プロポーズ大作戦 #06[再][字][多] 2018.04.16

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(妖精)
人間とは物事がうまくいかなかったときに理由を求める生き物である。
状況やタイミング天気や運勢。
さまざまな言い訳を引っ張り出しては自分を慰める。
「こんなはずではなかった」「もう一度やり直せれば」と。
やり直せればホントにうまくいくのだろうか?一度目でできなかったことが二度目でできる自信はどっから来るのだろうか?
男の名前は岩瀬健。
今この男の本当の実力が試されている。
キスには成功したものの肝心の告白を避けていては結婚はおろか恋愛に発展するはずもない。
果たしてこの男に幸せは訪れるのであろうか?
(御法川)西暦2003年。
礼さん大学2年の秋。
礼さんの誕生日がきっかけでお二人の距離が徐々に近づいていくのであります。
(健)おい。
何で急に飛ばしてんだよ?何で急に1年以上も飛ばしてんだよ!?
(幹雄)はっ?もっと大学1年のときの写真いっぱいあったろ!どうしたんだよ?急に。
しかも俺写ってねえし。
お前の結婚式じゃないだろ。
ふざけんなよ。
(礼)今考えるとすっごいさみしい誕生日だよね。
(多田)二十歳の誕生日に研究室でビールじゃね。
フフフ…。
ハハハ…。
あまりにもさみしくて泣けてきたのを覚えてる。
あれ?ホントに泣いてなかったっけ?そうだっけ?「わたしの十代って何だったんですかね」って言ってた気がするけど。
もう覚えてないよ。
(多田)でもこの日頑張ったお陰でコンペで大賞取れたんだし無駄じゃなかったんじゃない?今思えばね。
(健)《礼が二十歳を迎えた瞬間一緒にいたのは多田さんだった。
何で無理してでも会いに行かなかったんだろう。
どうして真っ先に祝ってやれなかったんだろう》《戻りてえなー。
戻って礼の誕生日祝ってやりてぇけど写真に俺写って…》・『ハレルヤ・コーラス』おっ。
あっあの…。
俺写ってないんですけど。
(妖精)よく目を凝らせ。
あそこにいるだろあそこ。
あんなんでもいいんですか?誰がダメだって言った?いないとダメなのかと思って。
勝手にダメだときめつけてチャレンジもせずにあきらめる。
まっお前に限らず人類全般に言えることだな。
はあ…。
ぶつかりもせずに自らの手で奇跡の扉を閉じていては幸せなど舞い込むわけがない。
「当たって砕けろ」って言葉があるがホントに砕けた人間なんて見たことあるか?むしろ見てみたい気がします。
人間は丈夫な生き物だ。
相手に気持ちを伝えたぐらいで砕けはしないよ。
ですね。
このハンバーグもらうぞ。
でもそれこないだも食べてましたよ。
同じものを食べないと誰が決めた!?いいか!?きめつけはタブーだ!よく肝に銘じとけ。
はい。
求めよ。
さらば与えられん。
ふん。
ハレルヤ〜チャンス!ぬおおおーっ!・『ハレルヤ・コーラス』《えっ!?誰!?》
(優子)浮気したんでしょ!?ねえしたんでしょ!?えっ…。
何の話!?
(優子)とぼけないで正直に言いなさいよ!誤解だって!俺全然そんなことしてないし!
(礼)何でケンゾーが言い訳してんの?えっ!?
(幹雄)だから浮気なんかしてないって言ってんじゃん。
昨日の夜は健のウチにいたって。
(優子)いっつも都合が悪くなると「健のウチ」って嘘ついて。
嘘じゃないって。
なあ?《幹雄の彼女かよ…》ああ…。
痛っ。
(優子)じゃあ何してたのよ?
(尚)さあいよいよ一騎打ちの様相を呈してまいりました!
(幹雄)レンタルビデオ屋に行って健がビデオ借りるのつきあってた。
嘘でしょ!嘘じゃないって。
じゃあ何借りたのよ!?いや何って…。
(尚)おっと!優子の執ような攻めが続く!タイトル教えなさいよ。
すぐ答えて。
いやそれは俺の口からは言えないよ。
なあ?
(尚)あーっ!これは完全にアダルトだーっ!最低。
誤解だってば!
(エリ)健はどんなのが趣味なの?おーい!
(幹雄)昨日は熟女もの。
こらーっ!
(西尾)へぇ〜!へぇ〜。
「へぇ〜」はやばいだろもう。
(西尾)バカ!お前。
今これめちゃめちゃはやってんじゃねえかよ!
(エリ)ねえちょっとそれ貸して。
(尚)やりたいやりたい。
(西尾)これが店用。
保存用はもう1個ウチにあんの。
壊すなよ。
いいかげんにして!わたし別れる。
ウチからすぐに出てって。
二人ともちょっと落ち着いて話したほうが…。
(幹雄)オッケー。
分かった。
じゃあ合鍵ポストに入れとくわ。
何で俺なんだよ!?・
(オープニングテーマ)
(くしゃみ)ああー。

