私にとってはフワフワしているものでも、沙莉ちゃんは信念が宿っているというか。そのパワーがすごくて受け止めきれずに、涙が溢れ出てしまって。
― お2人の自然な空気感は、このドラマの魅力のひとつだと思います。女性同士のキスシーンも、言葉だけだとインパクトがありますが、とても自然で美しかったです。
佐久間:キスシーンに関しては、観え方を気にして、考えました。
伊藤:視聴者の方が「うっ」ってならないように、気をつけました。口のアップも撮られるので、キスからも感情の変化が伝わるよう、ただのキスシーンにならないようにって、話していました。ガールズ・ラブというメインテーマはありますが、普通のラブストーリーだと思って演じています。
伊藤:すごい盛り上がっていただいているなと感じている反面、1話の放送のあとはかなり落ち込んでしまいました。元々自信があるタイプじゃないですし、相手役が由衣ちゃんだから、隣に並んだ絵を観て「脚の長さww」みたいに書かれるんだろうなって想像してたら案の定その通りに書かれていて、それを見たときも落ち込みましたね。
― 良くも悪くも…ですね。
伊藤:あと、声についての指摘も多かったです。私、自分の声が低いって今まで思ってなかったんです。ちょっと枯れてるけど、親には「低いんじゃなくてハスキーだよ」って言われて育ったし。ネットで「ガラガラ声」って書かれてたときはショックでした。告白のシーンとかも伝えたいって思いが強くなると、ドスが効いてきてやり直し。容姿に関することも多かったですね。
佐久間:私は沙莉ちゃんの声は武器だと思ってる。ほかの役者さんと違うところだから。
伊藤:私もこれが始まる前は武器だと思ってた(笑)。1話のあとは、本気で悩みました。
伊藤:2週目までがつらくて…そのあとから少し落ち着いて好意的な意見もちらほら。ほっぺたを引っ張られて「おまんじゅう」って言われるシーンがあるんですけど、最近は「おまんじゅうが癖になってきた」とか(笑)。お芝居の部分で何かを見せることができているのかなって、ほんの少し手応えを感じています。
― 徐々に恋する女の子に変わっていく様子が、可愛らしくて素敵な演技だなと思って拝見しています。
伊藤:恥ずかしいです(笑)!私、可愛いの引き出しが少なくて。可愛くない人が可愛いことをやっても、「可愛くねーよ」って思われるんじゃないかなって考えちゃうんですよ。
― いやいや…現場でもこういったお話を?
佐久間:いつもこうです(笑)。褒めると恥ずかしがります。側で見ていて、本当に可愛いなって思っていました。
伊藤:これ、ぜひ書いていただきたいんですけど、「可愛くないことは分かってるから」って!ネットで「可愛くない」って書かれても、答え合わせでしかなくて。それでも、演じてる間は現場で「可愛い」って言ってもらえるから、一瞬錯覚を起こすんですよね(笑)。
佐久間:役のために何かできることはないかって相談し合ったよね。
伊藤:ダイエットの方法も聞いたりして。撮影期間中の1ヶ月で、3kgくらいね。
― 1ヶ月で!?すごい!
