社会ハンドボール強豪校で体罰 下呂の益田清風高岐阜県立益田清風高校(下呂市)の女子ハンドボール部で2014年、コーチを務めていた非常勤講師の60代の男性が部員3人を蹴る体罰を加えていたことが、県教委への取材で分かった。男性が発覚直後に退職したため県教委は処分せず、事実関係も公表しなかった。 県教委によると、男性は14年5月、練習中に体罰を加えたのを他の教職員に目撃された。うち1人は太ももにけがをしたという。男性は教員として女子ハンド部の顧問を務め、12年に定年退職後、非常勤講師として指導を続けていた。 発覚後、学校は部員の保護者向けに説明会を開き、男性は14年5月末に依願退職した。だが、県教委には退職後も校外の練習場で指導を続け、体罰を行ったとの情報が寄せられており、「事実関係を調べた上で対処をしたい」としている。 益田清風高は05年に2つの県立高が統合して設立。男性は統合前の高校でも女子ハンド部を指導し、00年の全国高校総体で8強入りに導いた。 (中日新聞) 今、あなたにオススメ
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