(礼)ケンゾー!サボってないでケンゾーも運んでよ。
やってんじゃん。
(エリ)っていうか何でわたしたちまで手伝わされてるわけ!?
(尚)お前昼飯絶対おごれよ!
(幹雄)分かってるって。
(くしゃみ)
(幹雄)じゃあ鍵置いてくるわ。
幹雄たちってどれぐらいつきあってたの?
(尚)3年ぐらいじゃない?つーか終わるときあっけねえな。
(尚)おっ。
ようやく姿を現しました幹雄選手。
(エンジン音)
(尚)あっ!あっ!あっ!
(優子)幹雄!
(尚)優子が追いかけてきた!
(一同)うわぁー!
(一同)ええーっ!?
(二人の笑い声)
(尚)おお出た!必殺メリーゴーラウンド。
1回2回3回…。
フフッ。
何なの?あれ。
(尚)あーっ。
おでこにチューだ。
白昼堂々おでこにチュー。
あっ。
あーっ。
(尚)はぁー。
つーかいちばんダメージ大きいの健だな。
無駄に水かぶったもんな。
(尚)かけうどんって何だ!?で!あっ?おごるつったら普通あれだろ!
(幹雄)バーカ。
そんな金ねえよ。
(尚)あーあ。
俺らいつになったらすき焼き定食を卒業できんのかね?俺1回食ったことあるよ。
(尚)あっ!裏切り者!お前なんか…。
お前なんかもう友達じゃないぞ!すき焼き卒業する前にまず童貞卒業しろよな。
はあ!?お前すき焼きのほうが全然大事!よっしゃー!おかしいって。
おかしくないよ!ちっちゃいって。
大きくなるもん!
(重人)すき焼き定食を一つお願いしたい!出た!今…。
今「すき焼き」って言った?
(重人)黒く濁った海から牛肉を救い出し卵の黄色い湖にそっと浮かべる。
ああ…。
これ以上の芸術が存在するであろうか!?なあマスター!ハハハ。
やっべーなお前。
あのその芸術を俺にもくれ。
(重人)アッハハハハハ!青年に捧げたいことはただみ言に尽きる。
「すなわち働け。
もっと働け。
あくまで働け」だ。
バイビスマルク。
(ため息)あっ…。
幹雄の彼女すごくなかった?うんうんうん。
普通はなかなかできないよね。
(エリ)あそこまでできるってある意味すごくない?わたしには無理。
人間には向き不向きがあると思うし。
(エリ)多分さ向いてるとか向いてないとかじゃないんじゃないかな。
えっ?失いたくないものがあるときにさ格好悪くても思いきって一歩が踏み出せるかどうかなんだろうね。
うん。
あのね礼。
うん?今日さ…。