伊藤:可愛くなろうって努力はしたんです。せっかく由衣ちゃんが近くにいるから、「どうやって脚細くしてるの?」「何食べてるの?」「お風呂でどんなマッサージしてるの?」って聞いて、頑張ってみました。
伊藤:私と正反対で。「誰だあの美女は!?」って。
佐久間:1話のあとは見ましたけど、あまり見ない方なので。見たら気になってしまうんですよ。でも、友人からは色々意見聞いて、それで落ち込むってことはありましたけど。もっとあぁしておけばよかったなって反省点ばかり。勉強になりました。
― 得るものが多かった現場ということでしょうか。
佐久間:そうですね。今回の現場では、沙莉ちゃんに相談することもあったんですけど、受け止めることでいっぱいいっぱいになってしまって、その次ができなかったです。その分、次にやるべきことが見えてきたので、勇気を出して色々チャレンジしたいなと思っています。
佐久間:やりたいことはいっぱいあるんですけど、どんなことにチャレンジするかというより、そのそれぞれで認めてもらいたいなって気持ちがあります。そのためには、女優としてもモデルとしても、もっともっと努力しなくちゃ、と。努力があってこそ、夢は叶うものだと思います。
伊藤:私には、お芝居しかないので、お芝居で認めてもらえる役者さんになるのが夢です。今まではちょっといじわるな役とかふざけてる役が多かったんですが、今回はピュアで乙女な役っていう初めての経験をすることができて、すごく楽しかったです。周りはどう観てるかな?とか色々思うところはありましたが、今後も色んな役に挑戦してみたいと思えるきっかけになりました。飛び込んでみると案外楽しいってことはあると思うので、夢のためにはそういう勇気も大切だと実感しました。
― ありがとうございました。
いい意味で女優としてまだ“色”の付ききっていない伊藤と佐久間の織り成すコンビネーションには、人を惹きつける不思議な魅力がある。この先、ステップアップしていくであろう彼女たちにとって、きっとこの作品は大きなきっかけになるはず。(modelpress編集部)
しかし、同じベッドで眠る2人を、まどか(霧島れいか)は見てしまう。
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2人は、『テラスハウス』で何人もの若者を発掘してきたスタッフがオーディションで出会った原石。『テラスハウス』を彷彿とさせる洗練された映像に、伊藤と佐久間の初々しい演技が映えるが、それぞれに寄せられた反響は全く異なるものだった――。
こだわり尽くした“キスシーン” 初々しい2人が魅せる演技
―伊藤さんは連ドラ主演は初、佐久間さんは連ドラ初出演にして初主演になりますが、共演してみていかがですか?伊藤:由衣ちゃんは受けがナチュラルで、毎回驚かされていました。思いがけない涙が流れることもあって、とても新鮮でした。
佐久間:沙莉ちゃんのパワーがすごくて魂がここにあるのが分かるんです。私にとってはフワフワしているものでも、沙莉ちゃんは信念が宿っているというか。そのパワーがすごくて受け止めきれずに、涙が溢れ出てしまって。
― お2人の自然な空気感は、このドラマの魅力のひとつだと思います。女性同士のキスシーンも、言葉だけだとインパクトがありますが、とても自然で美しかったです。
佐久間:キスシーンに関しては、観え方を気にして、考えました。
伊藤:視聴者の方が「うっ」ってならないように、気をつけました。口のアップも撮られるので、キスからも感情の変化が伝わるよう、ただのキスシーンにならないようにって、話していました。ガールズ・ラブというメインテーマはありますが、普通のラブストーリーだと思って演じています。
誹謗中傷に「本気で悩んだ」反響に本音を語る
― HPのアクセスも土ドラ史上最高を記録するなど、回を追うごとにネット上でも盛り上がっている印象がありますが、ご自身で反響は感じていますか?伊藤:すごい盛り上がっていただいているなと感じている反面、1話の放送のあとはかなり落ち込んでしまいました。元々自信があるタイプじゃないですし、相手役が由衣ちゃんだから、隣に並んだ絵を観て「脚の長さww」みたいに書かれるんだろうなって想像してたら案の定その通りに書かれていて、それを見たときも落ち込みましたね。
― 良くも悪くも…ですね。
伊藤:あと、声についての指摘も多かったです。私、自分の声が低いって今まで思ってなかったんです。ちょっと枯れてるけど、親には「低いんじゃなくてハスキーだよ」って言われて育ったし。ネットで「ガラガラ声」って書かれてたときはショックでした。告白のシーンとかも伝えたいって思いが強くなると、ドスが効いてきてやり直し。容姿に関することも多かったですね。
佐久間:私は沙莉ちゃんの声は武器だと思ってる。ほかの役者さんと違うところだから。
伊藤:私もこれが始まる前は武器だと思ってた(笑)。1話のあとは、本気で悩みました。
罵倒が賞賛に変わるとき…その先で得たもの「お芝居で何かを見せることができている」
― 最近では、伊藤さんの演技にリアリティを感じるという声も大きくなって。伊藤:2週目までがつらくて…そのあとから少し落ち着いて好意的な意見もちらほら。ほっぺたを引っ張られて「おまんじゅう」って言われるシーンがあるんですけど、最近は「おまんじゅうが癖になってきた」とか(笑)。お芝居の部分で何かを見せることができているのかなって、ほんの少し手応えを感じています。
― 徐々に恋する女の子に変わっていく様子が、可愛らしくて素敵な演技だなと思って拝見しています。
伊藤:恥ずかしいです(笑)!私、可愛いの引き出しが少なくて。可愛くない人が可愛いことをやっても、「可愛くねーよ」って思われるんじゃないかなって考えちゃうんですよ。
― いやいや…現場でもこういったお話を?