(多田)吉田さん。
わたしがですか?
(多田)コンペに出品する予定だった3年生が取りやめたんでぜひ吉田さんにと思って。
《あのときのコンペか…》
(エリ)すごいじゃんこれ。
副賞が本場米沢牛すき焼きセットだって。
(尚)わぁー!ホントだ!ホントだ!絶対取れよ!《この年礼は最年少でコンペの大賞を取った。
そして希望だった大学院の推薦をもらった。
そう。
礼の人生にとってこのコンペはすごく大事な意味を持っていた》
(尚)ああでも締め切り今日の消印有効って書いてある。
間に合うの?これ。
この間吉田さんに出してもらった課題ありますよね。
ええ。
(多田)あれに多少手を加えればこのコンペのテーマにも合うと思うんです。
中央郵便局なら24時までに出せば消印を押してくれますし時間的にもギリギリ間に合います。
大賞も狙えると思うんです。
(尚)でも誕生会は?
(多田)誕生会?
(エリ)今日は礼の十代最後の日だからみんなで夕飯食べてその後カウントダウンパーティーの予定だったんだけどね。
そうだったんですか…。
焦んなくてもホントは来年とか再来年とか…。
(健)チャンスなんだろ?やったほうがいいよ。
うん。
(エリ)そうだね。
あしたにでもまた仕切り直すか。
うんそうだ。
あしたにしよう。
あした。
うん。
ホントごめん。
ホント皆さん仲いいですよね。
(尚)いやいや。
ただの腐れ縁ですよ。
じゃあこの前の課題見てみます。
そうしましょうか。
はい。
(多田)今回のコンペのテーマなんですけどパブリックな空間かプライベートな空間かは自由に決めていいそうです。

(ドアの開く音)
(ノック)何だ。
ケンゾーか。
(くしゃみ)もう…。
うつさないでよ。
わたし風邪ひいて二十歳の誕生日迎えるの絶対嫌だから。
はい。
何?まだご利益全然使ってねえから。
はあ?それで大賞取れよ。
すき焼きとか食いてえし。
「中吉」って…。
《人生の重要な時間を戦っている彼女を邪魔する権利なんて俺にはなかった。
頑張ってる彼女に何もしてやれない自分がもどかしかった》あっ!誕生日プレゼントこれで済ませようと思ってるんでしょ!?それじゃ終わらせねえよ。
携帯の料金も払えない人がよく言うよ。
えっ?もうー!ケンゾーなんかにかまってる場合じゃないの!今日中に間に合わなかったらどうするの!?お金ないんだからさせめて時間止めるとか時間戻すとか。
そんなミラクルがあるわけねーだろ!バカ。
っていうかいっつも金なさすぎだろ俺。
(エリ)遠いなー幸せ。
(エリ)ほい。
(礼)ありがとう。
今日で十代終わっちゃうぞ。
うん。
そんなんじゃ二十代も変わんないよ。
礼ってさぁ今まで勝負かけたことある?1回だけある。
しようと思ったこと1回だけあるよ。
(エリ)へぇー。
全然ないのかと思ってた。
中学3年の卒業式前に手紙書いてさ好きだった人を待ち伏せしてたのね。
今日こそ渡すぞ…。
今日手紙渡さなきゃダメだって決意して。
(礼)ずーっと待ってたけどその日にかぎってそこに来なかったの。
そんときわたしたちってこういう運命なのかなって思っちゃったの。
それでもいつか渡そうと思ってずっとその手紙持ってたんだけど渡せないままずっと来ちゃった。
そっか。
バッカだよね。
十代最後の日までずるずる引きずったまんま。
ちゃんとぶつかんないと永久に引きずっちゃうのかも。
(幹雄)変わってんじゃん…。
(健)幹雄。
(幹雄)うん?お前のバイトって日払いできんだよな?
(幹雄)あっ頼めばな。
今日働かせてくんねえかな?
(幹雄)えっ!今日!?いやいきなりは無理だろ。
頼むよ。
ちょっと聞いてみてよ。
(幹雄)何でだよ?金なくて困ってんのよ。
(幹雄)だってお前風邪ひいてんじゃん。
それ無理。
無理だって。
やめとけよ。
幹雄のせいだろ!頼む。
(エリ)ねえ鶴。
(尚)おう。
何?何?つきあってほしいとこあんだけど。
キターッ!
(くしゃみ)
(幹雄)お前さぁたまに妙に優しくなるときあるよな礼に。
そうやってコロコロ態度変えるのって作戦なの?そんなんじゃねえけど。
(幹雄)どっちかにしてやれよ。
たまに優しかったりするのって余計相手傷つけるだろ。
(くしゃみ)ああ…。
(幹雄)もう帰れって。
買いたいもんがあんだよ。
(幹雄)そこまでして何が欲しいの?お前だって50万もする業務用のカメラ買うために必死にバイトしてんじゃん。
な…何で知ってんの?やっべー。
お前何で知ってんだよ?俺まだ誰にも言ってないんだけど。
さあバイトしようほら。
(せき)
(エリ)聞かないの?
(尚)うん?
(エリ)ここで何してるんだって聞かないの?
(尚)そんなのいいの。
俺はこうやって二人でいれればそれでいいの。
(エリ)ごめん。
(尚)何だよ気持ち悪いな。
(エリ)実はさ…。
彼氏待ち伏せしてんだ。
ああ…。
ゲリラ作戦か。
じゃあとりあえずバシッとやるか!いいよ。
そんなことしなくて。
逆にぶっ飛ばされると思うし。
(尚)何言ってんだ。
俺脱いだらすごいぞ!そんなのなバシ!バシ!
(エリ)いいの?向こう空手三段だよ。
(尚)うわっ!危ねぇー。
よくないよそういうの。
(エリ)フフフ…。

(店長)おい!すいません。
(幹雄)すぐ片します!健。
もう帰るぞ。
大丈夫だって。
(幹雄)もう無理だろ。
何のためにこっち戻ってきてると思ってんだよ。
(幹雄)「こっち」ってどっちだよ?過去だよ。
過去!?またもう…。
おい健。
大丈夫か?おい。
健!あー。
(店長)兄ちゃん。
もう無理だって!いや。
全然風邪ひいてないっす。
(店長)悪いけど帰ってもらえる?
(店長)お前送ってってやれ。
(幹雄)はいすいません。
(店長)これ働いてくれた分な。
つくね四姉妹。
はあー。
《何でこんなときに風邪ひいてんだよ》
(礼)ケンゾーそんなに悪いの?
(幹雄)仕事中にぶっ倒れてさ。
えっ?
(幹雄)あいつふだん金ないときは貸してくれって言うのに今日にかぎって働くってきかないんだよ!やめろっつってんのにすげえ無理してんの。
もう寝てるし大丈夫だとは思うんだけど。
うん。
(仁王)やっぱさぁ学生んときみたいにはいかないよ。
(エリ)会えなくても我慢する。
もうわがままも言わないから!
(エリ)それでもダメ?
(仁王)ごめん。
(エリ)嫌だ!別れたくない!
(仁王)今の俺にはもうエリと向き合うだけの気力残ってないんだ。
隊長!ゲリラ作戦失敗であります。
負傷者1名相当なダメージであります!バッカみたい。
バカだなぁわたし!帰ろう。
バカじゃない!お前は全然バカじゃない!大体なお前がバカだったら俺どうなっちゃうんだよお前!な…何だ。
バカじゃなくてスーパーバカか?
(エリ)あー泣きそう。
(エリ)泣いても引かないでよ。
おっおう!もう。
もうこっから…。
もうこっから向こうに行かない。
もう一歩も引かない!大丈夫。
もう分かった。