佐久間:いつもこうです(笑)。褒めると恥ずかしがります。側で見ていて、本当に可愛いなって思っていました。
伊藤:これ、ぜひ書いていただきたいんですけど、「可愛くないことは分かってるから」って!ネットで「可愛くない」って書かれても、答え合わせでしかなくて。それでも、演じてる間は現場で「可愛い」って言ってもらえるから、一瞬錯覚を起こすんですよね(笑)。
佐久間:役のために何かできることはないかって相談し合ったよね。
伊藤:ダイエットの方法も聞いたりして。撮影期間中の1ヶ月で、3kgくらいね。
― 1ヶ月で!?すごい!
伊藤:可愛くなろうって努力はしたんです。せっかく由衣ちゃんが近くにいるから、「どうやって脚細くしてるの?」「何食べてるの?」「お風呂でどんなマッサージしてるの?」って聞いて、頑張ってみました。
「誰だあの美女は!?」話題の佐久間由衣、本人の反応は?
― 色々な想いを乗り越えながら…努力の証ですね。佐久間さんは、ネットでの反響などいかがですか?伊藤:私と正反対で。「誰だあの美女は!?」って。
佐久間:1話のあとは見ましたけど、あまり見ない方なので。見たら気になってしまうんですよ。でも、友人からは色々意見聞いて、それで落ち込むってことはありましたけど。もっとあぁしておけばよかったなって反省点ばかり。勉強になりました。
― 得るものが多かった現場ということでしょうか。
佐久間:そうですね。今回の現場では、沙莉ちゃんに相談することもあったんですけど、受け止めることでいっぱいいっぱいになってしまって、その次ができなかったです。その分、次にやるべきことが見えてきたので、勇気を出して色々チャレンジしたいなと思っています。
「夢を叶える秘訣」を語る
― なるほど。この作品をきっかけに女優として注目を集めているお2人ですが、今の夢やそのために実行していること、「夢を叶える秘訣」を教えていただけますか?佐久間:やりたいことはいっぱいあるんですけど、どんなことにチャレンジするかというより、そのそれぞれで認めてもらいたいなって気持ちがあります。そのためには、女優としてもモデルとしても、もっともっと努力しなくちゃ、と。努力があってこそ、夢は叶うものだと思います。
伊藤:私には、お芝居しかないので、お芝居で認めてもらえる役者さんになるのが夢です。今まではちょっといじわるな役とかふざけてる役が多かったんですが、今回はピュアで乙女な役っていう初めての経験をすることができて、すごく楽しかったです。周りはどう観てるかな?とか色々思うところはありましたが、今後も色んな役に挑戦してみたいと思えるきっかけになりました。飛び込んでみると案外楽しいってことはあると思うので、夢のためにはそういう勇気も大切だと実感しました。
― ありがとうございました。
「好きになった人が女の子だっただけ」新進気鋭の2人が織り成すラブストーリー
「好きになった人が女の子だっただけなんですよ」(伊藤)――同作は、驚くほどピュアなラブストーリーだ。『テラスハウス』制作陣、“ガールズラブ”と、物語に入る前のインパクトが強いだけ。2人の体当たりの演技を観ていると、根本にある“人を想う気持ち”の美しさにハッとさせられる。いい意味で女優としてまだ“色”の付ききっていない伊藤と佐久間の織り成すコンビネーションには、人を惹きつける不思議な魅力がある。この先、ステップアップしていくであろう彼女たちにとって、きっとこの作品は大きなきっかけになるはず。(modelpress編集部)
伊藤沙莉 プロフィール
1994年5月4日生まれ。2003年にドラマ『14ヶ月〜妻が子供に還っていく〜』(日本テレビ系)でデビュー。2014年『GTO』(関西テレビ/フジテレビ系)、2015年『REPLAY&DESTROY』(TBS)などに出演。佐久間由衣 プロフィール
1995年3月10日生まれ。2013年A/W GirlsAward ViVi専属モデルオーディショングランプリ受賞。「ViVi」専属モデルとして活動しながらも、独特のオーラで数々のファッション誌で活躍。第6話あらすじ
「俺、おまえのことが好きだ」、直(健太郎)に好きだと告白され茫然とする小百合(伊藤)。直が小百合のことを想っていることに気付いていたゆいは、とまどう小百合を優しく抱きしめ…しかし、同じベッドで眠る2人を、まどか(霧島れいか)は見てしまう。
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