(尚)ずっと!ずーっとそばにいてやる!ありがと。
よし来い!
(エリ)フフフ。
(尚)さあ来い。
フフフフ。
(泣き声)《礼の誕生日をちゃんと祝ってやったことは一度もなかった。
祝ってもらってるばっかりでおめでとうのひと言も言ったことがない》《過去に戻ってきてもこうしてじっと寝ていることしかできないなんて》《結局俺たち二人の歴史はこんなことの繰り返しだ》
(礼)ありがとケンゾー君
(エリ)失いたくないものがあるときにさ格好悪くても思いきって一歩が踏み出せるかどうかなんだろうね
(多田)自分に一から向き合わないと納得いく答えなんて見つからないですよね
(礼)ごめんなさい。
わたしやっぱりちょっと行ってきます十代のうちにどうしても解いておかなきゃいけない問題があったのに。
今日まで本当の答えを知るのが怖くてずっと逃げてました。
でも思ったんです。
向き合わないまま二十歳になるのは嫌だなってでも今日で最後にします!じゃないと二十代も格好悪いまんまな気がするんです
(多田)それは課題を出してからじゃ遅いんですか?
(多田)このコンペを犠牲にしてでも行く価値のある問題なんですか?勝手なこと言ってるのは分かってます。
でも十代最後の今日きちんと向き合っておかないときっと一生後悔すると思うそうですか。
分かりましたホントにごめんなさいああいいえ。
自分の気持ちに素直であることは決して悪いことではないと思います吉田さんの思うとおり悔いのないようにやってみるのがいちばんです。
もしそこに答えがなかったとしてもまた別の問題を見つければいいんですからはい
(チャイム)ケンゾー。
礼だけど。
薬買ってきたよ。
もう出会って12年とかたつでしょ?いつも近くにいるからなかなか素直に言えないことたくさんあってさ。
わたし…。
わたしケンゾーのことがね。
ケンゾーのことがずっと!・・ケンゾー。
・・・
(留守電アナウンス)「ただいま留守にしています。
恐れ入りますがピッと鳴ったらお名前とご用件をお話しください」・
(男)あっ健?ふざけんなよ。
携帯ずっとつながんないし。

(男)ちょっ代わって。
お前今日の合コン連絡ないってことはちゃんと向かってんだよな?待ってるからな?・
(女)待ってまーす。

(女)絶対来てね。

(せき)
(局員)ちょっと!あんたさ夕方から来てるけどこんな時間まで何してんの?ねえ?すいません。
もう少しだけ待ってもらっていいですか?
(局員)いや。
もう12時だしさ閉めたいんだよね。
もうすぐ礼が…!僕の知り合いが来るんですよ。
どうしても今日の日付の消印を押してもらわないと困るんです。
(局員)いや。
そんなこと言われてもさぁ。
ほら。
ここにも書いてあるでしょ?24時で閉まるって。
ねっ?お願いします!
(局員)ちょっとあの。
土下座されても困るんだよね。
あと10分だけ!あと10分でいいんで待ってください!お願いします!
(礼)「ケンゾーへ。
初めて手紙書きます。
高校でもまたわたしたち一緒だね。
合格発表のとき自分のよりケンゾーの番号のほうが気になりました。
番号を見つけたときは本当にうれしかったです」「口では『何で高校もまた一緒なの?』とか『マネしないでよ』とか言ってるけど会うとなかなか素直になれなくてあんな言い方になっちゃいます。
許してください。
ごめんね」「小学校3年で転校してきたとき消しゴムなくって困ってたわたしに半分くれたの覚えてる?あの日からわたしにとって岩瀬健はケンゾーという特別な人になりました」「出会ったころからずっとそばでケンゾーを見ていました」
(局員)お兄さん。
申し訳ないんだけどこれ以上は待てません。
「野球が好きなのにあんまり足が速くなかったりいっぱい食べるとすぐにおなか壊したりわたしにすぐムキになったりホントは優しいのにそっけないふりをしたり」「ケンカもいっぱいしたし頭にくることもたくさんあったけどケンゾーはわたしにとってずっとずっといちばん大切な人です。
大切なので言わなくていいこともついつい言っちゃいます」「だから本当に言いたかったことがどんどん言いづらくなってしまいました。
ケンゾーと今までどおり話せなくなったら嫌だなって思ったらなかなか言いたいことが言えませんでした」「でも今日言います」「ケンゾーのことがずっと好きでした。
ケンゾーのことが大好きです」
(多田)あっ吉田さん!コンペの委員会に電話したらあしたの朝までに直接持ってくれば受け付けを認めてくれるそうです。
やりませんか?やっぱりあきらめるのもったいないと思うんです。
はい。
はあー。
終わった。
(多田)お疲れさまでした。
はあー。
はい。
ありがとうございます。
あっ。
今日誕生日なんですよね?ああはい。
祝う相手が僕なんかで申し訳ないんですけど。
いいえそんな。
誕生日おめでとうございます。
ありがとうございます。
ああ。
乾杯。
乾杯。
(多田)そういえば問題のほうはどうでした?納得いく答えは出ましたか?答えはありませんでした。
でももうすっきりしました。
ずっと引きずっていたけど今日やっと終わりました。
僕小学校2年のとき空に浮かんでる雲をどうしても捕まえたくて親にねだりにねだって富士山登ったことがあるんです。
富士山に着いて目の前で雲を見て大興奮でした。
リュックからビニール袋をいっぱい取り出して雲を詰め込もうとしたんですがそこでがく然としました。
雲って捕まえられないんだって気づいたんです。
もう座り込んでワンワン泣いたんですよ。
せっかく登ったのに無駄だったって。
でも今思うとそういうことができてよかったなぁって。
ああっ。
ごめんなさい。
あっ。
ごめんなさい。
もしかして泣かせてしまうほど退屈でした?あ…。
違うんです。
えっ?はあー。
ちょっと十代のころのことを思い出しちゃって。
何か格好いいですね。
若いころの桃井かおりかと思いました。
桃井かおりですか?ああ。
これ飲んだら行きましょうか。
会場まで車で1時間もかからないと思うんですけど。
はい。
あっ。
写真撮ってあげますよ。
えっ?二十歳の最初の記念に撮ってあげますよ。
一人じゃ恥ずかしいんで一緒だったら。
えっ?あっ。
僕でいいんですか?はい。
お願いします。
いきますよ。
あっ!?
(シャッター音)・『ハレルヤ・コーラス』
(妖精)タイムスリップする前に話したこと覚えてるか?思い込みの話だ。
お前は彼女のためを思い課題が提出し終わってから祝ってやろうと思ってたわけだが。
それもただの思い込みだったわけだ。
彼女がホントに望んでたことはコンペに受かることじゃなかった。
お互いに相手を思うあまりすれ違ってしまうなんて皮肉なもんだな。
恋愛なんて自分勝手以外の何物でもない。
そう思っても自分本位に行動できないのは相手のことが好きだからなんだろうな。
フフフフ。
やっかいな話だ。
そう気を落とすな。
まだ二人がつきあってしまったわけでもないだろ?チャンスは残されてると思うが。
(健)そうっすかね。
まっ戻るか戻らないかはお前しだいだがな。
フッ。
(指を鳴らす音)《この日礼は多田さんから告白された》《この日を思い出すたび胸に激痛が走る》◆当番組は同時入力のため、誤字脱字が発生する場合があります。
2018/04/16(月) 15:50〜16:47
関西テレビ1
プロポーズ大作戦 #06[再][字][多]

「10代最終日何を卒業しますか」
山下智久 長澤まさみ 藤木直人 榮倉奈々 平岡祐太 三上博史ほか

詳細情報
番組内容
 礼(長澤まさみ)の二十歳の誕生日を祝いたかったと後悔する健(山下智久)。当時は、その時礼と一緒にいたのは多田(藤木直人)だった。健はなんとかタイムスリップに成功したが当日、礼は多田の勧めで、急遽、建築関係のコンペに出品することになった課題の手直しをするため、多田の研究室にこもることになっていた。邪魔をしてはいけないと思う健は、礼に大吉のおみくじを渡すのが精一杯だった。
番組内容2
また健に憎まれ口をたたいてしまう礼。エリ(榮倉奈々)はそんな礼に、素直になって、恋愛にもっと積極的になるようアドバイス。礼は、中学三年のときに一度だけ、好きな相手に手紙を書いたが渡せなかったという話をする。それは健に宛てたもので、礼はその手紙をいまだに持っていた。
 健は、風邪をひいて体調が悪いが、礼へのプレゼントを買うために、日払いのアルバイトをすることに。
番組内容3
しかし熱が下がらず、ついには仕事場で倒れて、自分のアパートで寝込んでしまった。
 それを聞いた礼は、思い切って、健のアパートへ急いだ・・・!
出演者
山下智久 
長澤まさみ
  *  
榮倉奈々 
平岡祐太 
濱田岳
  *  
三上博史
  *  
藤木直人 ほか
原作・脚本
【脚本】
金子茂樹
監督・演出
【プロデュース】
瀧山麻土香
三竿玲子
【演出】
成田岳
音楽
吉川慶
【主題歌】
桑田佳祐

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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